バス釣り初心者向き:バスの生態を知ること

2018年11月23日

バス釣り初心者向き:バスの生態を知ること

 

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Understanding Bass Behavior”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:anglr.com”Understanding Bass Behavior”By Jonathan Dietz(海外サイトです)

 

バス釣りって、難しいですよね。

私がバス釣りを始めたのはもうだいぶ前なのですが、バス釣り初心者の方々にこれまで多くの経験を重ねてきた私から言わせていただくと、バス釣りは、今でも難しいです(笑)

バス釣りの難しい部分は、大きく分けて3つに分かれると思います。

  • バスそのものの生態を知ること。
  • ルアーを含めた正しいタックルを使うこと。
  • キャストからランディングまでの技術の習得。

長い目で見ればバスフィッシングが発祥した時代から大した変化は起きていないのですが、実はこれらはすべて、時代とともに変化しています。細かい目で見ると、時代とともに魚は多くの釣り人のプレッシャーにさらされ、タックルはより扱いやすく細分化され、それに伴った新しい技術や製品も生まれています。

釣り人がこれらに対応しようとすると、バスフィッシングはいつまでたっても完成されることはないと言えると思います。

これが、バス釣りがいつまでたっても難しいと言える原因であり、いつまでたっても楽しめる原因であると思います。

この記事は、アメリカの釣り専用アプリ「ANGLER」のブログ記事で、FLWやBFLのトーナメンターであるジョナサン・ディーツ氏が、初心者向けにバスの生態について書いて共有してくれたものです。

バスの生態は時代とともにフィッシングプレッシャーを受けるようになったと書きましたが、もっと細かい目で見ると、1日ごとに違う動きをすることもあるでしょうし、分刻みで変わることもあるでしょうし、その瞬間瞬間で行動が変わる気まぐれな部分も持ちわせる生き物です。

一見、何の理由もなく釣れないと思う日もありますが、バスが釣れる、釣れないには必ず理由があり、それにはまずバスの行動、生態について理解する必要があります。

ぜひこの記事を読んで、バスの生態を理解していってください。

 

気候がバスに与える影響

The first thing to understand is that bass are a warm water species, so in layman’s terms, they prefer warmer water. The term warm can be a relative term however, during different times of the year the fish are going to relate to different temperatures. This means in the spring, fall, and even the winter, the fish will be hunting warmer water.

Whereas in the summer, the fish will be looking for cooler water. The reason behind this being, when the water gets too hot, it isn’t able to hold enough oxygen for fish to survive. Thus, a thermocline is born… we’ll save talking about that for a later date!

Overall, this is why fishermen love the spring and fall seasons the most, because the bass come up shallow chasing that warmer water and this makes them easier to catch.

Now, let’s talk about weather changes. The only really good weather change is a warm one, this will help get the fish’s metabolisms going faster, making them eat more. On cooling trends, it tends to put the fish into what we call “a bad mood”. This cooler water slows their metabolisms down and yes, it makes our jobs as anglers a lot harder. There are ways to overcome this though.

最初に理解するべきことは、バスは温水性の生き物なので、簡単に言えば、彼らは暖かい水を好みます。暖かいという言葉は季節によって異なる相対的な言葉になります。つまり、春と秋、そして冬もまた、バスは暖かい水を探しているということになります。

一方、夏は、魚はより冷たい水を探しています。この理由としては、水が温まりすぎると、魚が生きるために十分な酸素を保持することができないからです。したがって、サーモクラインというものがあるのですが、これはまた別の機会に。

ざっくり言えば、バスは温かい水の方がシャローにいて釣りやすいというのが、アングラーが春と秋という季節が最も好きだという理由になります。

では、気候の変化についてお話しましょう。やはり良い気候の変化といえば暖かくなるときです。これは魚の代謝がより速く進み、より食欲を増加させるのに役立ちます。冷えていく傾向は、魚の気分が悪くなっていく傾向があります。冷たい水は代謝を低下させ、釣り人としてやりたいことをより困難にします。しかし、これを克服する方法はあります。

 

バスの本能を有効活用する

Let’s say you roll up to your favorite lake and the fish are not cooperating, meaning you couldn’t buy a bite. What do you do? You either slow down and go smaller, or you go bigger and go for that reaction bite. Fish have built in instincts to eat something that is wounded, that’s how they are wired. That’s why jerkbaits are one of the most effective baits on the market, and the same reason you seem to always catch a fish after your crankbait bounces off of a rock. That erratic movement triggers those fish, whereas if it came past them at a steady pace, they probably wouldn’t even move an inch towards it. When it makes that erratic movement, it triggers their primal instinct to jump all over that easy meal.

