心身を整える:リック・クラン

      2019/02/05

心身を整える:リック・クラン

Photo by BASSMASTER.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Prepping the body and mind”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com ”Prepping the body and mind”by Rick Clunn January 31, 2019

 

オフシーズン、釣りに行く回数が減ってしまうとどうも気が落ち着かなくなります。

イライラするとかそういうことではないのですが、雪があると水辺に立つのが怖いですから、雪が降っているのを見ると少し憂鬱な気分になるといいますか、そんな感じでしょうか。

ただ私はスポーツ全般を見るのが好きで、ウィンタースポーツやサッカーなど、冬でも観ることができるスポーツを観戦して楽しんでいます。実際、そうされる方も多いのではないかと思います。

しかしプロのアングラーさん方は違います。

1月の中旬を皮切りに、4月ごろまで全国各地で大小さまざまな規模のフィッシングショーが開催されますし、その間も各メディアの取材、ボートの整備やグレードアップ、地域貢献活動、スポンサー企業との契約更新などなど、やらなければならないことは盛りだくさんのようです。

そして日本では3月ごろから、アメリカでは1月下旬ごろからもうトーナメントが始まります。

シーズンオフなどないというのが現状ですよね。プロの皆さんは本当に身体一つで大変ですが頑張ってください。

ただこれも、若いころはいいと思うんです。若いころはそれを言われるとムッとしたものですが(笑)、いざ年を取ってくると痛感するものが「体調管理の大事さ」です。身体の無理が利かなくなってくると、自分の能力や技術が発揮できなくなります。考えたことと行動にギャップが出る、これを防ぐには体調管理に集中しないといけません。

釣りをしていると平気なんですが、オフシーズンはプロといえども釣行回数が減るはずですので、そういった緊張感を持続させるのが難しくなるかと思います。

この記事は、アメリカのバスマスターサイトのコラム記事で、エリートプロであり生ける伝説、リック・クラン氏が、そういった心身の調整について語ってくれています。

リッククランといえばもう70過ぎの大ベテラン選手ですが、スポーツの中でも選手生命が長いバスフィッシング界ではより長い間、自分をコントロールしなければならないということになります。それでも2016年には20代の選手からなる最高峰のエリートシリーズで対等に渡り合い優勝しているんですから、大事な話になるかと思います。

生ける伝説の話に耳を傾けてみようではありませんか。

 

心と体を整える

I’ve spent most of the offseason preparing both physically and mentally for my 45th Bassmaster season that opens Feb. 7.

I’ve been in a process of trying to reinvent myself for the past six to seven years. When you’ve fished as long as I have, you have to adjust to the changing times.

It’s hard to give up your old ways when they were so good to you, but you have to work harder to stay in shape physically and mentally.

At age 72, I don’t want to be out running marathons every week, but I know to address those things that wear me out.

My legs have been a big priority this past winter. Fortunately, my wife Melissa has been real good about getting us outside hiking. We do it three or four times a week when weather permits.

Now, I’m not talking about walking down paved streets or over flat ground. We live in one of the steepest parts of the Ozark Mountains.

So I chase Melissa up and down these hills and get a pretty good workout. We might hike two to three miles a day up and over those hills.

My son has helped, too. He just finished his National Guard Basic Training and has offered me tips on keeping in shape.

Shoulders are another issue. I was told 25 years ago that I needed both shoulders operated on as the result of my high school football days.

When I told my martial arts instructor, he told me to get down and do pushups. I did, but man, the pain was killing me.

And then he did something that was incredible. He moved my hands and adjusted my body so that pushups didn’t hurt. He told me those were muscles I had to make strong. I started doing them his way and I solved my shoulder problems without surgery. When I feel them getting weak I go back to doing his pushups.

So, between marching around the hills, utilizing some of my son’s military workouts and doing push-ups, I’ve kept my body in pretty good shape.

Mentally, I have to become more disciplined in how I prepare, practice and fish. It’s an ongoing challenge because I built my career around an ability to find fish of any size and limit out faster than anyone else.

That doesn’t work anymore. It’s the evolution of the sport; our lakes have gotten better, techniques have advanced and we’re fishing for bigger quality fish.

I fought it when I won at St. John’s River in 2016. I knew I was around big fish and had to resist the temptation to move to where I could catch fish faster and satisfy that need for action.

But to do so, I would be leaving an area with better quality fish. So I put down my Power-Poles so I wasn’t constantly on the trolling motor. There were times I found myself on the electric motor and the boat wouldn’t move because I had the poles down.

I made myself fish slower and with bigger lures even though I dearly wanted to pick up a spinnerbait and rake in the 2-pounders.

But to be successful in today’s game, you have to give up 30 strikes a day and fish for 10 good ones.

Tournament practice is challenging. Spending 90 percent of my time looking for 10 quality bites creates a lot of inconsistency, and the thought of going to the scales without a limit is failure to me.

I also have to battle the experience on waters I’ve accumulated over the years. Young anglers have an advantage; they don’t have a lot of history so they will commit to something that works for them and inherently listen to their intuition.

Experienced anglers wind up giving in to past experiences, ignoring their intuition and don’t commit to anything.

I’ve renewed my commitment to follow those gut feelings and make my intellect be a servant to that.

