野池のオカッパリ、4つの秘訣

野池のオカッパリ、4つの秘訣

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Four Ways to Increase Your Bank Fishing Success”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:scout.com”Four Ways to Increase Your Bank Fishing Success”by WALKER SMITH 11/01/2012(海外サイトです)

 

私はこれまでの人生の中で、国内の様々なフィールドでバス釣りをしてきました。それは仕事のついでだったり、わざわざその地へバス釣り旅行として行ったこともあります。

時間とお金がかかることを考えると、遠征先での釣りはほとんどが池や川でのオカッパリによるものでした。

そこでよく遭遇する場面があります。それは、「この池は地元の○○池とよく似ているなあ」と思うことです。遠いどこかの県のどこかの池で釣りをするときでも、バス釣りを始めたばかりの頃からよく通っている近所の池を思い出すんです。

遠いその地で、自分のバス釣りのルーツを思い出し、バスを追いかけることを楽しんでいるのです。

そして、地元の池のパターンと比較してその池を見事、攻略できることがあります。

おそらく経験豊富なアングラーさんは、私よりももっと高い精度で新しいフィールドを攻略されていると思いますが、似たような感覚はあるのではないかなと思いうんです。

おそらく、無意識のうちにやっている何かがあるはずです。

きっとそれは、昔からそこで色々と、とにかく色々と試してきて分かったことがあって、「こういうときはこういうことをやればいい」という知恵みたいなものがあるんだと思うんです。

この記事では、アメリカのバスプロ、ウォーカー・スミス氏が、そんな池でのオカッパリの成功の秘訣を解説してくれています。

ちょっと読んでみませんか。

 

1.キャロライナリグの使い道

Let’s all go ahead and let out a collective moan to express our dislike of the C-rig. I’m right there with you. While Carolina rigging has a reputation for being a boring, uninteresting fishing technique, it is an absolute must-have when fishing from the shore.

Truth be told, I don’t use the Carolina rig to catch fish. Instead, I slap a big 1-ounce weight on it and drag the bottom to feel for any available cover or structure. When bank fishing, anglers are often limited to the amount or type of cover that is readily available. Even when blowdowns and other easily identifiable shoreline cover are present, it can be tough to catch fish from them due to fishing pressure.

To combat this problem, I walk the bank and make sometimes hundreds of casts to feel for specific sweet spots. This technique will help you find key areas such as stumps on break lines, rock piles in small ditches or even submerged grass. Pond fish often don’t have much structure in which to live, so finding even a 6-inch depth change from an old creek channel can produce some absolute monster bass.

キャロライナリグの好きではない部分を表現して集めてみると、結構あるものです。私も同じことを考えます。キャロライナリグは、退屈でおもしろくないという釣りのテクニックであるという評判を持っていますが、岸から釣りをするには絶対に必要なものです。

真実を言わせてもらえば、私はキャロライナリグを魚を釣るためには使用しません。代わりに、私はそれに大きな1オンスのウエイトを付けると、カバーやストラクチャーを感じるために底をズル引きします。オカッパリ釣りの場合、釣り人はだいたい、すぐに投げることのできるカバーの量や種類は限られてしまいます。レイダウンなどすぐに見て取れるショアラインのカバーがあるとしても、フィッシングプレッシャーがかかっていて魚を捕まえるのは難しいかもしれません。

この問題を解決するために、私はバンクを歩いて、なにかしら特定のスイートスポットを感じるために何百ものキャストをします。このテクニックは、ブレイクラインのスタンプ、小さな溝にあるロックパイル、または水中のウィードのような重要なものを見つけるのに役立ちます。池の魚は多くの場合、有効なストラクチャーがあまりないので、古いクリークチャンネルから18センチ程度の深さの変化であっても、絶対的なモンスターバスをストックすることができます。

 

2.それが何かを特定すること

So you’ve found an awesome-feeling stump flat or a few scattered pieces of old chunk rock, but what now? Unfortunately, correctly lining up with and identifying your target areas isn’t as easy when you’re limited to the bank.

When I run my Carolina rig across a “fishy” area, my first move is to kick some dirt up with the heel of my boot. Sure, it sounds weird, but this gives me a visual cue as to exactly where I was standing when I encountered the submerged structure. Next, while my Carolina rig is still in the water, I look across the lake and pick a permanent landmark—a tree, branch or a long sprig of grass—to line my subsequent casts up with. You’re essentially triangulating the cover with two landmarks.

