早春のバス釣り、3つのヒント
Photo by luckytacklebox.com
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”3 TIPS FOR EARLY SPRING BASS FISHING”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:luckytacklebox.com”3 TIPS FOR EARLY SPRING BASS FISHING”Written by Andrew Schadegg(海外サイトです)
日本という国は南北に長い国ですから、北と南では冬の長さは全く違ってきます。
南の方に住んでらっしゃる方にとっても冬は寒いことに変わりはありませんし、北の方なんて氷に閉ざされて半ば強制的に釣り禁止状態になっている場合もありますよね。
そんな厳しい冬がいよいよ開ける、それが早春です。
強い南風の春一番が吹き、同じような前線がいくつか通過し始めると、アングラーがフィールドに戻ってくる、そんな時期ですよね。
それと同時に、バスたちもまたアクティブになり、シャローへ上がってきます。
この記事は、アメリカの釣具店「LUCKY TACKLE BOX」のブログですが、この時期のバスを見つけ、釣り上げるための3つのヒントを共有してくれています。
陽気は春めいてきても、甘くはない。そんな季節に気を付けなければいけないことはあるのでしょうか。
ぜひ読んでみて下さい。
1.水温に注意
One of the great things about bass is that they are predictable creatures of habit. Their entire lives and behavior are predicated on some very basic instincts. The instinct to eat, mate, be safe and be comfortable. That’s pretty much it. Most of these instincts are influenced by time of year and water temperature, so it’s absolutely imperative to pay attention to what the water temp is doing in the early spring. It’s fairly universal that largemouth spawn somewhere between 55-60 degrees. Before that, in the prespawn, when the water temp rises up to around 48-55 degrees, you’re typically going to see bass start to get really active feeding up. This is the best chance all year to catch a giant.
バスフィッシングについての素晴らしいことの1つは、バスの習慣から動きが予測可能であるということです。 彼らの生活や行動は、いくつかの非常に基本的な本能に依存しています。 食べる、群れる、安全、快適であるという本能。 これがすべてです。 これら本能の大部分は、時期と水温の影響を受けますので、早春は水温がどうなっているかに注意を払うことは避けられません。 ラージマウスが水温約12.7℃〜15.5℃の範囲で産卵するというのは一般的なことです。 それ以前のプリスポーン期間では、水温が約8.8℃〜12.7℃に上昇すると、通常は、バスが本当に活発に活動し始めるのが見えます。 ここが一年でジャイアントバスを捕まえる最良のチャンスです。
2.リアクションルアーでサーチする
Once those water temps get up to that prespawn temperature, it’s time to start covering some serious water. Start out deep near the main lake points or common deep areas that bass like to hang out and work your way more shallow. Jerkbaits, crankbaits, A-rigs, walking baits and swimbaits are just some of the moving baits that are essential to have rigged up. Keep moving until you find the fish. Once you do, it can be fast and furious. Make sure that you have some finesse baits rigged up to follow up if you get short strikes. A stick bait or Senko style bait weightless is a perfect option.
水温がいわゆるプリスポーン温度に達すると、いよいよ真剣に広いエリアをカバーし始めなければならなくなります。バスが溜まっているであろうメインレイクにある岬の近くのディープや普通のディープエリアから、または逆にシャロー側からスタートします。 ジャークベイト、クランクベイト、アラバマリグ、ペンシルベイト、スイムベイトなどのムービングルアーは、必要不可欠な武器です。 魚を見つけるまで移動し続けます。 魚がいれば、すぐに激しく当たってくるはずです。 ショートバイトがあった場合のために、フォローでフィネスなものを用意しておいて下さい。 ヤマセンコーのようなスティックベイトのノーシンカーは完璧なオプションとなります。
3.水中にも気を配る
More than any time of the year, in the spring it is really important to pay attention to what’s going on under the water. If you have a boat, make sure you have some decent electronics that will alert you to fish activity where you’re fishing. When you don’t see bait and fish, move on. Invest in a decent pair of polarized sunglasses and spend some time looking in the shallows for bass moving up into their spawning flats. Keep in mind that if you see smaller males around, the big girls aren’t far away. Pay attention to that area where you can barely see the bottom. Many times, you’ll spot a bigger fish cruising in and out of your visual area. Get away from the little fish, pull off the shallows a bit and target that slightly deeper area. This can pay off huge this time of year.
他のどの季節よりも、春は水中で起こっていることに注意を払うことが本当に重要です。 ボートで出る場合は、釣りをしている場所で魚の行動が把握できるよう、魚探を正しく適切に確認してください。 ベイトフィッシュやバスが映らないときは、移動してください。 2種類の偏光サングラスを用意して、スポーニングエリアのシャローにバスが上がってきていないか、探してみて下さい。 小さいオスを見つけたら、大きなメスもそう遠くはないことに注意してください。 ボトムがかろうじて見えるエリアにも注意を払ってください。 多くの場合、目では見えずらいエリアをビッグフィッシュは回遊するものです。 小バスがいるようなところからは離れ、そのシャローよりやや深いところをターゲットにしてください。 これで、この時期のビッグバスがもたらされることでしょう。
いかがでしたか。
水温が8.8℃というのがバスの活動が本格化するひとつの目安なのだとすると、皆さんの住む地域では何月くらいの話になるでしょうか。
こういうデータがあると、水温計というものが非常に強力な武器になりますので、特に春は水温計を必ず持ち歩くようにした方がいいでしょう。
釣れた時は必ず水温を見て、その場所で釣れる水温というものを知っておくと、例えば同じ湖でもエリアによって水温も違うでしょうから、その日に取る行動も効率よくなるかもしれませんし、また他のフィールドでも応用が効いたりするものですよね。
そうそう、この記事は最後にこんな言葉で締められているんです。
Nothing beats time on the water to really learn and pattern bass behavior, so make sure to get out in the spring as often as you can. Try and follow the bass as they go through their transitions. It will teach you more than any article or video possibly could!
バスの行動パターンを実際に見極めるには、水上に出る時間に勝るものはありませんので、春はできるだけフィールドに出てください。 バスの行動パターンを追う努力をしてください。 それはこんな記事やDVDよりもっと多くのことを教えてくれるでしょう!
ということです。やはり、せっかく厳しい冬を乗り越えたのですから、フィールドに出ましょうと。
そうなんですよね、ボート屋さんなんかで常連さんの話を聞いていると、みなさん本当に詳しくて、よく知っていて、勉強になることばかり。それはフィールドに多く出ているからこそ体に染みついていることで、実際にそれを聞いても私が再現できるかどうかは別の話なのですが(笑)、そういうことなんでしょうね。
そして、そんな常連さんでも毎年飽きずに足しげくフィールドに通う。それはきっとまだまだ学ぶことがあるからで、成長できるからなのでしょう。
私はそれほど多く出ることはできないながらも、今年はまあまあ早めに始動しています。これが私の成長につながるかどうかまだわかりませんが、可能性は広がると感じています。この年で自分に可能性を感じるなんて、やっぱり釣りは楽しいですね。
できればサクッと釣りたいところですが…そんなに甘くはないか…(笑)
皆さんのエリアではもうバスは動いていますでしょうか。ぜひ、いい釣りをしてください。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!