スイングヘッドジグの使い方

2018年8月17日

スイングヘッドジグの使い方

Photo by Karl’s Bait&Tackle

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Swing Head Jig Fishing: Using Wobble Heads To Catch More Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com”Swing Head Jig Fishing: Using Wobble Heads To Catch More Bass”(海外サイトです)

 

皆さんはスイングヘッドジグというものをお使いでしょうか。

他の呼び方としては、ウォブルヘッドジグ、ジョイントヘッドジグ、ジョイントジグヘッドなどと呼ばれているようでして、簡単に言えばジグヘッドのヘッド部分とフック部分がスプリットリングなどを介してつなげられているもののことなんですね。

フック部分がフリーになっていることで、スイミング系ワームのアクションを殺さない、障害物回避能力が上がる、フックが交換できる、というメリットがあります。

逆に、ロッドティップで細かいトゥイッチを与えてもジョイント部が力を吸収してしまい、繊細なシェイクが与えられないというデメリットもあります。

このスタイルのジグヘッドは海釣りの根魚用だったりシーバス用としては結構前から普及されているのですが、この頃はバス業界でも注目されるようになってきました。最近のバス業界はソルトやトラウトのルアーフィッシングからの技術を採り入れたりしていて非常に面白いです。次はワインド釣法なんかも流行るかもしれません。

さてこのスイングヘッドジグ、割と新しく登場したこともあってか、まだそれほどこのタックル独特の使い方などをレクチャーされたものがないように思えますので、どんな使い方が有効なのか、広く知れ渡っていないような気がします。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Karl’s Bait&Tackle」のブログ記事で、スイングヘッドジグの使い方について解説してくれています。

新しいタックルや技術は早くマスターするほど効果的だと思います。ぜひ読んでみてください。

 

スイングヘッドの使いどころ

The swing head jig is a popular alternative to the common football jig. When throwing a swing head jig, look for the same areas you typically throw a football jig. Often this means around rocks in 5-10 feet of water, but it can be fished all the way up to the bank and down in the deeper rocks too. This can be a great alternative when bass aren’t hitting a crankbait in these areas or are sticking close to bottom to chase crawfish.

スイングヘッドジグは一般的にはフットボールジグの代替品となります。 スイングヘッドジグを投げるときは、フットボールジグを投げるのと同じエリアを探ります。 多くの場合、これは水深1.5~3メートルのロック地帯の周りを意味しますが、オカッパリでも使えますし、もっとディープのロック地帯で釣る時でも使えます。 これは、バスがこういったエリアでクランクベイトに当たってこないときや、ザリガニを意識してボトムを見ているときの素晴らしい選択肢となります。

 

スイングヘッドジグ 対 フットボールジグ

Although it is fished in a similar manner to a standard football jig, the swing head jig offers some extra versatility due to the hinged hook, allowing more movement and action on the trailer. The best option for pairing up a plastic is to rig a crawfish bait on the back. Although creature baits are a great option as well, the swing head can give great action to make a crawfish look real. One little trick I do to entice bass is a couple light flicks of the rod tip. These should be soft enough to not pull the bait off the bottom, but just enough to make the claws flare. The movement allowed by the swing jig will cause the bait to twitch on the back and appear as though the craw is ready to defend itself.

標準的なフットボールジグと同じ方法で釣ればいいのですが、スイングヘッドジグは関節付きフックのためより多彩さが生まれ、トレーラの動きとアクションを増やします。 組み合わせるワームのベストチョイスは、クロー系ワームです。 クリーチャー系ワームも素晴らしい選択肢ですが、スイングヘッドはザリガニをリアルに見せる素晴らしいアクションを与えることができます。 バスを誘惑するために私がする小ワザとしては、ロッドティップによる1~2回の軽いホップです。 これらは、ボトムからルアーが離れないように優しくしなければいけないのですが、それでもクロ―ワームの爪をフレアさせるのには十分です。 ワームが背中の方へツンとのけぞるようなスイングジグならではのアクションによって、ザリガニが身を守る格好をしているように見えます。

スイングヘッドジグの使い方

Photo by Karl’s Bait&Tackle

 

つかいかた

When retrieving the bait, it is as simple as dragging it along the bottom. Pulling it through the rocks will cause the trailer to swing back and forth, throwing the claws around, mimicking a crawfish quickly darting across the bottom. When the bait is bumped up against a rock, a slight pop to pull it over can trigger a reaction strike from a bass watching it crawl among the rocks. The design of the jig head will also help prevent times when the bait might get lodged in those little gaps.

このリグの使い方としては、ボトムに沿ってズル引きするというシンプルな方法をとります。 これをロック地帯ですると、トレーラーが前後に揺れるようになり、爪を投げ出しながらボトムを素早く逃げ回るザリガニを模倣します。 リグが岩に半根掛かり状態になったとき、それを跳ね上げてかわそうとする動きは、岩の中を這うのを見ていたバスがリアクションバイトをしてくる可能性があります。 ジグヘッドのデザインは、リグがそういった小さな隙間にスタックするのを防ぐのにも役立っています。

スイングヘッドジグの使い方

 

スイングヘッドジグのもう一つの魅力

Due to the added action, another great option for a swing jig is to fish it with a worm on the back to hook into those finicky bass. The presentation becomes similar to a shakey head, as it keeps the head of the worm down and lets the tail stick up. Without the restriction of a locked in place hook, the worm on the back will have some extra subtle movement as it can sway from side to side with the movements of the water. This can be just enough to entice a bass that wouldn’t hit other baits.

アクションが加わるということによってスイングヘッドジグにはもう一つ素晴らしいオプションがあるのですが、それはストレートワームを付けることで警戒心の強いバスを釣るということです。 見え方としては、ワームの頭を下にしてテールを突き出す、シェイキーヘッドに似ています。 しかしフックが固定されていないため、ワームは水の動きだけで左右に揺れることができるので、かなり繊細な動きをするようになります。 これは他のルアーには当たってこないバスに対して口を使わせる可能性が充分にあるでしょう。

スイングヘッドジグの使い方


 

いかがでしょうか。

基本的にはフットボールジグを使うようなところで同じように使えばいいということでしょうか。

使いかたは同じようでも、関節があることでその見た目やアクションは全く別物になるでしょうから、フットボールジグで釣れなかった時に同じコースをスイングヘッドで通してみるとか、フットボールにバイトがあったけど乗らなかった時なんかにフォローで入れてみたりとか、そういう感じなのでしょうか。

面白そうですね。

私自身はそんな精度の高い釣りができるわけではないので、「なんとなくこっちの方がいい気がした」ですとか「こっちで釣りたかった」みたいな気分で使い分けるようになると思いますが(笑)、いつもフットボール一辺倒でやっていたエリアを新しいもので釣るという感じは大好きですので、どこかのタイミングで試してみたいなと思います。

実は密かに、これまでもネッドリグのような使いかたのオプションとして使っていますが、結構釣れるんです。スイングヘッドジグとフローティングワームとの相性はかなりいいと思います。

皆さんもぜひ、お試しください。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!