Once everything is lined up and I’ve got a good feel of where my target is, I finally focus on catching fish. I like to start with a reaction bait of some sort, such as a Spro Little John crankbait. If the fish aren’t in the mood to chase bait, I will quickly switch to a Texas-rigged Zoom Lizard or a wacky-rigged Zoom Trick Worm.

When you find good cover, it is important to be repetitive. With limited places to fish from the shoreline, it is important to take advantage of every piece of cover you can find and work it thoroughly.

さて、あなたは神経を研ぎ澄まし、フラットでスタンプであるとか、大きい岩が砕けた時の破片であろういくつかの散らばった断片を見つけましたが、本当はなんなのでしょうか?残念ながら、オカッパリに限定されている場合は、そのエリアに何があるのかを特定するのは簡単ではありません。

私は魚がいそうなところでキャロライナリグを投げるとき、最初にやることは、ブーツのかかとで少し地面を蹴ることです。確かにそれは奇妙なことのように聞こえますが、これは水中のストラクチャーを察知したときに自分がどこに立っていたかの視覚的な手がかりになります。次に、キャロライナリグがまだ水の中にあるとき、湖を見渡して、永遠の目印になるもの…木、枝、長い草の枝などを選んで、自分のキャストした方向と線を引いて見ます。これはつまり2つの目印でそのカバーを三角測量しているということです。

いったんすべてを並べてみて、自分の見つけたカバーがどこにあるのかがわかってしまえば、ようやく魚を釣ることに集中できます。私はスプロ・リトルジョンクランクベイトのようなリアクションベイトから始めるのが好きです。もし魚がルアーを追いかける気分にならないなら、素早くテキサスリグのズーム・リザードまたはワッキーリグでズーム・トリックワームに切り替えるでしょう。

良い感じのカバーを見つけたとき、繰り返すことが重要です。オカッパリという限られた場所で魚を釣るとき、あなたが見つけ出したのがカバーの一部分であっても、徹底的に活用することが重要です。

 

3.角度が重要です

If you’re not much for dragging a Carolina rig for hours on end, don’t fret—plenty of big bass, especially pond bass, hang out in shallow water year-round. While a lot of bank anglers like to throw into the deepest water possible, I always prefer to test the shallow bite as well.

Just like in big-water situations, covering and eliminating water is key when shoreline fishing. Although I’m not in the comfort of my bass boat, my feet may as well double as a trolling motor when bank fishing because I am constantly on the move. I like to walk the bank, making as many casts parallel to the bank in front of me as I possibly can. These parallel casts ensure that my bait remains in the strike zone for as long as possible, which drastically increases my chances of getting a big bite.

Sometimes this tactic will require you to get in some pretty awkward positions, but don’t be afraid to look like a baby giraffe. When I’m targeting shallow fish, the entire top-half of my body is hanging over the water’s edge. Always remember that small-water bass are never very bashful about attacking a bait within inches of the shore, as I’ve even had 5-pounders jump onto the bank to eat my topwater baits. Talk about a rush!

キャロライナリグを数時間もかけてズル引きするのをあまりしたくない場合は、1年中池のシャローにいるようなバスを見落とさないでください。多くのオカッパリアングラーはできる限り深いところに投げたいと思うものですが、私はいつもシャローでのバイトもないかテストすることを好みます。

ビッグレイクのときと同じように、オカッパリの釣りをするときは、撃ちまくることと、消去することが重要です。私はバスボートほど快適ではありませんが、私の足は常に動いているので、オカッパリ釣りのとき、エレキのかわりになっています。私はバンクを歩くときは可能な限り、バンクと並行して多くのキャストをします。こういった平行キャストは、ルアーができるだけ長くストライクゾーンにとどまることになるため、バイトを得る機会を大幅に増やします。

このやり方だと時々、あなたはかなり厄介な場所にキャストすることになりますが、キリンのようになってください。私がシャローの魚をターゲットにしているときは、上半身が水面に乗り出しています。5パウンダーのバスでさえトップウォータールアーを食べるためにバンクに飛び出すのですから、バスは小さな野池でも岸から数センチ以内のルアーを攻撃することを決しておそれないことを常に覚えておいてください。さあ、出ろ!

 

4.動きやすく

One of the biggest mistakes that I continue making to this very day is bringing everything I own when I bank fish. Every time I decide to go bank fishing, I end up emptying my bass boat compartments into the back seat of my truck. While it’s always good to have options, there’s often no need to over-complicate shoreline fishing. Taking a couple of hours to make a permanent bank fishing kit can optimize your fishing time while keeping your choices simple.

