真冬のバス釣り、10のヒント

2017年12月14日

真冬のバス釣り、10のヒント

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Ten Tips For Better Winter Bass Fishing”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:lurenet.com”Ten Tips For Better Winter Bass Fishing”November 6, 2013(海外サイトです)

2016年11月25日の記事を再編集して再掲載しております。

 

みなさんは冬の間もがっつりとバス釣りをされますでしょうか。プリスポーンの時期がくるまでオフシーズンということになりますでしょうか。

本当は冬もバス釣りはしたい…だって、「冬は釣れればデカい」なんてよく聞きますからね。「でも、釣れないからな…」と思ってその日の釣りを躊躇してしまうことは結構あるのではないかと思います。私も、あります…(笑)

秋のシーズンに、シャローにいる小バスがたくさん釣れて、なかなかいいサイズのバスが釣れなくなってくると、「そろそろ今年のバスも終わりかな…」なんて考えてしまうのは、それまでいいサイズのバスを釣りまくってしまったからこその副作用とも言えるのかもしれません。うらやましい副作用ですが(笑)

でも確かに、「冬こそバス釣りをすべき」という方に聞いてみると、本格的な冬になると大きなバスしか釣れなくなるという風におっしゃるので、釣れればデカいっていうのはやはり本当のことなのでしょう。

ということは、冬にバスを釣る方法を覚えるということはそのまんま、冬にでかいバスを釣る方法ということが言えるはずですよね!

この記事は、冬にバスを釣るということについての10個のヒントがシンプルに書かれています。まだ冬にバスを釣ったことがない方は特にこれを読んで、この冬こそグッドサイズのバスを釣るためにフィールドに出掛けてみてはいかがでしょうか。

 

1.まずはバスを見つけること

B.A.S.S. Elite Pro Alton Jones loves wintertime fishing. “When you find them, they’re more grouped up and you can sit on them and wear ‘em out,” he said.

Good places to look: inside river channel bends where cover and structure has accumulated, mid lake humps near the channel, and deep structure such as old roadbeds.

B.A.S.S.エリートプロのアルトン・ジョーンズは、冬の釣りが好きです。彼は言います「まずは見つけること。見つけてしまえばバスはそこにかたまっているため、じっくり狙うことができます。」

良いポイント:カバーやストラクチャーがあるリバーチャンネルの曲がり角の内側、湖の沖にあるチャンネル付近のハンプ、ディープにある道路跡のようなストラクチャー。

 

2.すべてをシンプルに

Before hitting the lake, select no more than three rods and rig them up with what you plan on using. Strap them to the deck and restrain yourself from changing.

湖に出掛ける前に、使うロッドとリグを3つだけに絞ってみてください。デッキにはそれだけを積み、心変わりがないようにしてください。

 

3.スローダウンする

Speed kills, and in winter when the air temperature may be below freezing, going too fast causes mistakes that can be deadly.

スピードを抑えてください。冬に気温が氷点下に達しようとするとき、速すぎることは致命的なミスになる可能性があります。

 

4.プランBを持つこと

If the spots you’d picked to fish don’t pan out, tournament angler Patrick Bone looks for an “out,” and his out is riprap, especially if the sun is shining on it. Riprap along bridges normally features everything bass need – good depth changes, structure and forage – and if the sun is hitting it and the wind blowing into it, warmer water than the surrounding area. Bone likes throwing square lipped crankbaits parallel to the rock to catch these cold-water bass.

選んだスポットが「ハズレ」だった場合、トーナメントアングラー、パトリック・ボーンはその場所を「ハズし」、リップラップへ向かいます。特に太陽が当たっているようなところです。橋に沿ったリップラップは通常、水深の変化、地形変化、エサなどバスが必要とするものを持っています。太陽が当たりそこに風が吹き込んでいる場合は、周囲より水温が暖かくなっています。ボーンは、スクエアビルクランクをリップラップと平行に投げて、低水温期のバスを釣るのが好きです。

 

5.アラバマリグを投げる

No other fishing technique catches big bass during winter than the YUMbrella or Flash Mob Jr., but you’ve got to be throwing it in the right places. Deep structure and cover are prime locations for throwing a multi-lure rig.

