ルアーの一番いい色・カラーって何!?【バス釣りの疑問】

2018年11月24日

ルアーの一番いい色・カラーって何!?【バス釣りの疑問】

photo by KRAKENBASS.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”The Best Colors for Bass Fishing”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:http://www.krakenbass.com/The Best Colors for Bass Fishing(海外サイトです)January 24, 2015

※この記事は2016年9月24日の記事を再編集しています

 

皆さんには、ルアーについてお気に入りのカラーというものがありますでしょうか。

おそらく、多くの方にとって自分のお気に入りのカラー。得意なカラー、自信のあるカラーといったものがあるのではないでしょうか。

それは、このルアーはこの色が好き、というものであったり、このフィールドではこのカラーが好き、というものであったり、この時間帯はこのカラーが釣れる、といった具合に、誰かに教えてもらったことだったり、自分自身のこれまでの経験から積み重ねてきたことに基づいていたり、なんなら根拠はなくともなぜか釣れているということだったりするかもしれません。

理由はどうあれ、好きなカラーや自信のあるカラーがあるというのは良いことです。そのカラーをスタート地点にして色々考えてみたり、最後の切り札的なカラーとして心の支えになるということもあるかもしれませんが、バス釣りというのはメンタルスポーツとはよく言ったもので、そういう気持ちの部分で釣れる釣れないというのが決まったりするものですよね。

では、そういったいい色というものがハッキリわからない方、自信のあるカラーを持っていないという方はどうしたらいいのでしょうか。お店に売っているルアーのありとあらゆるカラーを片っ端から買っては試してみるしかないのでしょうか。

この記事は、アメリカの個人バスフィシングガイドサイト「Kraken Bass」のブログ記事で、バス釣りをマスターしたいと考えるときに必ず当たる壁である、ルアーのカラーについて書かれています。

本当に多くのカラーが存在するバスルアーの中から、ベストなカラーを選ぶというのは難しいものだと思いますが、ここでは各シチュエーションごとにベストなカラーが絞り込まれています。

ルアーのカラーチョイスにまだいまひとつ自信がないと言う方は、ぜひ読んでみてください。

 

1.天気でのカラーの決め方

Weather affects water visibility dramatically. Clouds can decrease the sunlight that hits the water, and the wind creates waves to break up the amount of light penetration. On windy days or cloudy days, sometimes it’s important to get a little flash on your bait. I’ll try white, chartreuse, and anything with a silver or gold blade to help entice some strikes. I’ve found the brighter colors work better in low light conditions.

天気は、水中での物の見え方にかなりの影響を及ぼします。雲は水面に当たる日光を減少させますし、風は波を引き起こし、水中への光の入り方を分散させてしまいます。風の強い日や曇りの日に、ルアーに少なからずフラッシングの要素を取り入れることは重要です。私は多くのバイトを得るために、ホワイト、チャートといったカラーや、シルバーやゴールドのブレードなどを試してみます。より明るい色がローライトコンディションではよく効くというのがわかりました。

ルアーの一番いい色・カラーって何!?【バス釣りの疑問】

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2.水質によるカラーの決め方

Visibility changes dramatically with clear water or muddy water. A bass just can’t see as far in stained water, as he can in clear water. Here are my favorite colors in the three different types of water clarity of clear, stained, and muddy.

Clear Water: (Visibility greater than 6 feet)
My rule for clear water color selection is to look at what color the bottom of the lake looks like. Most bait fish, and forage blend in with there surroundings. Lake bottoms typically match the color of the forage. Good clear water colors are green pumpkin, baby bass, ayu, bluegill colors, and watermelon.

Stained Water: (Visibility between 3 – 6 feet)
This is my favorite water clarity. I feel like bass love to stage in stained water wherever it can be found. My rule of thumb for stained water is the same as with clear water. Match the color of the bottom of the lake, but add a little flake in your baits. I feel a little flash helps draw strikes with limited visibility. My favorites are green pumpkin purple flake, watermelon with red flake, and smoke with purple or red flake.

Muddy Water: (Visibility less than 3 feet)
Dirty water limits visibility drastacilly, so I use stark contrasting colors. Baits that are black, red, white, or chartreuse are a good option when you are in the mud. I like to use white, red, and chartreuse on moving baits like crankbaits and spinnerbaits. When slowing down in dirty water, I like black for jigs and other soft plastics. Sometimes a hint of blue or red flake is a good idea as well.

