秋のスモールマウスバスパターン

2018年9月20日

秋のスモールマウスバスパターン

Photo by Angling Authority.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”MY FALL SMALLMOUTH PATTERN”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:anglingauthority.com”MY FALL SMALLMOUTH PATTERN”by Jeremy Baird October 10, 2014(海外サイトです)

 

秋のスモールマウスバスは気難しい。これは、私の思っている素直な気持ちでありますが、他にもこのように感じてらっしゃる方が多いことにも気付いております。

なぜ釣れないのか…そして、釣れた時も、なぜ釣れたのか…という疑問が常に付きまとうような季節ではないかと思います。

しかし、このブログを編集しているとわかるのですが、海外のバスプロさん方の言葉を見ていると、「秋は自己記録を更新できるチャンスが詰まった最高のシーズン」ということが頻繁に登場してくるのです。

バス釣りが上手な方にとっては良い季節ということなのでしょうか。

いえ、どうやら、そんなことはないようです。

海外のプロたちも、秋のスモールはシャローからディープまで、メインレイクからクリークの上流まで散っているため、見つけるのが難しいと言っています。見つけるのは難しいけれども、「食うスモールマウス」を見つけてしまえば、自己記録に迫ることができる、ということを言いたいようなんですね。

この記事は、アメリカのゲームフィッシング専門メディア「Angling Authority」の記事で、バスプロのジェレミー・ベアード氏が、自身の秋のスモールマウスバスのパターンを共有してくれています。

一般論ではなく、彼の戦略ということなのですが、プロがどのように秋のスモールを攻略しているのか、気になるところです。ぜひ読んでおきましょう。

 

ジャークベイトとスピナーベイトは必需品

I like to start with some moving baits; spinnerbait, and jerkbaits, looking for suspended fish. The jerkbait that I prefer is a Spro McStick. The McStick has great action and it comes in many different colors. Fish just plain eat em’. I like to fish them on a 6’6” medium with a Lews 6.2 to 1 baitcaster with 12-lb spiderwire floro.

Tubes are a must when fishing for giant fall smallmouth. The key with fishing tubes is not just the color, but the size of weight. You want a weight that is heavy enough to drag on bottom but light enough that it does not spook the fish. 3/8-oz is my usual go to weight, but I will increase or decrease depending on the wind and drift speed. As for color, just try to match what the fish are eating, crayfish or gobies.

私はまずムービング系ルアーから始めるのが好きです。 スピナーベイト、ジャークベイトなどで、サスペンドしている魚を探していきます。 私のお気に入りのジャークベイトはSpro McStickです。 McStickには素晴らしいアクションと、さまざまなカラーがあります。 魚はただそのまま食べてくるだけです。 6フィート6インチのミディアムアクションロッドにLewsの6.2:1のベイトリールに12ポンドのスパイダーワイヤーフロロを使って釣るのが好きです。

秋のジャイアントスモールマウスを釣るには、チューブが必要です。 チューブで釣る時のキーはカラーだけではなく、サイズやウエイトも重要です。 ボトムをしっかり取ってズル引きできるほどの重さを必要としつつ、魚に吐き出されないような軽さも必要です。 通常、私は3/8オンスのウエイトを使いますが、風やドリフトの速さによってそれは増減します。 カラーについては、魚が食べているもの、ザリガニやゴビィと一致するようにしてください。

秋のスモールマウスバスパターン

Spro McStick/Photo by Angling Authority.com

 

最終手段にダウンショットリグ

The dropshot is now my ultimate setup for deep water smallmouth. Smallies absolutely love this rig. You can cast it, drop it straight down or drag it. Any way you through it, it will put those big fish in the boat. I like to use spiderwire braid 10-lb for my main line and 6-lb spiderwire floro as my leader, tied together with a double uni knot. On a 6’9” medium light spinning rod, the Dropkick worm from Imperium baits is my bait of choice, giving me options of fishing it a couple of ways, I can wacky rig it, or nose hook it, either way works well you just need the fish to tell you what they want.

I hope this helps you uncover some fish in your lake and you get your personal best.

ダウンショットリグは、今やディープのスモールマウスにとっての究極のセットアップです。 スモールマウスたちは絶対にこのリグを愛しています。 キャストでも、バーチカルでも、ズル引きでも使えます。 どんなやり方でも、ビッグフィッシュをキャッチできます。 私はメインラインにスパイダーワイヤーPEラインの10ポンド、リーダーにスパイダーワイヤーフロロの6ポンドをダブルユニノット(電車結び)で結んで使うのが好きです。 これを6フィート9インチのミディアムライトスピニングロッドで使い、Imperium baitsのDropkick wormをチョイスしますが、これはワッキー掛けでもいいですし、先端にチョン掛けでもいいという2通りの方法で釣りをすることができ、それは魚に聞いてみて、反応の良い方を使えばいいのです。

このヒントによってあなたの湖で多くの魚を発見するのに役立ち、あなたの自己ベストをキャッチできることを願っています。

秋のスモールマウスバスパターン

Imperium baits・ Drop kick worm/Photo by Angling Authority.com


 

ジェレミー・ベアード氏の秋のスモールマウスバス攻略、いかがでしょうか。

シャローからディープまでを視野に入れていることで、シャローをジャークベイト、スピナーベイト。ディープをチューブジグ、ダウンショットという感じに使っていくということでしたね。

アメリカにはスモールのいる湖やリザーバーがたくさんあり、それぞれの環境によってそこに住むスモールの特性も変わってくると思います。日本にも野尻湖と桧原湖というスモールマウスレイクがありますが、両者は似ているようで全く違うタイプの湖で、スモールの生活もずいぶん違うようです。

そういった環境の違いがあるということも含めてみても、ジェレミーが挙げた4つの釣りは非常に理にかなっているように感じます。

湖を広範囲に散ったスモールの中でもより食いそうなやつ、またはより濃い群れを探し出し、そのレンジに合った釣り方やルアーをもって、自己ベストのスモールを絞り出していきたいものですね。

秋はプロでも難しいと言っているのです。しかし、難しいと言っても、魚は確実にいます。

ぜひ、秋のスモールマウスバス、挑戦しに行きましょう。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!