他のいかなるフィッシングテクニックも、「ヤムブレラ」または「フラッシュモブjr.」(YUM社のアラバマリグ)より冬の間に大きなバスを釣ることはできません。しかし、適切な場所に投げなければなりません。ディープの地形変化やカバーは、アラバマリグを投げるための主要な場所です。

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ヤムブレラリグ(写真はYUMホームページより)

 

6.垂直岩盤に沿ってジャークベイトをトゥイッチする

During winter, bass like to hold in areas where they don’t have to move far to get to the food, which means bluffs are prime spots to find them. Beaver Lake Guide Brad “Bo” Weigmann focuses on the ends of bluffs, especially if it ends with chunky rocks or cover.

冬の間、バスはフィーディングのために遠くまで出かける必要のない場所に陣取ることを好みます。これは、垂直岩盤のような場所がバスを見つけるために重要であることを意味します。ビーバーレイクのガイドのブラッドは、特にこぼれ岩やカバーがあるような、垂直岩盤の端を狙います。

 

7.メインチャンネルを少し離れ、ミッドレンジのフラットのスタンプをスローにクランキング

A 12-foot flat drops into a river channel. When resting, the bass hold near the edge of the channel, but when actively feeding they roam the flat looking for forage. A BD7F Fat Free Shad digs the bottom and ricochets off the stumps to trigger strikes.

水深3.6メートルのフラットがリバーチャンネルに落ち込むような場所。休憩のためにバスはチャンネルのエッジ近くで止まりますが、こんなフラットにベイトが見える場合は、積極的にフィーディングを行います。「BD7F Fat Free Shad(ボーマー)」がボトムを叩いたりスタンプを跳ね回るのはバイトのトリガーとなります。

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BD7F Fat Free Shad(写真はボーマーHPより)

 

8.メタルジグは最後の手段ではありません。

Get over the fish, drop the spoon and go to town. Lots of details here, so go with someone who knows how.

魚を釣るのならメタルジグを落とせばいいんでしょ、と思います。これには細かなやりかたがあるので、よく知っている人と一緒に行ってください。

 

9.堰、流れ出しや流れのある場所はホットスポットの可能性

Lots of disoriented bait floating by makes for a good feeding area. This is a great spot for a Flash Mob Jr. or a single Money Minnow on a jighead.

混乱したベイトフィッシュが浮いていて、いいフィーディングエリアになっています。ここはアラバマリグまたは「single Money Minnow(ヤム)のジグヘッドリグ」の出しどころです。

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single Money Minnow(写真はヤムHPより)

 

10.あわてない

Winter is the one time you definitely don’t want to be on the water when the sun comes up. “The productive time is in the afternoon,” Jones said. “From about 1 to 4 p.m. is traditionally the best time, once the sun has had time to warm the water.”

冬に、日の出のころに水上にいたいと思うことはあまりないでしょう。ジョーンズ氏は、「いい時間は午後です」と言います。「太陽が水を暖めてくれているようなら、午後1時から4時の間がいわゆるベストタイムです。」

 


 

いかがでしたか。

短い言葉でも結構核心を突いている感じがしますよね。

この記事に出てくるジョーンズはアメリカ南部のテキサスのプロですから、記事の内容が南北に長い日本にどれだけ当てはまるかはわかりません。

さすがに、凍ってしまう湖で同じことをやるのは無理な話ですからね…。

もしお住まいの地域のフィールドが凍らない湖であったり、これを読んでいてなんとなくその湖のことがイメージできるようであれば、それは記事の内容が当てはまるということなので、チャンスなのではないかと思います。

 

10個のヒントが全部あてはめられるようなことはないと思いますので、いくつかの条件が重なるようにしてみれば、冬のでかいやつに辿り着けるかもしれませんね。

 

ぜひ冬のバスにチャレンジしてみて下さいね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!