Now, the other option is to downsize and finesse those finicky bass. A smaller, slow moving bait can be just the ticket into getting those fish to eat. That smaller bait is an easier meal, it’s crawling across the bottom or moving so slow that they have a ton of time to think about it. So, next time you hit a tough bite, keep these tips and ideas in mind and you just might be surprised.

あなたはお気に入りの湖に行って釣りをしてみましたが、どうも魚が協力してくれないとしましょう。つまり、あなたはバイトを得ることができませんでした。どうしたらいいのでしょうか?スローダウンしてルアーを小さくしたり、逆に大きくしたり、またはリアクションバイトを狙ってみます。バスは、本能的に負傷したものを食べるようにできています。そのため、ジャークベイトは市場で最も効果的なルア―のひとつになります。クランクベイトが岩に当たって跳ね返るといったことも、魚をキャッチすることにつながる同じ理由になります。その不規則な動きがバスにバイトさせるきっかけとなり、安定したペースで通り過ぎようとしても、ルアーに向かって見向きもしません。不規則な動きをしたとき、本能がそのルアーを簡単な食事と思い、カッとなって行動します。

もう一つの選択肢は、ナイーブになってしまったバスに対してルアーを小型化してだましてみることです。より小さく、ゆっくり動くルアーは、まさにそれらの魚が食べるための対象となります。小さなルアーはより簡単な食事であり、それがボトムを這ってゆっくりと動いていると、それについて考える時間を与えられます。では、次のときにバイトがないなと思った場合は、これらのヒントやアイデアを頭に入れておいてください。何かが起きるかもしれません。

 

バスは何を食べるのか

This can be an easy question and it can be a difficult one, it all depends on the mood of the bass. However, finding out the forage in the lake can be relatively easy, and that will make finding out what to throw that much easier.

First, with very few exceptions, all lakes have crayfish, everywhere you go in the country bass are going to eat crayfish. This is why jigs perform so well anywhere and everywhere. This goes the same with bluegill, most everywhere you find bass, there will be some species of brim or Bluegill.

You also really need to consider, are their some type of shad or other baitfish in this body of water? If you are pond fishing, don’t bother with shad. All you need to worry about is the bluegill, that is the primary forage in most ponds.

That being said, bass will eat almost anything they can get in their mouths. I have witnessed bass eating small squirrels, chipmunks, snakes, birds, other bass, mice, frogs, etc. They are opportunistic, predatory feeders and will take a shot at anything that they can fit into their mouth, and sometimes even what they can’t get it into their mouth.

Now it may sound like we’re simply referring to largemouth bass, but we’re not. Smallmouth bass share very similar if not identical eating behavior as largemouth.

この質問に対する答えは簡単かもしれませんし、難しいものかもしれません。それはすべてバスの気分に左右されるためです。しかし、湖にいるエサを見つけることは比較的容易であり、それは何を投げるべきかについての考え方を簡単にすることに繋がります。

まず、わずかな例外を除いて、すべての湖にはザリガニがいるはずです。どこの国に行ったとしても、バスはザリガニを食べます。このため、ジグはどこでも優れた性能を発揮します。これはブルーギルの場合も同じになります。ほとんどの場合、バスがいるような場所にはブルーギルがいると思います。

あなたのいるフィールドがシャッドなどの魚を食べている場合もそのように考えたほうがいいのでしょうか? あなたが池で釣っているならば、シャッドなどは気にしないでください。気にする必要があるのはブルーギルです。それはほとんどの池ではメインベイトになります。

バスは、口に入るものなら何でも食べてしまうとも言われています。私は小さなリス、シマリス、ヘビ、鳥、バス、ネズミ、カエルなどを食べるバスを見たことがあります。彼らは気まぐれな捕食者であり、時として自分の口に入りそうにないものでも狙っては食べようとすることがあります。

これはラージマスバスのことを指しているように聞こえるかもしれませんが、そうではありません。 スモールマウスバスもまた、ラージマウスと同じではないにしても非常によく似ています。

 

釣れる時間帯

When is the best time of the day to fish? That will bring out the best and worst in most anglers with each one telling you the best, and most of the time, the funniest reasons or scientific justifications that they know.

