大ピンチ!?フォールターンオーバーでのバス釣り!

2016年11月1日

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こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより”Time to Turnover for Fall Bass”という記事を引用してご紹介いたします!

引用先:outdoorlife.com”Time to Turnover for Fall Bass”BY BOB GWIZDZ  OCTOBER 16, 2010(海外サイトです)

秋は春や夏にくらべて、バスを釣りにくい季節。その原因の一つが「フォールターンオーバー」といわれるもの。まずはフォールターンオーバーを簡単におさらいしましょう。

フォールターンオーバーとは

フォールターンオーバーは直訳すると「秋にひっくり返る」という意味ですね。ではいったい何がひっくり返るかというと、水がひっくり返るんですね。

水がどうひっくり返るかというと・・・

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夏までの湖。比重の重い冷たい水は下の方にあるため、深くなるにつれて水温が低くなっていきますよね。そして深い底には生物の死骸や落ち葉や枝などの腐ったものが沈殿しているのが普通。

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秋になるとそれまで上がっていた水温が気温の低下などで表層から下がり始める、すると冷やされた表水面の水が沈もうとして、湖全体をかきまわしてしまうんですね。

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これが水のひっくり返ったフォールターンオーバー状態です。

低酸素状態と濁りでバスが低活性になってしまうっていうのがフォールターンオーバーの嫌なところ…。

比重だとか低酸素状態だとか、ちょっと難しい言葉が出てくるのでもっと簡単に言うと、自分がバスだとして、自分の部屋のカーペットを誰かがバタン!とひっくり返してしまって、部屋じゅうひどいホコリだらけでモクモク!みたいな状態。

こんなホコリだらけじゃご飯を食べる気がしないよ…ってなりますよね、でも…お腹がすいて我慢できない…そんなときはどうするか?

  1. 空気が流れているところを探してそこで食べる
  2. 窓を開けて、空気のいい窓際で食べる
  3. 傘をさしてホコリをガードしながら食べる
  4. 上の方のホコリがまだマシな場所で食べる

こんな感じで対処すると思うんですよね。これはバスについても同じような感じで、

  1. チャンネルラインで食べる
  2. 流れ込みで食べる
  3. カバーの中で食べる
  4. 表層で食べる

それぞれこんな風に当てはめて考えることができると思うんです。

全ての湖や池でフォールターンオーバーが起きるという訳ではないのですが、もしターンしてるなんて情報を耳にしたらこういうことだと思い出してみて下さい。

それではアメリカのトッププロ4人に聞いた、それぞれのホームレイクでのターンオーバー対策を見てみましょう!

アメリカトッププロ4人のフォールターンオーバー対策

チャンネルラインのカーブでチューブを引く

For Michigan pro Kim Stricker, the best smallmouth fishing of the year takes place in the late fall. “When the water gets real cold and I’m talking surface temperatures in the upper forties‚ it’s prime time for giant smallmouths," Stricker says.
The approach: Stricker prefers to fish steep breaks such as channel turns, especially if they’ve got rocks or wood associated with them.
Tackle choice: A Shubert’s Right Bite tube (cinnamon green or watermelon with purple and gold flake) teamed with a 3/8-ounce rattling jighead is Stricker’s killer bait.
Professional secret: The trick here is to leave the bait in place for as long as possible and move it so slowly that it barely moves. “Let it sit," says Stricker. “Crayfish aren’t all that active when the water starts chilling. Bass don’t expect to see them scurrying along the bottom and consequently won’t be inclined to chase a fast-moving tube."

ミシガン州のプロ、キム・ストリッカーにとってその年最高のスモールマウスバスフィッシングは、秋の後半に起こります。「水が本当に冷たくなり、表水温が4℃台になってきたとき、巨大なスモールマウスバスのプライムタイムだ」ストリッカーは言います。

アプローチ:ストリッカーは、チャンネルの曲がり角のような急角度のブレイクに岩や木が関連しているところで釣りをするのを特に好みます。

タックル:チューブワーム(シナモングリーン、ウォーターメロン/パープル&ゴールドフレーク)と3/8オンスのラトル入りジグヘッドの組み合わせがストリッカーの必殺ベイトです。

シークレット:ここでのトリックはできるだけ長くその場所で餌を残したいので、ゆっくりとそれがかろうじて動かすこと、移動させることです。 「まあ座ろうか」とストリッカー氏は述べています。 「水が冷え始めるとき、ザリガニはそんなに活発でありません。バスは彼らが底に沿って急いでいるのを見るとは思っていないので、動きの速いチューブを追う傾向がありません。」

ウィードラインでの鉄板バイブレーション

One of TV host Mark Zona’s favorite fall patterns begins after a hard frost. When the water temperature approaches 50, Zona likes to get out past the last line of green grass he can find and work a blade bait along the bottom.
The approach: “Don’t overwork the blade bait," Zona advises. “It’s not a jigging spoon. It’s more like a plastic worm. Pump it, reel it, pump it, reel it."
Tackle choice: Zona favors a medium-heavy 7-foot All-Star Rod with a bait-casting reel and 20-pound-test Gamma fluorocarbon line. He fishes a large Silver Buddy blade bait along any changes in the weed line such as inside turns, which is where baitfish congregate.
professional secret: Don’t rear back and set the hook the way you might when fishing a Texas-rigged plastic worm. “You don’t want to swing on the bait when you feel a take," Zona says. “Just load up and start reeling."

