あらゆる天候に対応するバス釣り

あらゆる天候に対応するバス釣り

Photo by mossyoak.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”OTT DEFOE’S BAD WEATHER BASS FISHING TACTICS”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:mossyoak.com ”OTT DEFOE’S BAD WEATHER BASS FISHING TACTICS”February 15, 2019

 

天気とバス釣りの関係については、たびたび議論されていますよね。

色々なメディアなどでのテーマとして取り上げられることはもちろん、私たちの釣り仲間の間でも、例えばその天候に合ったルアーやルアーのカラーなどについて話題になったりするものです。

そしてその話題は意外と白熱するものです。意見がぶつかるんです。

たしかに、その天候に沿ったバスの好みというものは生物学的にもあるのでしょう。しかしそこに私たち人間が入ると、話は変わります。どうしても全員が全員として、同じ結論にはならないんですよね。多分ですけど、人間(釣り人)側の持つ技術、好き嫌い、思い込みなどが結果に干渉して、千差万別の意見が生まれるのでしょうね。だとすればぶつかって当然です。

釣り人の悪い部分として、自己主張が強いことがあります。自分の経験したことはすでにある絶対的なものですから、他人にとやかく言われたくないのです。他の人に自分の経験から得た結論を否定されたり、下手をすれば同調してくれないだけでもカチンと来たりして、その人のことが気に入らなくなったりします。相手も経験から物を言っているはずなので少しくらい譲ってもいいのですが、そうもいきません。

そして釣り人の良い部分として、そんなカチンときた相手の言ったことですら後でこっそり試してみることがあります。「あの野郎、俺の言うことを否定しやがって。あいつの言ったことが本当かどうか試してやる」といった具合です。そしてそれが当たると「おおー本当だ!すごい!あいつすごい!」となるわけです。案外、素直です(笑)

結局のところ、釣り人は常に天候に悩まされています。

好きな天気、嫌いな天気、それに合ったポイントやルアー選択に悩むことはバス釣りの楽しい部分であり、難しい部分です。

トーナメンターさんも、自分の好きな天気の中でいつも試合ができるわけでもなく、その天候にアジャストしなければなりませんが、それにうまく対応できるバランスのいいアングラーさんがトップトーナメンターになっていくのではないでしょうか。

この記事は、アメリカのハンティングとフィッシングの専門メディア「MOSSY OAK」の記事で、メジャーリーグフィッシングのアングラーであるオット・デフォー氏が、天候とバス釣りについて語ってくれています。

オット・デフォーはBASSFAN.COMのワールドランキングでTOP20に入るアングラーですので、ぜひ意見を聞いてみたいところです。

それでは読んでいきましょう。

 

準備をしっかり

You must have the best rain and wind clothing that you can purchase. I wear an Onyx rain suit in the Mossy Oak Elements Agua pattern. My rain gear serves two purposes. It not only keeps me dry, but it also stops the wind. It prevents me from getting cold or wet. If you don’t have a good rain suit, within about 30 minutes of being in a pouring rain, you’ll be soaking wet and not able to fish at your best.

あなたが購入することができる範囲で最も品質のいいレインウェアを持っていなければなりません。 私はオニキスアウトドア社のモーシーオーク アクアパターンのレインスーツを着ています。 レインウェアは2つの目的を果たします。 それは自分自身を乾いた状態に保つだけでなく、風を止めることもできます。 寒くなったり濡れたりするのを防ぐということです。 レインウェアがなければ本降りの中で30分もしたらずぶ濡れになってしまい、ベストを尽くすことができません。

 

何をもって悪天候とするのか

If I’m fishing up north, primarily for smallmouths, those bass like bright, sunny days with clear skies. So, if the day is going to be nasty and cloudy, I realize before I even go on the lake that bass fishing will be tough. I know I’ll have to fish much slower than normal and will have to make every bite count. I’ll generally drag the bottom or fish just above the bottom with a drop-shot rig, a tube jig and other soft plastics that I can fish slowly.

