ボトム別、バスの釣り方

ボトム別、バスの釣り方

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”5 Types Of Bottom Composition And How To Fish Them”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com”5 Types Of Bottom Composition And How To Fish Them”(海外サイトです)

 

バスがカバーやストラクチャーに依存する魚であることは、バス釣りを始めたころにはすでに知ることになる最大の特徴のひとつで、どんなバス釣りの本を読んでも書いてあります。

その大前提をもとに、カバーやストラクチャー別の釣り方があったり、季節ごとの釣り方があったり、ルアーごとの釣り方があったり、ということで入門書や攻略本などの記事がまとめられていきますよね。

しかし意外と、特定のボトムの質による特徴だとか、それが与えるバスの行動や釣り方についてはまとめられていないような気がします。

ボトム別、という切り口でバスのことを考えたら、何か新しいことが見えてくるかもしれませんね…

この記事は、特定の5つのボトムについて短くまとめられています。どんな内容か、早速読んでみましょう。

 

1.岩

When Are Bass There?
Rocks are attractive to bass throughout the year, but they are absolutely critical in the pre-spawn. Rocks hold heat early and harbor crayfish, which are two necessities for pre-spawn bass as they feed up in the early season.

Where To Look?
Rocks abound in many natural lakes, reservoirs and rivers. Rip rap and chunk rock is usually found on the bank, and rocks are also found on offshore structure like river ledges, humps, and points.

How To Fish?
The best bets for rocks are anything that imitates a crayfish. Slow moving baits like football jigs, Carolina rigged worms, and tubes are great choices, as are moving baits like square bills and chatterbaits.

バスはいつそこにいますか?
岩は一年を通してバスにとって魅力的なものですが、特にプリスポーン時期に重要です。 岩は熱とザリガニを早期から保ち、そしてそれはプリスポーンのバスが餌をとるのに上がるための必要な2つの必需品です。

どこで見られますか?
多くのナチュラルレイク、リザーバー、川には岩がたくさんあります。 リップラップとチャンクロック(崩れ岩)は通常バンクにあり、岩は川棚(急なリバーチャンネル)、ハンプ、岬などの沖のストラクチャーにも見られます。

どう釣るか?
岩のための最良の策は、ザリガニを模倣するものです。 フットボールジグ、キャロライナリグ、チューブなどのゆっくり動くルアーは、スクエアビルクランクやチャターベイトのようなルアーと同じように、優れた選択肢です。

 

2.砂地

When Are Bass There?
Sand is one of the most overlooked substrates found in most places, as anglers assume its lack of hiding spots prevents bass from using it. The reality though is that bass absolutely use sand, particularly in the fall. On river systems, huge schools of smallmouth cruise sand drops waiting to ambush schools of shad.

Where To Look?
On river systems, current creates sand drops that offer excellent places for bass looking to hide out of the current. Look for sand drops at the bottom ends of running sloughs, along main-channel islands, and behind wing dams. Aerial photography websites like google earth are great for finding sand drops, as they are often easily viewable.

How To Fish?
The best bets for fishing sand are shad imitating baits that can be fished fast, like lipless crankbaits, soft jerkbaits, and walk-the-dog topwaters.

バスはいつそこにいますか?
砂は、ほとんどの場所で最も見過ごされているボトムの1つです。釣り人は、隠れる場所がないため、バスはいないと想定しています。 現実には、特に秋にはバスが絶対的に砂を使用するということです。 河川の水系では、大きなスモールマウスの群れが、砂のブレイクでシャッドの群れがやってくるのを待ち伏せしています。

どこで見られますか?
川の水系では、流れによって砂のブレイクが作られ、流れの無いところでバスが隠れるための優れた場所を提供します。 泥底の終わり、メインチャンネルの島まわり、そして突堤の裏側で砂のブレイクが見られます。グーグルアースなどの航空写真のウェブサイトは、砂のブレイクを見やすく、見つけるのに最適です。

どう釣るか?
砂地で釣るための最良の策は、ベイトフィッシュを模したバイブレーション、ソフトジャークベイト、トップウォーターをドッグウォークさせるような、速い釣りができるものです。

 

3.泥底

When Are Bass There?
In shallow, weedy lakes, muck is one of the first things bass pull up onto when the water starts to warm in the spring. Muck is dark in color, so it absorbs the sun’s rays and heats the water. Early season bass roam shallow, mucky areas looking for easy meals of bluegill.

Where To Look?
Muck bottom is most commonly found in the backs of pockets, in shallow bays, and around marshy wetland drains. Muck is particularly effective in lowland reservoirs and tidal fisheries.

How To Fish?
Since bass using mucky areas are generally feeding on bluegill, presentations like swimming jigs, and Texas rigged plastics are excellent choices.

