野尻湖8月:虫パターンのスモールマウスバス釣り

野尻湖8月:虫パターンのスモールマウスバス釣り

 

こんにちは!店長の小山です!

本日は2018年8月1日の野尻湖釣行の様子をお伝えさせていただきます。

今年の野尻湖は春から今ひとつ釣れていないような感じだったと思うのですが、その「おつり」が来たかのように7月ごろから虫パターンで好調に釣れています。虫パターン好きの私としましてはここぞとばかりに便乗し、釣りたいと思うのです(笑)

先日、大型台風が長野県をかすめていきましたが、その影響はあったのでしょうか。

また、これは私個人のジンクスなのですが、カワセミかキセキレイを見ると釣れるジンクスがありまして、この日はなんと湖上でカワセミとキセキレイが追いかけっこしているような場面に遭遇しました。青い小さな鳥のカワセミ、黄色い小さな鳥のキセキレイ、どちらも高速で飛ぶ鳥ですので見づらいのですが、非常に美しい鳥で見ているだけでも得した気分になり、そして癒されます。そんなことも、幸運につながるといいなと思うのですが。

その場面が動画に収まっていたのでよろしければご覧ください(40秒)

 

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

当日の野尻湖

この日の朝の気温は22℃、日中の最高気温はだいだい30℃くらいだったでしょうか。天気は終日晴れ。ただし午後からまあまあ強い風が吹きまして、非常に釣りはしづらかったです。

水温は28.5℃前後。水質は南岸沿いにやや濁りがあるように感じました。台風前は水温29℃台でしたので、台風のおかげで少しだけ下がり、濁りが入ったのでしょうか。

長野市内では最高気温38℃を記録するほどの酷暑でしたが、ここ野尻湖も暑いことは暑いものの、風が吹くととてもさわやか。かいた汗の分、清々しさが増しますね。避暑としても最高の1日だったと言いたいところです。

それではひとまず本編動画の方をご覧ください。

 

通常は朝に南風が吹くため、風下になる北岸の調子が個人的にはいいのですが、この日入っていた濁りのせいか、反応が今ひとつ良くありませんでした。

南の方が濁っていると早い段階で気が付けば良かったのでしょうが、早い段階で1本釣れてしまったのと、これでいいはずだという先入観で南岸側へチェックしに移動することができず、気付くのが遅かったような気がします。反応が良くないと思ってルアーやカラーばかり替えていましたが、エリアを変えるということができなかったのが私のまだまだ甘いところですね。

日が高くなると虫への反応が悪くなったので、この日もライトリグを入れてみました。

本当はフットボールジグとチューブジグを入れたのですが、釣ることができず、ジグヘッドにしたらあっさり食ってきたけどあのサイズ、というのが正直なところです。私のジグの操作が良くなかったのだと思いますが、ライトリグにしたらすぐ食ってくるあたり、さすがチューブワームといった感じです。

午後は2時くらいから風がかなり強くなり、白波が立つくらいになりまして風下側のエリアのボートの数がかなり減ってしまったのですが、そこをなんとか我慢してやりきった方が、野尻湖はいい結果につながるようですね。私も以前は風が大嫌いでしたが、なんとかふんばって操船も慣れてくると、釣れるようになってきました。

ザブザブの湖面でもラトル入りのハード系虫ルアーならちゃんと出てくれますね。

ただ、原因はよくわからないのですが、この日は落ちパクが一件あったものの、いつもは10秒ポーズのところ、長めのポーズ(15秒くらい)が良かったように感じます。スレて来てるのでしょうか?濁りのせいでしょうか?それがわかりません。

野尻湖8月:虫パターンのスモールマウスバス釣り

 

ヒットルアー

今回は前回とはまた別の虫ルアーを持ってきていたのですが、風が強くなりがちだったからか、ティムコのタイニーシケイダーバスチューンへの反応がすごく良かったです。

向かい風の中でもしっかり飛んでくれる感じは、きっと皆さんが想像している以上ではないかと思います。よく飛びますよ。

また、偏光グラスを忘れてしまって水面がよく見えなかったことや、風が強く糸フケが出てしまいアワセがうまくいかなかったのにもかかわらず、しっかりフッキングしてくれていたことがとてもありがたかったです。

釣り人としては至らなかったところを、ルアーがしっかりカバーしてくれた感じです。ぜひ使ってみてください。

野尻湖8月:虫パターンのスモールマウスバス釣り

ティムコ・タイニーシケイダー バスチューンの売場へ行く

カラーは「ノジリコ」というのがあるので野尻湖ファンの方はそそられてしまうのですが、いくつかのカラーを使い分けて、反応のいいものを使うというのが鉄則かと思います。

この日は午前中はヒバラコカラーが好反応で、午後はノジリコカラーが良かったです。

野尻湖8月:虫パターンのスモールマウスバス釣り

写真はノジリコカラー

 

日中はフラットエリアに魚探をかけてワカサギとバスらしき影がリンクする水深を見つけ出し、そこへチューブジグを主に使ってズル引いたりリフト&フォールなどしていたのですが、コツコツといったバイトは結構あるのですが、食いついてくれない感じです。

そこで1/15ozのジグヘッド(Z-MAN・フィネスシュルームジグヘッド)でネッドリグ的にズル引きをしていたところ、ググッと食ってくれました。しかし4インチサイズのワームで釣った割りには、魚のサイズは大きくなかったです。たまたまでしょうか。

野尻湖8月:虫パターンのスモールマウスバス釣り

Z-MAN・EZ TubeZ 4インチの売場へ行く

バスがワカサギを荒喰いしだしてしまう8月中旬ごろまでは4インチからそれより大きいサイズのワームの方が良いこともあると思いますので、そういったワームも用意して来られることもおすすめいたします。

野尻湖8月:虫パターンのスモールマウスバス釣り

写真はめちゃくちゃ大きく見せていますけど大きくないです(笑)でももしかしたらバイトしてきた中には大きいのもいたかもしれません(笑)

でも、動画でご覧いただくとお分かりになるかと思いますが、このサイズでも激しく引くので楽しいですね!

 

こんな感じで今回も楽しませていただきました野尻湖虫パターン。

動画にはすべてを収めておりませんが、近くまで見に来る、ミスバイトする、アワセがすっぽ抜けるというのはもっともっと沢山ありました。

今年は8月に入っても本当に反応がいいので、もしかしたら8月中旬まで、また残念ながらお盆期間中は激しいプレッシャーで沈黙してしまうかもしれませんが、お盆明けもいい反応が得られるかもしれませんので、虫ルアーはしばらくボックスに入れて野尻湖へお出かけされることをおすすめいたします。

それと、この日もそうだったのですが、そろそろ沖のボイルパターンも始まってきました。ベイトがワカサギ中心になるのも近いのだと思われます。

沖のワカサギがだんだんとひとかたまりになって大きな群れになると本格的なボイル祭りが始まると思いますので、ボイル撃ち用のルアーも積んでおいた方がいいかもしれませんね。

野尻湖はそろそろ季節の移り変わりを迎えるようですが、暑さ対策は怠らずに、気を付けて楽しい釣りになるようにしてくださいね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!