If I’m fishing southern lakes on a cloudy, windy, rainy day, I’ll fish just the opposite. Those weather problems may cause the bass to turn on, and you’ll enjoy a great day of fishing. I’ll fish topwater lures, spinner baits close to the surface, square-billed crankbaits and bladed jigs – all tactics known as power fishing.

私がスモールマウスを釣りに北部にいるのであれば、明るく澄んだ空で、晴れた日を好むでしょう。 そしてその日がどんよりと曇りになっていると、私は湖に行く前にバスを釣るのは難しいだろうということに気づきます。 このときは、いつもよりかなりスローダウンした釣りをしなければならないと考え、それでも、バイトは数えるほどでしょう。 私は一般的にボトムをズル引くかボトムよりやや上を通せるようなダウンショットリグ、チューブジグ、その他のスローに使えるワームを使っています。

南部の湖で曇り、風、雨の日に釣りをしているのであれば逆の釣りをします。 これらの天候によりバスがオンになる可能性があり、素晴らしい釣りになる日を楽しむでしょう。 トップウォータールアー、水面近くのスピナーベイト、スクエアビルクランクベイト、チャターなど、すべてパワーフィッシングと呼ばれる戦術を使います。

 

バスの気持ちになる

Remembering that bass use several senses to find, hone in on and take a bait. On bad days, the bass will be listening for the sounds of the lures more than looking for the lures with their eyes.

One of my favorite lures to fish then is a Storm Top Walker, a top-water walking bait. A buzzbait also will be one of the lures I’ll fish on rainy days, since it will churn the water. Just remember that the type of bass you’re fishing for on a rainy day determines the tactic and the type of lure you need to use to catch those bass under those conditions.

To increase your bass knowledge and learn to locate and catch bass under any conditions, don’t stay at home on bad-weather days. Go to the lake or the river, fish hard, and learn to catch bass when most anglers won’t even put in their boats on the water.

バスはいくつかの感覚器官を使って神経を研ぎ澄まし、餌を見つけ出して獲るということを思い出してください。 悪天候の日には、バスは目を使ってルアーを探すよりもルアーの音を聞いているでしょう。

私がこんな時にお気に入りのルアーのひとつは、ペンシルベイトであるストーム・トップウォーカーです。 バスベイトもまた、水をかき混ぜるので、雨の日に私が釣るルアーの1つになるでしょう。 雨の日に釣りをする場合はバスの種類(ラージ・スモール)によって、その状況下のバスをキャッチするために必要な戦術とルアーの種類が決まることを忘れないでください。

バスに関する知識を深め、あらゆる条件下でバスを見つけてキャッチする方法を学ぶためには、悪天候だからといって家にいないでください。 湖や川に行き、釣り人のボートがほとんど浮かんでいない時でも一生懸命魚を釣って、バスをキャッチすることを学びましょう。


 

オット・デフォーのヒントは、雨や曇りの天気の時、ラージの場合はペンシルやバズベイト、スモールの時はダウンショットやチューブということでした。

しかし多くは語らないといった感じで、むしろ経験を積んで自分の得た知識を信じなさいと言っているように感じました。

 

釣りとは本当に不思議なもので、それまで雨が嫌いだったとしても、良いレインウェアを買っただけで快適に釣りができることを知り、雨が苦にならないどころか逆に好きになったりするものです。

そしてその好きという感情がなぜか釣果にもつながったりしますよね。バス釣りはメンタルスポーツとは言いますが、やはり不思議です。

これからも釣り人対釣り人のあらゆる議論が生まれては続くのでしょうけど、自分の経験と照らし合わせ、他の人の経験まで自分のものにすることができればもっと成長できるのだと思います。

でも、なかなか人の意見は聞けなかったりします(笑) 結局堂々巡りですね。

 

みなさんはどうでしょうか。

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!