クリアウォーターとマッディーウォーターでは見え方の差には劇的な変化が生じます。バスにとっても、マッディーウォーターはクリアウォーターに比べ遠くまで見ることができません。クリア、ステイン、マッディ―の3種類の水質の中にも私のお気に入りのカラーがあります。

クリアウォーター(視界1.8m以上)

クリアウォーターでのカラー選びのルールは、湖のボトムがどんな色をしているかを見ることです。ほとんどのベイトフィッシュやエサは周囲に溶け込みます。湖のボトムは通常、ベイトの色と一致しています。クリアウォーターでの有効なカラーは、グリーンパンプキン、ベビーバス、アユ、ブルーギル、ウォーターメロンです。

ステインウォーター(視界0.9m~1.8m)

これは私が好きな透明度です。どこであっても、バスはステインウォーターが好きだと感じます。ステインウォーターでのルールは、クリアウォーターの時と同じです。湖のボトムの色と一致させるのですが、そこに少しフレーク(ラメ)を加えます。少しのフラッシュを入れることで限られた視界でバイトを得るのに役立つと私は感じています。私のお気に入りはグリーンパンプキンパープルフレーク、ウォーターメロンレッドフレーク、スモーク/パープルフレークまたはレッドフレークです。

マッディーウォーター(視界0.9m以下)

濁った水は基本的に視界を制限するので、私は全く対照的な色を使います。泥のような色の中では、黒、赤、白、チャートリュースのルアーは良いオプションでしょう。スピナーベイトやクランクベイトのようなムービングルアーを使う場合は白、赤、チャートリュースを使いたいところです。ダーティウォーターでスローダウンする場合は、黒いジグにワームをトレーラーにしたものが好きです。ときどき、ブルーかレッドフレークを使うのもいいアイデアです。

ルアーの一番いい色・カラーって何!?【バス釣りの疑問】

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3.水温での色の決め方

I’ve found water temperature can also play a roll in what color’s to use. I’ve notice forage, such as baitfish and crawdads, have different color patterns at different times of the year. When the water is cold use dark colors like black, or black and blue. Then when it warms up use living colors such as brown, green, and smoke gray.

水温によって色をローテーションさせたほうがいいこともわかりました。季節によって、ベイトフィッシュやザリガニが違う色や模様をしていることに気付いたのです。水温が低い時、黒やブラックブルーのような暗い色を使います。水温があたたかい時は、ブラウン、グリーン、スモークなどのようなリアル系カラーを使います。

ルアーの一番いい色・カラーって何!?【バス釣りの疑問】

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4.ベイトによってカラーを決める

This is probably the best rule for choosing bait colors, and you here this from fly fisherman all the time “match the hatch.” Find out what type of forage the bass are preying on whether it’s shad, crayfish, bluegill, and use colors that are similar. My favorite colors for imitating shad and bait fish are the popular japanese colors of Ayu and Wakasagi. Use green pumpkin, or gray smoke baits when trying to key on a crayfish bite. If you are trying to imitate bluegill, try using green pumpkin colors with a splash of chartreuse and purple.

これはおそらく、カラーを決める上で最優先のルールでしょう。いつの時も、フライフィッシャーマンは「マッチザハッチ」です。バスの場合も同じようにシャッド、ザリガニ、ブルーギルなど捕食されているベイトの色に似せていきます。シャッドやベイトフィッシュを模倣するのに私が好きなカラーは日本の人気カラーであるアユやワカサギです。ザリガニを食っていることがキーとなるときは、グリーンパンプキンやスモークを使います。ブルーギルを模倣したい場合は、グリーンパンプキンにチャートやパープルがちりばめられた色を試してみてください。

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いかがでしょう、カラー選びのひとつの考え方ですね。

これはあくまで、この記事を書いた人の経験で書かれたものです。例えば、同じフィールドで釣りをする人同士だとしても、その人の使うルアー、スピードなんかでも効くと思われるカラーは変わってくるかもしれませんから、ひとつの参考程度にしておいた方がいいかと思います。

しかし、こういう風になにかしらの指標があれば、自分がこれに当てはめた時に、どれがうまくいって、どれがイマイチだったかというのがわかりやすくなるところがいいのではないかと思います。

私の場合、釣りたい釣りたいと思っているくせに、つい、「今日はこのカラーで釣りたい」という気持ちの方を優先させてしまったりして、結局釣れなかったなんてこともしょっちゅうあるんですけどね(笑)

色々考えたとしても、釣れなければ結局のところ何がいけなくて釣れなかったのかよくわからなくなってしまうのですが、色々考えて釣れた時はもう鬼の首を取ったように「やっぱりこれだったんだ!」となってしまう瞬間が最高に楽しかったりするもので、そんな身勝手な考え方が許させるバス釣りのカラー選びはやっぱり楽しいものですよね。

カラー選びが苦手という方も、釣れないことに懲りずどんどんチャレンジされてみてはいかがでしょうか。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!