バスはいつそこにいますか?
浅くウィードのある湖では、春に水温が上がりだすとバスが引きつけられる最初の物質のひとつです。 泥は色が暗いので、太陽の光線を吸収して水をあたためます。 シーズン初期のバスは、ブルーギルのような簡単な食事を探して、浅い泥底のエリアを回遊します。

どこで見られますか?
泥のボトムは、小さなワンドの奥、浅いワンド、ぬかるんだ流れ出しの周辺で最も一般的に見られます。 泥底は、低地のリザーバーやタイダル(潮の満ち引きの影響を受ける)フィールドで特に有効です。

どう釣るか?
泥底にいるバスは一般的にブルーギルを餌にしているので、スイミングジグのようなプレゼンテーションやテキサスリグが優れた選択肢です。

 

4.砂利

When Are Bass There?
When bass start spawning, gravel is one of the most common substrates they choose to fan out their nests on. Gravel offers a hard but easily malleable bottom with plenty of surface area for their eggs to rest without being exposed to predators.

Where To Look?
Gravel can be found almost anywhere on a lake, but bass often look for gravel in protected areas like marinas, main-lake pockets, and on shallow weedy flats.

How To Fish?
When bed fishing, there’s not much more effective than a classic Texas rigged worm. Other good bets on gravel include search baits like spinnerbaits, jerkbaits, and swimbaits.

バスはいつそこにいますか?
バスのスポーニングが始まるころ、砂利は彼らがネストを作るのに選ぶ最も一般的なボトムの1つです。砂利は、卵が捕食者にさらされづらくするための表面積が多く、簡単には食べられづらい硬いボトムだからです。

どこで見られますか?
砂利は湖のほぼどこでも見つけることができますが、バスは大抵マリーナ、メインレイクの小さなワンド、ウィードのあるシャローフラットなどの保護されたエリアで砂利を探します。

どう釣るか?
ベッドを釣つるなら、テキサスリグなどはあまり効果的ではありません。 砂利の他の良い選択肢としては、スピナーベイト、ジャークベイト、スイムベイトのようなサーチベイトなどでしょう。

 

5.シェルベッド(貝の多い場所・貝捨て場・貝塚)

When Are Bass There?
You’ll often hear anglers on the famed Tennessee River reservoirs talk about the big stringers of bass they pull from offshore shell beds in the summer. Shell beds offer a rough bottom that attracts numbers of bottom fish like sculpin and darters. Mussels also thrive in places that feature current, which bass relate to when waiting for schools of pelagic shad to swim by.

Where To Look?
Shell beds are most commonly found in or near the old river channel in reservoirs, and on bars and humps near current. Shells are often visible with todays high-powered electronics, but another good way to find them is to drag a heavy Carolina rig through an area, and feel for the tell-tale bumps that occur as the weight rolls over the shells.

How To Fish?
Classic ledge fishing presentations like crankbaits, swimbaits, football jigs, and Carolina rigged worms are ideal for pulling offshore bass from shell beds.

バスはいつそこにいますか?
テネシー川にある有名なリザーバーの釣り人は、夏に沖のシェルベッドから大型のバスを釣ってきたと語ることがよくあります。 シェルベッドは、カジカやハゼのような底の魚の数を引き付ける粗いボトムです。 二枚貝はまた、流れのあるような場所で育ち、バスもそこで回遊するベイトフィッシュが泳いでくるのを待っています。

どこで見られますか?
シェルベッドは、リザーバーの古いリバーチャンネルの中、または近くで、そして流れの近くにあるバー(水中岬やサンドバーのようなもの)やハンプによく見られます。 シェルは今日のような高性能な魚探であれば見えますが、それを見つけるもう一つの良い方法は、ヘビーキャロライナリグをそのエリアでズル引きし、シンカーがシェルの上を転がるときに起こるガタガタを感じとることです。

どう釣るか?
クランクベイト、スイムベイト、フットボールジグ、キャロライナリグなどの昔からある岩棚を釣るようなプレゼンテーションは、シェルベッドから沖のバスを引き出すのに理想的です。


 

いかがでしょうか。

最後のシェルベッドというのはあまり聞きなれないボトムだと思います。

直訳すると貝がぎっしりといっぱいいる場所ということになりますが、貝捨て場や、貝の化石が露出したような貝塚など死んだ貝の集まりも含まれているのかもしれません。

または、ソフトボトムの中に突然出現するような、細かいギザギザの岩盤地帯なども、まるで貝がたくさんいるかのように感じ取れるということで、シェルベッドと例えているのかもしれません。本文からはどちらとも取れるような表現でしたので、くみ取れませんでした。あやふやなまま載せてしまい、申し訳ございません。

 

しかしどうでしょう、普通のバス釣り記事からは、例えば春はワンド、夏は水通しのいい場所、秋はベイトフィッシュ、冬は水が動かない場所というような情報が主になると思いますが、この記事で言うと、岩や泥や砂利は春、シェルベッドは夏、砂地は秋というように、逆向きに季節の釣り方を考えることができますね。

また、なぜそこにバスがいるか、とか、どんなベイトがいるから、ということも簡潔に書かれているので、使うべきルアーのタイプもイメージしやすいです。

こういうことを覚えて、また新しい季節の釣り方をより深く理解して、釣った1本の価値を高めることがバス釣りの楽しみ方のひとつかと思います。

年間を通してバスを追いかけるためのヒントのひとつになれば幸いです!

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!