難しい冬のバス釣りは、上手い人に学びましょう!

2018年11月29日

難しい冬のバス釣りは、上手い人に学びましょう!

Photo by anglr.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Bass Fishing Tips For Winter: Expert Interview With Eric Faucett”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:anglr.com”Bass Fishing Tips For Winter: Expert Interview With Eric Faucett”by Eric Faucett November 20, 2018(海外サイトです)

 

いよいよ季節も晩秋というよりは、冬に変わりつつある感じがしてきましたね。

皆さんは釣りに出掛けておりますでしょうか。

この時期になると、ボート釣りをメインにされている方はボート屋さんの営業時間が短縮されてしまうという事情もあり、釣りをする時間が短くてつまらないと思ったり、コスパが悪くなると言いましょうか、そういう意味で納竿される方もいらっしゃるかもしれません。

そしてボートは寒くても逃げ場がないため、寒さが限界だから今年は終了、ということもありますよね。

おかっぱりメインで釣りをされる方はまだまだ釣りをされているなーという印象を受けますが、やはり釣果情報としては減っている感じですよね。

でも、安心してください。

みんなが冬になって釣りを止めるからと言って、自分もオフシーズンにする必要はありません。

実際、私は野尻湖がシーズンオフになると冬の間は琵琶湖に遠征することが多いのですが、夏に遠征する時よりもバイト数は少ないものの、コンディションのいい太ったラージマウスをキャッチすることができています。まあ、特大が釣れたというわけにはいかないのが私らしいところなのですが(笑)

難しいけど、出ればいいバス。というのが、冬のバス釣りのイメージです。これは、冬もバス釣りをされる方の合言葉のようなものです。

冬の釣りが難しい理由の一つは、冬に釣りをする人が減るので、誰かに教えてもらいづらくなったり、情報交換ができなくなることもあると思います。誰かに聞くことができないので、雑誌や動画などのメディアから勉強するということになりますでしょうか。

この記事は、アメリカの釣り用アプリ「ANGLER」のウェブサイトのブログ記事で、トーナメンターであり起業家のエリック・フォーセット氏に冬のバス釣りの考え方を聞いたものです。

彼もまた、冬のバス釣りに魅了されているひとりで、バスに近づくのは簡単ではないかもしれないが、一度理解してしまえば、より大きなバスを釣る方法を予測できると言っています。

ぜひ読んでおきましょう。

 

冬に釣りに行くことをためらわないで

The biggest thing about figuring out how to go after these fish is to just get out there. That’s one thing Faucett wishes someone would have told him when he first started to fish. “I wish someone would have told me to get in the boat with as many people as possible so I could learn faster. Reinventing the wheel is ridiculous, but if you learn from people you can get a jumpstart on your knowledge base.”

His start was a little unconventional. He bought himself a boat, got started in a fishing club, and found himself in a tournament just six short months later. “The way to learn quickly and grow your confidence is to spend lots of time on the water. There’s no substitute for that.”

冬の魚を釣る方法を考えるときに、最も大きな点は、フィールドに出ることです。 これは、フォーセットが釣りを始めたばかりの時に誰かに言われ、彼自身も願うことの1つです。 「誰かが船に乗るならできるだけ多くの人と一緒に行くようにと言われたのですが、それなら早く身に着くと思います。 既にある技術を一から作り出すのは手間がかかり過ぎますが、誰かから学ぶことで、バス釣りの知識をすぐに伸ばすことができます。」

彼のスタートは少し型破りなものでした。 彼はボートを買って、フィッシングクラブからスタートし、6ヶ月後にはトーナメントに出場していました。 「知識を身に着け、自信を深める方法は、水上で多くの時間を費やすことです。 それに代わるものはありません。」

 

釣り人はその日の釣りを終えるとレストランへ行く

In order to even hook onto your favorite fish, you’ve got to figure out where they are in relationship to the main body of water. You’re not necessarily going to find them in the same places that you do during the springtime. Faucett recommends understanding the philosophy of where they are and why. “They’re not in the water because it’s wet. They go to a specific spot because of food and comfort. You have to try to get into the head of the fish.”

“These guys like to head to deeper water in the winter time,” according to Faucett. “The fish follow the bait.” Sounds pretty simple, right? That’s because it is.” Even if it’s just by a few degrees, the fish move to where it’s relatively stable, making it more comfortable for the fish to congregate.

Just like the hungry fisherman that needs to hit up the Taco Bell for Tacos and Quesadillas on his way home from the lake, bass follow the bait fish to wherever they’re going because the bass are hungry. Know where your baitfish go, and you’ll know where your bass have gone. The old adage “find the bait, find the fish” applies here.

