秋、使うルアーを絞り込む

2017年10月4日

秋、使うルアーを絞り込む

Photo by bassmaster.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Limit your offerings this fall”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com”Limit your offerings this fall”by Bill Lowen September 21, 2017(海外サイトです)

 

秋の湖。夏はディープやシェードを利用して暑さから逃れていたバスたちですが、水温が下がり始めるとともにベイトフィッシュが岸に寄り始め、それにつられるかのようにバスもシャローへ戻ってきます。

そうなるとおよそ11月くらいまで、ベイトフィッシュはシャローのウィードやリップラップ、テトラ帯、河口などを拠点にして移動を繰り返すと思うのですが、そういったバスを釣っていくために有効なルアーとはどういったものなのでしょうか。

私の場合は、とにかく考えられるありとあらゆるジャンルのルアーをボックスに詰め込んでしまい、この時期のボックスは持ち歩くのが大変なことになります(笑)

この記事は、アメリカB.A.S.Sのエリートプロ、ビル・ローウェン氏が、この時期はそんなに多くのルアーを持たずとも、ということでスタイル別、レンジ別に絞って紹介してくれています。

ローウェン氏が言うには、これはあくまでも彼の場合であって、実際は似たようなルアーで自分がお気に入りのものを使えばいいと言っています。

ちなみに上の写真ではスモールマウスを持っていますが、記事としてはラージマウスのイメージで読んでいただいた方がいいかもしれません(笑)

さてそれではどんなものか、読んでいきましょう。

 

スピナーベイト

My first choice of baits in the fall is a spinnerbait. I can cover water with it and it’ll tell me real fast if they’re where I’m fishing and if they’re active and chasing.

In rivers I prefer a Tim Poe model with a combination of Colorado and Indiana blades. That’s a nice combination of thump and flash. I go small at this time of the year. Something around 1/4 ounce is about right with smaller, but not tiny, blades. It’s hard to go wrong with shad colors in the fall but for my river spinnerbaits I go with black and a black trailer more often than not.

In lakes I switch to a bigger bait — 3/8 or 1/2 ounce — and change my blade combination to a pair of willow leafs or a willow leaf and a Colorado but I still never use any blade bigger than an average size. I pretty much stick with shad colors in lakes. It’s hard to beat natural.

秋にまず私が選ぶルアーは、スピナーベイトです。 これは広い範囲をカバーすることができ、私が釣っている場所で、彼らが活発にエサを追っているなら、これは本当に手っ取り速いと私は思います。

川では、コロラドとインディアナブレードを組み合わせたモデルを好みます。 それは振動とフラッシュの素晴らしい組み合わせです。 この時期には小さいものを使います。 1/4オンス前後のものは、軽くてコンパクトですが、小さ過ぎることはありません。 秋はシャッドカラーが間違いのないものですが、川のスピナーベイトでは、黒いスピナベに黒のトレーラーを頻繁に使っています。

湖では、より大きなもの(3/8または1/2オンス)に切り替わり、ブレードをダブルウィローまたはウィローとコロラドの組み合わせに変更しますが、平均サイズより大きなブレードは使用しません。 湖でやる場合はだいたいシャッドカラーにこだわっています。 ナチュラル系カラーが効果的なのです。

 

クランクベイト

My second rod and reel will have a crankbait tied on it. I only use two types of baits when the leaves start turning — a square bill and a flat-sided crankbait. I use shad colors almost exclusively. They’ll match the hatch in most lakes even when the primary forage isn’t true shad.

My square bill choice is an Ima Bill Lowen model. My flat-sided choice is a PH Custom Lures Dollar Bill. The square bill runs shallow — about 3 feet is as deep as it’ll get — and the Dollar Bill runs in the 5 to 7 foot range. If you’re anywhere in that range, you’ve got it about right.

2番目としてロッドとリールにはクランクベイトが結ばれています。 紅葉が始まったころから2種類のルアーを使います。スクエアビルクランクとフラットサイドクランクです。 ほぼシャッドカラーを使います。 その湖の主食がシャッドでなかったとしても、そのカラーはほとんどの湖でマッチザベイトとして使えます。

私が選ぶスクエアビルクランクは、アイマ・ビル・ローウェンモデルです。フラットサイドクランクは、PHカスタムルアーのダラービルです。 スクエアビルクランクは約1メートルまでの深さで、ダラービルは1.5から2メートルの範囲で使います。 その範囲ならどのレンジにいても、大体合うはずです。

 

トップウォーター

My third rod will always have a topwater bait on it. I like buzzbaits and walking sticks. The buzzbait seems to catch the most fish when they want something noisy and moving fast. But, if they’re looking for something a little more subtle I go with a walking stick.

My buzzbaits are mostly made by me. I get the parts from Lure Parts Online. My walking sticks come from Ima.

3番目のロッドには常にトップウォータールアーがついています。私はバズベイトとペンシルベイトが好きです。バスが騒々しくそして早く動くものに反応する時には、バズベイトが最も多くの魚を捕まえるでしょう。しかし、もしバスがもう少し繊細なものを探しているのなら、ペンシルベイトを使います。

バズベイトは自分で作ったものを使っています。ルアーのパーツは通販で手に入れます。ペンシルベイトはアイマのものです。

 

フリッピング&ピッチング

If the fish are somewhat neutral and holding tight to the cover you might have to flip and pitch. I do that with a tube from Venom Lures. It’s 4 inches long and I always throw a pearl, gray or white color. It’s that shad thing with me in the fall.

If I want just a little more action I go with something that has flappers on it. My choice here is a NetBait Paca Craw in the same colors as my tubes.

Here’s the bottom line: You don’t need a big collection of tackle to catch fall bass or a box full of expensive lures. The basics will get you what you want if you think about where you’re fishing and keep a sharp eye out for the baitfish.

魚がややニュートラルでカバーにしっかりと付いてしまっている場合は、フリッピングやピッチングです。私はヴェノムルアーズのチューブワームを使います。長さは4インチで、だいたいパール、グレーまたはホワイトを使います。秋のシャッドっぽいという感じがするからです。

少しアクションが必要だと感じた場合、それにパーツが付いているものを使います。私の選択としては、そのチューブと同じ色のネットベイト・パカクローです。

結論は次のとおりです:秋のバスのために莫大なコレクションでいっぱいになったボックスや高価なルアーは必要ありません。あなたが釣りをしている場所を考えて、ベイトフィッシュさえ注意して見ていれば、基本的にはあなたの望み通りになるはずです。


 

いかがでしたか。

秋のバスは神出鬼没で、ベイトフィッシュを追ってあちらこちらでボイルをします。

ボイルが起きたからってそこへ投げても、もういなくなっていることも多く、本当にとらえることが難しいものですよね…

でもボイルする前のバスもその辺でうろうろしていることが多いはずなので、やはりこのように手数で勝負できるルアーがいいのですね。

しかし、いくらプロの言うこととはいえ、本当にこれだけでいいのかと思うと、ちょっと不安です。ほかにも持っていきたいルアーが結構あるじゃないですか(笑)

もっともっと秋のバスを釣って、自分に自信がついてきたら、こんな風にルアーを絞って、効率よく狙っていくことができるのかもしれませんね。

そうなるために、練習練習です!頑張って巻いていきましょう♪

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!