If I do that and stay focused on fishing for fewer but bigger bites, good things can happen.

オフシーズンの大部分は、2月7日から始まる45回目となるバスマスターシーズンに向けて、肉体的にも精神的にも準備することになります。

私はこの6〜7年の間、自分自身を再開発してきました。私が釣りをしている限り、変化する時代に適応していかなければなりません。

昔のやり方を捨てるというのは難しいことですが、肉体的にも精神的にも元気でいるためには、努力を惜しんではいられません。

もう72歳ですから、毎週マラソンを走るということはできませんが、疲労への対策については考えています。

私の足腰はこの冬にするべき大きな優先事項でした。幸いなことに、私の妻メリッサは私たちを外へハイキングに連れて行くことをしてくれます。天気が良ければ、週に3〜4回は行っています。

舗装された通りや平らな場所を歩くわけではありません。私たちはオザーク山脈の最も急勾配の地域のひとつに住んでいるのですからね。

ですので私はメリッサに丘の上や下へ連れられることでかなり良いトレーニングを受けることになります。1日に3~5キロ、丘を越えてのハイキングになるかもしれません。

息子にも助けられています。彼はちょうど国家警備隊の基本訓練を終えたところで、そこでの体調を保つためのヒントを私に教えてくれました。

肩には別の問題があります。高校時代のサッカー漬けの毎日がたたり、両肩を手術する必要があると25年前から言われていました。

それを私の武道の先生に話したとき、彼は私に腕立て伏せをするように言いました。その通りにはしましたが、しかしまあ、痛くて耐えられないほどです。

しかし彼のすごいところがありました。彼は私の手を動かし、腕立て伏せが痛くないように私の体を調節しました。どうやらそれは私が鍛えなければならない筋肉らしいのです。彼のやり方でやり続けたところ、私は手術なしで肩の問題を解決しました。再び弱くなってきたと感じたら、その腕立て伏せをすればいいのです。

このように、丘を歩き回ったり、息子に教わった軍事訓練をしたり、腕立て伏せをすることで、私は肉体的にはかなり良い状態に整えることができました。

精神的には、私はより釣りやプラクティスについて準備するために自分を律しなければなりません。私はどんなサイズの魚でも見つけて、他の誰よりも早くリミットを達成する能力を中心にキャリアを構築してきたため、これは今なお続く課題です。

効果がなければやりません。釣りは進化しています。湖は良くなり、テクニックも進歩し、私たちはより質の高い魚を釣るようになりました。

2016年のセントジョーンズリバーでの試合では勝つことができました。私はまわりにビッグフィッシュがいることを知っていたので、早く魚を揃えることができましたが、もっと大きな魚を探しに移動する必要があるという誘惑に抵抗しなければなりませんでした。

しかしそれをすると、私はこの良い魚のいるエリアを去ることになります。そこで私は、パワーポールを降ろし、エレキのフットコンの上にはいないようにしました。パワーポールを降ろし、エレキのそばにいないことで、ボートで移動できないようにしました。

そして私は本当はスピナーベイトを使えば2ポンドの魚は釣れると分かっていたにもかかわらず、自分自身をよりスローに、そしてより大きなルアーで釣りをしていたのです。

現在、試合に勝つには、1日に30回のバイトをあきらめ、10回のビッグバイトを取る必要があります。

トーナメントのプラクティスはその挑戦です。90パーセントの時間を費やしてたった10回のビッグバイトを探すのは、かなりの矛盾を生み出します。それでリミットに達せずウェイインするのは失敗だと考えるからです。

私は長年にわたって蓄積してきたそのフィールドの経験とも戦わなければなりません。若いアングラーにはその点でメリットがあります。彼らは多くの経験を持っていない分、何がうまくいくのかということに専念でき、本質的な直感に耳を傾けることができます。

ベテランアングラーは、自分の直感を無視して過去の経験に縛られ、正しいことができません。

私はこれらの直感に従い、私の知識に縛られないという誓いを新たにしました。

私がそれをすることができ、少ないながらもビッグバイトのための釣りに集中し続けることができれば、なにか良いことが起こり得るはずです。


 

いかがでしょう。

リック・クランは今年72歳なんですね。もしエリートのトーナメントだけに集中したとしても、2月ごろから10月ごろまで月に1回から2回のペースで全米をトレイルするというのは楽ではないと思います。

もちろん、それだけに集中しているわけではありません。

トーナメントの合間にも精力的にいろいろなことをやっているようですね。すごい人です。

 

私たちのほとんどは、これとは逆になります。

普段からやっている仕事が別にあって、そこで得た知識や経験を駆使して会社や世の中に貢献しています。選手生命ならぬ、労働生命とでも言いましょうか。長い長い労働生命を過ごしていますよね。

それを健全に過ごしていくにはオフの過ごし方が大事で、そのために釣りがある人というのが大多数です。そういう意味でバスプロの方々と逆になりますよね。

逆ですが、この話は私たちにも当てはまると思います。

仕事にはオフシーズンというものは無く、数少ないオフ(休日)を過ごすのみでしょうから、この時に心身ともに整えることができる釣りという趣味を持っている方はこれを大事にしていきたいと思いますよね。

釣りは挑戦であり癒しです。

自分の年齢に合った身体や精神と上手く付き合って、長く続けていきたいですね。

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!

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