テレビ司会者、マーク・ゾナの大好きな秋パターンの1つは、厳しい霜の後始まります。
水温が10℃に近づくとき、彼が見つけることができる緑のウィードエッジの線アウトサイドに出て、底に沿って鉄板バイブを通すのが、ゾナは好きです。

アプローチ:「鉄板バイブを過度に働かせないでください」と、ゾナは忠告します。
「それは、メタルジグのジギングでありません。よりプラスチック・ワームのようにです。それをポンピングし、巻き取って、それをポンピングし、巻き取ってください。」

タックル:7フィートのミディアムヘビークラスロッドにベイトリールにフロロ20ポンド。彼はベイトフィッシュが集まるような場所であればウィードのインサイド側へ投げた時のような変化でも鉄板バイブを沿わせ、釣ります。

シークレット:後ろの穴を使わないでください。そして、テキサスリグでワームを使っている時にするような方法でフッキングを行ってください。「バイトを感じた時、空振りしないためです」ゾナは言います。「重みが乗ったら、リーリングを始めること」

魚を見つけるまで動き続けること

Frank Campbell can cast lures with the best of them, but when he’s fishing a big body of water, he often trolls crankbaits to home in on the best spots. “Once you’ve got on a pretty good bunch of fish you can cast and wind, but trolling is the best way to locate bass quickly after a turn-over, says the Buffalo, N.Y., fishing guide. (716-523-0013)

The approach: Campbell trolls short-bodied, deep-diving crankbaits about 200 feet behind his boat in 20 to 30 feet of water.

Tackle choice: A 7-foot medium-action All-Star rod and matching Shakespeare spinning reel with 8-pound-test Shakespeare Supreme Super Tough line. Campbell adds a barrel swivel and short length of fluorocarbon line. The Bomber 5A and 6A crankbaits he favors cover depths of 5 to 12 feet.

Professional secret: If Campbell doesn’t catch bass in the mid-depth waters where smallmouths tend to suspend in fall, he’ll often add weight to the line ahead of the swivel or simply switch to a crankbait that dives deeper, adjusting the depths his lures run incrementally.

フランク・キャンベルは、なかでも最高のルアーを投げることができますが、大きなボディウォーターを釣るときは最高のポイントを探し出すためにしばしばクランクベイトのドラッギングをします。「あなたはかなりの数のキャスト&リトリーブをこなすことができますが、ドラッギングはターンオーバーの後すぐにバスを見つけるための最善の方法になると、ニューヨークのフィッシングガイド・バッファローは言っています。

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アプローチ:水深6mから9mの場所でボートの後方約60mへ、ショートボディのディープクランクをドラッギングします。

タックル:7フィートのミディアムアクションロッドにスピニングにシェイクスピア シュプリームスーパータフライン(ナイロン?)8ポンドラインとのマッチング。そこにスイベルをかまし、フロロラインを短く追加します。ボーマーのクランクベイト5Aと6Aで水深1.5mから3.6mをカバーできます。

シークレット:秋の中層にサスペンドするスモールマウスバスをキャッチできていない場合、彼は多くの場合スイベルの前にシンカーを付けるか、単純に深く潜るものに替えます。そうしてルアーのレンジを調節します。

トップウォーターをあまりに早くあきらめないこと

Veteran bass pro Kevin VanDam is a noted power fisherman who is convinced that the same approach he uses throughout the season can pay big dividends in the fall.
“It’s amazing to me how long bass will stay shallow," notes the Michigan angler. “Lakes that have a lot of flats extending out from their shorelines will have fish shallow until they freeze over."
The approach: VanDam recommends staying out from the offshore edges of flats and burning a spinnerbait across them.
Tackle choice: A 6-foot 10-inch Quantum KVD spinnerbait rod paired with a Quantum Burner (with a 7:1 retrieve ratio) bait-casting reel and 20-pound-test line. VanDam uses a 1/2-ounce Strike King spinnerbait with two No. 4 willowleaf blades.
Professional secret: “I like the windy side of the lake with flats from two to five feet falling off into six to 10 feet‚ the first drop-off away from the bank," says VanDam. “Speed is critical. Burn it back and just when it’s going over the drop, stall it‚ just change the rotation of the blades for a second. The bass will knock the rod out of your hand."

ベテランバスプロのケビン・バンダムは、シーズンを通して使うルアーが秋にも大きな見返りがあることを確信している偉大なパワーフィッシャーマンです。「バスがずっとシャローに残っているのは私も驚くほどだよ」ミシガン州のアングラーは注意します。「湖岸線外へ広がるフラットが多い湖では、湖が凍ってしまうまで、彼らはシャローに残るのです」

アプローチ:フラットの沖合に位置取り、フラットの落ち込みでのスピナーベイトのバジングをケビン・バンダムは勧めます。

タックル:6フィート10インチスピナーベイトロッドにギア比7.3:1のベイトリールにフロロ20ポンドライン。ストライクキング1/2ozのスピナーベイト、ブレードはウィローリーフの#4

シークレット:「ウィンディーサイドのフラットエリアで水深60㎝から1.5mが1.8mから3.5mに落ち込む、岸からのファーストブレイクが好きです」バンダムは言います。「スピードは重要です。バスがスピナーベイトの後ろや下に着いたと感じたらバジングさせたり、緩めてみたり、ちょっとブレードの回転を変化させてください。バスがあなたの手にしているロッドをガツーンと叩くでしょう」

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フォールターンオーバーがみんなを苦しめているのは世界中どこも一緒なんですね(笑)

それなら解決方法も一緒だと思いますので、こういったプロのやり方を参考にするのは良いことでしょう。

記事を読んだ感じですと、だいたい、すごくゆっくり待つか、逆に動かし続ける・早く動かすっていうのがパターンのようです。

スモールマウスバスが例に挙がってはいますが、これはラージマウスバスにも共通して言えることだと思いますので、みなさんのホームレイクではどんな感じなのか、試してみたり挑戦したり確認してみてはいかがでしょうか。

それじゃあ今日はこの辺で!