To truly understand the “Best Time of Day to Fish”, you need to understand it’s more of a day to day scenario. By using moon phase, seasonality, water temperature, water clarity, rising or falling waters, tidal conditions, cold fronts, stormy weather, rain, shad spawn, and many, many more conditions… you can see where we’re going with this.

Writers and biologists will even publish charts and graphs in most magazines or the internet that will suggest the best time to fish.

For most scenarios, the general consensus in the bass fishing community is that the morning and the evening produce the best times to fish. Why you might ask? It all comes down to the conditions. As stated above, those conditions play a huge roll in the best time of day to fish, but so does the light.

With low light conditions, bass begin to venture away from their hiding spots from the high sun, midday staging areas in search of forage. Those low light conditions lead them to search a lot harder for their food instead of sitting around cover or structure and waiting for it to come to them. That is why the morning and evening are known as the best time of day to fish, because the fish become more active!

その日、魚を釣るのに最適な時間帯はあるのでしょうか? それは、アングラーによって最高の時間帯が違っていたり、また科学的根拠に基づいて突拍子もないことを言われたりするように、良い時間と悪い時間があるようです。

「その日に釣れるベストタイム」を本当に理解するには、多くが日々の状況によることを理解する必要があります。月齢、季節、水温、水の透明度、水位の上昇または下降、潮汐、風、嵐、雨、ベイトフィッシュの産卵など、こんなにも多くの条件を使って決めなければなりません。

記者や生物学者は、雑誌やインターネットに釣りのベストタイムを示す時間割やグラフを公開していることもあるでしょう。

多くの状況において、バスフィッシングのコミュニティで一般的に納得されているのは、朝と夕方が釣りに最適であるということです。なぜだと思いますか? それにはすべての条件があるためです。上記に挙げられた多くの条件は、たしかに魚を釣るのに最適な時間帯を導き出すのに大きな役割を果たしますが、光量も同様なのです。

ローライトな条件では、バスは日中に隠れて待ち伏せする場所を決めるため、その場所から離れて冒険に出ます。ローライトな条件というのは、カバーやストラクチャーの周りに付いて何かを待ち伏せするのではなく、食べるためにもっとたくさんのものを探させるように導きます。これにより朝と夕方は魚がより活発になるので、魚を釣るのに最適な時間帯として知られているのです。


 

いかがでしょう、バスの生態について、学ぶところはあったでしょうか。

私の意見では、バス釣りの初心者の方にとって一番必要なことは、バスを釣ることだと思います。当たり前かもしれませんが(笑)、とにかくバスを多く釣ること。

サイズを問わずとにかく多くのバスを釣ることによって、体で覚えるということができます。

「習うより慣れろ」ということわざがある通り、頭で覚えるより体で覚える方が身に着くという具合です。

しかし一方で、知識が無意識にそれをさせるということも言えると思います。ひとつの知識が、バスのいる場所といない場所で釣りをする明暗を分けることもあるはずですのでね。

知識は時に、自分自身を頭でっかちにさせてしまい、失敗につながることもありますが、冒頭でも書きました通り、多くの情報や状況を整理して考えてバスに辿り着くのが、バス釣りの楽しい部分のひとつだと思いますので、何か一つ新しい知識を身に着けたと思ったら、フィールドに出て試してみるのが良いと思います。

自分が初心者だからと言って変にちぢこまることなく、自分なりの考えで自由にバス釣りを楽しんだらいいと思います。

学校や会社と違って、誰に何を言われることなく成長できるのがバス釣りですから、そこのところを存分に楽しんでください。

 

ただし、この記事にもありましたが、バスを釣るには温かい時がよろしいようです。寒い季節にバス釣りをやって、「釣れないじゃん!」といってやめないようにしてくださいね(笑)

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!