春のフラットエリアでのバス釣り

2018年4月5日

春のフラットエリアでのバス釣り

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Flats Fishing 101: How To Identify And Fish A Flat”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com”Flats Fishing 101: How To Identify And Fish A Flat”(海外サイトです)

 

フラットエリアといいますと、皆さんはどんな釣りをイメージされますでしょうか。

春のスポーニングのことでしょうか。それとも秋のディープフラットのイメージでしょうか。どちらも代表的なフラットの釣りですから、両方とも頭の中にガッツリ入っている方も多いことと思います。

春のフラットといいますと、これを書いているのが4月3日ですので、まさに今です。私の住んでいる長野県の北部地域はようやく梅やリンゴや桃やあんずの花が咲き、やっと次は桜の番かな、というタイミングですが、もう桜が満開のところが多いなか、こちらはこれからです。野尻湖などの山上湖になると、桜の開花はさらに半月ほど遅れますので、冬が本当に長いのです。ここまで本当に長かったですね。すみません、愚痴になってしまいました(笑)

話を戻しますと、どんなに冬が長くても、気が付けばいつの間にか春になっているもので、今年も当たり前のように、バスたちはスポーニングを行うでしょう。

この当たり前のように行われるというのはバスフィッシングにおいてはものすごく重要なことで、例年だいたい同じタイミングで、同じ場所で行われるということは、バスを狙って釣ることができる、数少ないチャンスということになります。

それがこの、春のフラットエリアということになりますね!

 

この記事は、アメリカのタックルショップ「MYSTERY TACKLE BOX」のブログで、良いフラットエリアの判断のしかたなどが書かれています。

ただフラットエリアならどこでもいいとは限らない、この釣り。とかくフラットエリアの釣りというのは時間が掛かりがちなものですから、そのエリアの正しい判断ができることで釣果はグッと上がるはずです。

ぜひ読んでみて下さい。

 

フラットエリアとは

The best part about flats is they are pretty self explanatory. A flat is essentially any piece of bottom in a pond or lake that creates a flat surface, usually substantially above the lowest depth in the body of water. For example, if the average depth is in the range of 18-20 feet,you will find there are multiple flats that are only 10-12 feet below the surface. This is just one example of a flat, as fishing flats can be found in any depth of water. In smaller lakes, close to shore flats can be as shallow as 5 feet, whereas huge bodies of water like the Great Lakes will have flats as deep as 35-40 feet. Bass move to flats during the pre spawn to feed up, and oftentimes spawn on the same flats they will feed near.

フラットの良いところと言えば、かなり分かりやすいというところではないでしょうか。 フラットは基本的には、池や湖にいくつかある平面な地形のことで、実質的にそのフィールドの一番深いところよりも上にあるものを言います。 たとえば、平均水深が5.4〜6メートルにある場合、水面から3〜3.6メートルにある複数のフラットがあることを見つけることができます。 これはあくまでフラットの一例であって、実際はあらゆるレンジで釣れるフラットを見つけることができます。 小規模の湖では、岸にほど近い1.5メートルほどのシャローであることもありますし、5大湖のような巨大なフィールドでは9.5〜12メートルになる場合もあります。 プリスポーンのバスは、フラットエリアに上がってフィーディングを行い、大体がそのフラットでそのままスポーニングに入ります。

 

フラットエリアでは何を考えるべきか

Knowing the bottom composition of the flat is key as well. For those flats fishing anglers who have electronics on their boat or kayak, being able to identify rock formations or other hard sources of cover is a good sign there will be fish down there. If you don’t have electronics, be familiar with the bottom structure of the body of water you’re fishing. I.E muddy bottom vs sand, grass, rocks, etc.

フラットではボトムの質を知ることも重要です。 ボートやカヤックに魚探を積んでいる場合、岩石やその他のハードカバーを確認することができれば、そこには魚がいるという良い兆候になります。 魚探がない場合は、釣っているエリアのボトムの地形・地質を感じ取ってください。 すなわち、泥底なのか砂なのか、ウィードなのか、岩なのか、などなど。

 

フラットの釣りの戦略とルアー

Bass do not feed heavily during the winter, so once they enter pre-spawn mode they go right back up into heavy feeding patterns. Jerkbaits are the tried and true preferred method for pre spawn fish. I’ve had days of fishing flats where I don’t even have to pause the jerkbait, because fish are feeding so aggressively. Buzzbaits and poppers are fun to throw as well, if you have a significant shad population in your lake or pond.