I’ve recently started limiting myself to three rods and a sweet 1990s Jansport backpack stuffed with Flambeau 5007 Tuff Tainers when I head to a pond. This allows me continuously move, while not being weighed-down by hundreds of pounds of tackle. If a bass rips a worm in half or I get hung-up, I don’t have to spend a lot of time sifting through clutter to get what I’m looking for. The following are a few key items to carry in your bank fishing kit:

Zoom Lizards: Green Pumpkin, Junebug or Watermelon Red

Zoom Trick Worms: White, Junebug or Watermelon Red

Zoom Ultravibe Speed Worms: Red Bug, Black Sapphire or Watermelon Red

Zoom Super Flukes: Smokin Shad, White Ice or Green Pumpkin

1 box of EWG wide gap hooks, bullet weights, egg weights and pre-tied Carolina rigs

1 box of crankbaits, topwaters, spinnerbaits and jerkbaits

Pliers

Scissors

Camera

Just like fishing from a boat, keep moving until you find the fish and then work the area thoroughly to see if you’ve found where the bass are congregated. But avoid the mindset that you’re going to go to one spot on the bank and sit there until they bite. Be mobile and go to the fish.

私が今この日まで続けている最大の間違いの一つは、魚を釣るときに持っているすべてのものを持っていこうとすることです。オカッパリ釣りに行こうと決めるたびに、結局は自分の部屋のタックルボックスをすべて車の後部座席に積んでしまいます。手段や予備があるのは良いことですが、オカッパリの釣りを複雑にしてしまう必要はありません。オカッパリに使うタックルを限定してしまうことに数時間を費やすことで、自分の選択肢をシンプルに保ちながら釣り時間を最適化することができます。

私は最近、池に向かうときは、3本のロッドとバックパックに限定し始めました。これにより、何キロものタックルの重量を落とし、動き続けることができます。バスがワームをちぎってしまうか、根掛かりしてしまったとしても、代わりのものを見つけるのに時間を費やす必要はありません。オカッパリ釣りタックルの中に入れる重要な項目は次のとおりです:

  • ズーム・リザード:グリーンパンプキン、ジュンバグ、ウォーターメロン/レッド
  • ズーム・トリックワーム:ホワイト、ジュンバグ、ウォーターメロン/レッド
  • ズーム・ウルトラバイブスピードワーム:レッドバグ、ブラックサファイア、ウォーターメロン/レッド
  • ズーム・スーパーフルーク:スモーキンシャッド、ホワイトアイス、グリーンパンプキン
  • 1セットずつ:オフセットワイドゲイプフック、バレットシンカー、ナツメ型おもり、キャロライナリグ仕掛け
  • 1個ずつ:クランクベイト、トップウォーター、スピナーベイト、ジャークベイト
  • ペンチ
  • はさみ
  • カメラ

ボートから釣りをするのと同じように、魚を見つけるまでは徹底的に動いて、バスがかたまっている場所を見つけたかどうかを確認してください。オカッパリでは1つの場所に行って、バイトがあるまでそこに座るという考え方を避けてください。「足で釣る」のです。


 

いかがでしたか。

アメリカでも日本でも、オカッパリは「足で釣る」。これに尽きるようですね。

沖に沈んでいる何かを探し出し場所を特定する、岸を撃つなら歩きながら平行に、そしてそれができる装備で。これがオカッパリの肝なんですね。

タックルを限定してしまうことも、それしか使えない状況は苦手な釣りを克服するのに役立ちますから、そういう意味でもかなりおすすめです。

どんなに装備を持って行ったとしても、やることは釣りですから、魚がいなければ釣ることはできません。魚がいそうな場所(カバー)を探しだすことに時間を使うことなんですね。

オカッパリで安定した釣果を出している方は、こういうことが自然とできているのではないでしょうか。

それなら、オカッパリが苦手な方は、これである程度結果が出るかもしれませんね!

 

また、SNSなどを見ていると、夕方に子供さんと一緒にオカッパリ、なんていう投稿にたくさんの「いいね」が付いていたりしますよね。みんなこういうのを見て「いいなあ」と思うんです。こういうのもボートではなかなかできない、オカッパリだけのものです。

釣りは自分と家族、自分と他人、人と人をつなぐ有効な手段であることがよくわかります。

それだけに、自分はマナーとエチケットをもって、子供たちのお手本となるような釣りをしたいものですね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!