“You’ll find large schools of gizzard shad have moved to channel swings and ledges in the winter,” remarks Faucett. Bass are after gizzard shad, threadfin shad, bluegill, crawfish, etc, but even more focused on the shad. “In the wintertime their metabolism slows down and they’re not wanting to run around looking for food, chasing bait. They’ll just sit outside along a big school of shad and eat whenever they’re hungry.”

あなたは魚にフッキングを決めるには、彼らがそのフィールドのどこにいるのかを把握しなければなりません。今は、春に釣りをするのと同じ場所でバスを見つけるつもりはありません。 フォーセットは、彼らがどこにいるのか、その理由を理解することを推奨しています。 「バスは煮え切らないので、水の中にいないと感じます。バスは食べ物と快適さを求めて特定の場所に行きます。あなたは魚の身になって考える必要があります。」

フォーセット氏によると、「彼らは冬の間はよりディープに向かうのが好きです。 バスはベイトフィッシュを追っているとよく聞きます。私もそうだと思います。たとえ水温が数度しかないとしても、魚は比較的安定した場所に移動し、より快適なところに魚が集まります。」

釣り人が釣りを終えて湖から帰る時、空腹な釣り人がラーメン屋を探すのと同じように、バスが空腹になると、ベイトフィッシュを追うのです。あなたはベイトフィッシュがどこにいるのかを知っていれば、バスがどこにいるのかも知ることができます。古い格言である「餌あるところに、魚あり」とはこういうことです。

「ギザードシャッドの大規模な群れが冬にチャンネルの曲がり角や棚に移動しているのが分かると思います。」とフォーセット氏は言います。バスはギザードシャッド、スレッドフィンシャッド、ブルーギル、ザリガニなどを追いますが、注目すべきはシャッド(ベイトフィッシュ)です。 「冬になると代謝が減速し、食べ物を探し回って餌を追いかけたくなくなります。彼らはただ大きな群れの外側に付き、空腹になったらいつでも食べるといった具合です。」

 

冬バスの居場所

Most fisherman make the mistake of remaining on the bank and fishing shallows in the wintertime. They’ll find some fish in the shallows, but not as many, so they won’t be as productive. Get yourself out there and work the water.

Faucett starts at the mouth of a feeder creek and looks for channel swings on points. He works his way in from the main mouth of the creek all the way to the rear of the creek, figuring out where the fish are congregating.

“Bass are always on the defensive. In my opinion, they’re the smartest fish on the lake.” The lateral line on their body can be used to detect bait or danger. Their senses are very strong, and they’re always trying to find something that they can rely on for safety. So they’ll be hanging out where they feel protected. “Specifically, I’m looking for brush piles, rocks, dock pilings, and anything that’s irregular in the water I’m fishing in. Even a barrel or tree that’s underwater.”

During the winter months, you’ll be looking toward the deeper than average depths, somewhere between 20 and 60 feet. “I start my search using down scan and structure scan on my Humminbird to locate schools of bait.”

多くのアングラーは、冬にバンクやシャローに残るバスを釣るという間違いをします。彼らはシャローでいくつかの魚を見つけることはできますが、それほど多くはないので、生産的ではありません。移動して、沖へ向かってください。

フォーセットは支流のクリークの入り口から始め、チャンネルが曲がったところの岬を探します。彼はクリークのメインの入り口からクリークの奥まで進み、魚が集まっている場所を見つけ出します。

「バスは常に守備的です。私の意見では、彼らは湖の中で一番賢い魚です。 体の側線は餌や危険を検出するために使います。彼らの感覚は非常に鋭く、常に安全を確保できる頼れる何かを見つけようとしています。ですので、彼らは守られていると感じるところに集まるのでしょう。 具体的には、オダ、岩石、桟橋の杭、釣りをしているところのある不規則なものを探しています。水中の酒樽や木さえも探しています。」

冬の間は、6m〜18mといった範囲内で平均よりも深い方に向かっています。 「私はベイトの群れを見つけるため、ハミンバードのダウンスキャンとストラクチャースキャンを使用しています。」

 

冬のバス釣りに使うルアー

Faucett uses an Alabama rig as much as he can with 1/8th to 1/4 ounce ball head jigs to get in deep. With the five lines and baits, it can successfully emulate a school of shad swimming around. Specifically, he uses a Yumbrella Flash Mob Jr rig because he’s had great success with it. He rigs it with 20# fluorocarbon instead of heavier braid because in clearer water, the fish aren’t able to see it as well. He typically uses eighth ounce ball head jigs paired 3” to 3 ½” swimbaits.

A lot of people may be intimidated by the large bulky Alabama rig at first. “The biggest tip in the world is to just throw it, and throw it, and throw it. Don’t put it down. “When I first started throwing it, I used it for three months and never caught a fish with it. Everyone else was cracking fish all over, and I thought I was dumb,” Faucett laughs.