バスは冬の間、大量にエサを食べることはありません。ですので、バスがプリスポーンモードに入たときは、かなりのフィーディングスイッチが入っています。 ジャークベイトは、プリスポーンフィッシュに対してこれまで試されてきた実績のある方法です。 フラットであまりにも積極的にフィーディングを行っていて、ジャークベイトをポーズする必要もない日もあるほどです。 バズベイトとポッパーも、その湖や池でシャッドの魚影が濃いようならば、投げてみるのもいいでしょう。

 

カバーと地形変化

Just like the pre-spawn, knowing the substance and makeup of the lake or pond you’re fishing makes a huge difference for fishing the spawn. Fishing flats can be full of many different types of structure, or only one. But, knowing what to look for is key when fishing a flat. Grass is the most common cover for flats, and many anglers will throw a spinnerbait or chatterbait, because it allows you to cover lots of water.

Another common type of structure you will find is rock piles or large rock on the floor of the flat. It is always safe to assume a crankbait or swimbait will produce a few bites there. In many of the bigger lakes, you will find scattered beds throughout the flat. A good strategy here is dragging a drop shot along the bottom, or maybe even a jig with a crawfish trailer.

あなたが釣りをする湖や池の質や地形を知ることは、プリスポーンの時と同じく、スポーン時期の釣りに大きな違いをもたらします。 フィールドは多くの異なるストラクチャー(変化)でできていたり、1つのストラクチャー(変化)しかないこともあります。 しかし、何を探したらいいのかを知っているということがフラットエリアを釣るときには重要です。 ウィードはフラットエリアにある最も一般的なカバーです。そしてそこでは多くのアングラーが、手広くエリアをカバーできるスピナーベイトやチャターベイトを投げるでしょう。

探すべきストラクチャーのもう一つは、フラットエリアにあるロックパイル(石積み)または大きな岩です。 そこにクランクベイトやスイムベイトを通せば何回かバイトがあると考えて間違いないでしょう。 大きな湖の多くでは、フラットじゅうにベッドが散らばっているのを見ることができるでしょう。 この場合は、ボトムをダウンショットでズル引くことです。あるいは、クロー系ワームをトレーラーにしたジグをズル引くのもいいでしょう。

※これは記事を翻訳したものであり、当店としてネスト撃ちを推奨するという意図のものではございません。


 

いかがでしたか。

ただフラットエリアならどこでもいいというわけではないことがわかるかと思います。

バスは変化につく魚なのはご存知のことと思いますが、湖や池の中ではそもそも変化の少ないフラットエリアの中で、岩やなにかの物体がポツンと沈んでいるということはまさにボーナスステージということになりますよね。

魚探があれば手っ取り早いのですが、魚探がない場合、あるいはオカッパリで釣る場合、まずは手広く探って、何かに当たったり引っ掛かったりしないかを探すというのを頭に入れておきたいものですね。

一度見つけてしまえば、そういう地形変化などはまずそこから動くことはないはずですから、毎年そこへ行っていいバスを探すことができるかもしれませんし、もしバスがそこにいると分かれば、他の誰も知らないかもしれない秘密のスポットになるかもしれません。たまりませんね(笑)

 

野尻湖の場合も、フラットエリアには何もない場合がほとんどです。水深3メートルくらいまではぽつぽつとなにかが沈んでいる場合もあるのですが、大きいのがいる4メートルレンジになると極端に変化が少なくなります。

だからこそ、見つけてしまうと大変なことになります(笑)

良い時には30分に1回くらいバスの群れが回ってきますので、1ヶ所で釣れ続けるなんてこともあるくらい、フラットエリアの変化とは大事なものだと思い知らされます。まあ、私にはそんな奇跡みたいなことは起きないのですけども。

 

もし野尻湖のフラットエリアに挑戦する場合、当店のオリジナルマップは強い武器になると思います。

いかに地形変化がないかがお分かりいただけると思いますし、だからこそここに集中しそうだな、というところも丸わかりな詳細なマップでございます。

特にまだ野尻湖に通い慣れていない方、これから野尻のスモールに挑戦したい方にはおすすめいたします。(木崎湖マップもございます)

マップには紙版、スマホ版、ロランス魚探版がございますので、ご自身にあったものをお選びいただけます。

春のフラットエリアでのバス釣り

当店オリジナルマップの売場へ行く

 

初めにも書きましたが、フラットエリアはその湖や池の中でも広いエリアになりますので、その中の良い場所を探すのに時間が掛かるものだと思います。

しかし逆に言えば、時間をかけていい場所を探さなければ、良い釣果には恵まれないのがフラットの釣りということも言えると思います。

もしフラットエリアの釣りが苦手という場合は、釣るということそのものよりも、時間をかけて、じっくり探って、「バスが着きそうな何か」を見つけ出すことを楽しんでみてはいかがでしょうか。

その日はバスが釣れなくても、そういう地道な作業があとに繋がると、それがまた最高の瞬間なんですよね。

ぜひ、地道な作業を楽しんでみて下さい。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!