He tries as hard as he can to get it stuck on the bottom, catching every piece of trash he can down there. You’ll go through a brush pile or a pile of rocks on the bottom, and there’ll be a fish hugging really closely. “Sometimes if you snag something and pop it loose, the fish will react to that and eat it.”

“I don’t think it’s more difficult to catch fish in the winter time. I think it’s harder in our head because those conditions are hard on us: we’re cold, we’re miserable, we don’t like it.” The fish are a little more lethargic, so it’s not as easy to get them to bite, but once you figure out where they are and what they want, the Alabama rig makes it easier to get them to bite.

If you use light wire hooks, they make extricating yourself from a snag easy. “If they get stuck on a rock or stump I could just easily pull hard until they bend, and I can get my rig back.” There’s no need to use a heavy hook set. Faucett recommends just leaning into it a bit.

He makes use of a 7”6’ heavy-action football jig rod, liking the way it handles the bait and action.

Once you find them, you’ll understand why they wound up where they did. For instance, you may find the fish were relating to a specific piece of cover because maybe a cold front was coming in and the cover and wind was causing the bait to position in a certain way, making it easy for the bass to ambush the bait as the wind comes over the point. Faucett sums it up. “Every day the conditions change somehow or another, so just having the mindset that you need to go out and calculate your casts is important.”

フォーセットはディープで1/8〜1/4オンスのラウンドジグヘッドをつけたアラバマリグを使用しています。 5本のワイヤーとワームにより、うまくシャッドの群れを模倣することができます。具体的には、Yumbrella Flash Mob Jrリグを使用しています。彼は太いPEラインではなく、フロロの20ポンドを使います。なぜなら、よりクリアウォーター下では、魚はそのラインを見ることができないからです。彼は通常、1/8オンスのボールヘッドジグに3から3.5インチのスイムベイトを組み合わせて使用​​します。

多くの方は最初にこの大きなアラバマリグに尻込みするかもしれません。 「このリグの世界最大のヒントは、これを投げて投げて投げまくることです。やめないでください。 私が最初にこれを投げ始めたとき、3ヶ月間使っても、魚をキャッチすることはありませんでした。他の誰もが魚を釣っているのに、私はバカバカしくなりました。」とフォーセットは笑います。

彼はボトムすれすれを通そうと試みます。ボトムにあるゴミも付いてきてしまうほど、できるだけ頑張ります。ボトムのオダや岩を通すのは、本当にタイトにつく魚がいるためです。 「時には何かに引っかかって急に外れた時に、魚はそれに反応して食べてきたりもします。」

「私は冬に魚を釣るのが難しいとは思っていません。厳しい環境に身を置くので、頭の中でより難しいと思い込んでしまうのだと思います。「寒い…、悲惨だ…、こんなのは嫌だ…」という風に。魚は確かに低活性ですので、バイトを得るのは簡単ではありませんが、一度バスがどこにいて、何を望んでいるのかが分かれば、アラバマリグはよりバイトを簡単に得ることができます。

細軸フックを使うことで、根掛かりから簡単に回収することができます。 「もし岩やスタンプに根掛かってしまったら、フックを曲がるまで引っ張ることで簡単にリグを回収することができます」ヘビーフックを使う必要はありません。 フォーセットはフックを少しだけ内側に曲げておくことを推奨します。

彼はルアーのいいアクションを出すため、7 “6"のヘビーアクションのフットボールジグロッドを利用しています。

一度バスを見つければ、彼らがなぜここにいるのかについて理解するでしょう。例えば、寒冷前線が入ってきたことでカバーに入っていた、そして風とカバーの関係がベイトをある一定の位置に追いやったということがわかります。そして、岬に風が吹き付けることで、バスが餌を待ち伏せするのが容易になります。

フォーセットはこの記事を要約すると 「毎日の条件はなにかと変わるということ、そしてもうひとつ。釣りに出掛けてキャストをするという心構えが重要です。」


 

いかがでしょう。冬のバス釣り。

ここでは、アラバマリグをおすすめしていましたね。

確かにアラバマリグは冬のルアーのイメージがあり私も大好きでよく投げていますが、好き嫌いのあるリグであることも理解しています。ここは自分の好きな、信じられるルアーを投げるということが大事だということで良いと思います。

それよりも何よりも大事なこと、それはやはり、釣りに行くということでしたね(笑)

上級者の方でもきっと、いえ当然、冬の寒さは堪えるはずですが、それでも行くということですから、納得ですよね。

環境はどんどん厳しくなっていく一方ですが、「今年は冬に釣ってやる!」という目標のある方は寒さ対策をして、冬の釣りに挑戦してください。

私も今年の冬もいいバスを釣りに行こうと思います。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!