バス釣りに使うヘアジグをご存知ですか

      2018/02/22

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Photo by scout.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”How Much Do You Know about Hair Jigs for Bass”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:scout.com”How Much Do You Know about Hair Jigs for Bass”by Jason Sealock - Nov 11, 2014(海外サイトです)

 

低水温のバス釣り、皆さんはどんなルアーで攻めていきますでしょうか。

今でこそ冬に効くルアーというと市場にも意外と多く出回っていますし、雑誌や動画等のメディアなどでも紹介されていますから、皆さんそれぞれに得意な冬用ルアーやテクニックなどもお持ちですよね。

ちょっと昔まで時代をさかのぼってみると、冬の定番ルアーなるものはそれほど多くなかったと思います。そんな中、アメリカでは昔からずっと愛され続けている冬のルアーがあります。それが、ヘアジグです。

日本では残念なことにヘアジグは市場にほとんどなく、有名メーカーでラインナップしているところもほとんどありませんので、もしかしたらヘアジグというものを見たことがない方や、ジャンル自体も知らないという方もいらっしゃるかもしれません。

もし釣具屋さんの棚に陳列されていたとしても、その奇妙な見た目、使い方の不明さ、ワームという強力な代替品の存在もあってか、手に取られることも少ないかもしれません。それくらい、日本では人気がありません。

繰り返しになりますが、ヘアジグはアメリカのバスフィッシングにおいて冬の定番ルアーで、いえ、定番というよりは北部の寒い地域でのスモールマウスバスフィッシングにおいてはむしろ必殺ルアーというべきでしょうか、それほど信頼されているジグのひとつなんです。その理由は、低水温になるとワームやラバーは硬くなり、動きが悪くなってしまうと言われているのですが、ヘアジグはそんな状況でも変わらないアクションを持っているからなんですね。

この記事は、アメリカのフィッシングメディア「Wired2Fish」の記者、ジェイソン・シャーロック氏が、プロのバスフィッシングガイドでありフライフィッシングインストラクター、そしてフリップフライカンパニー社のオーナーでもあるフレッド・ウィルソン氏にヘアジグのことについて取材したものです。

彼の知識を学ぶことで、またひとつ、冬の釣りの助けになるかもしれません。ぜひ読んでみて下さい。

 

低水温がカギ

From the late fall leading into the winter months and ice-out leading to the early spring are the times of the year the hair jig really shines. Spring or fall, the magic surface temperature range is between 40 to 55 degrees. The tactic allows anglers to attain a subtle and natural action that flawlessly mimics torpid prey in cold water.

“Hair’s ability to ‘breathe’ when saturated under water allows hair jigs to achieve the desired action with very little movement on the angler’s part,” Wilson said. “The natural pulsation of the hair when underwater is what makes hair jigs more effective in cold water situations than presentations which require anglers to impart action by continuously reeling or moving their rods. The metabolic rates of both bass and their prey decrease with plummeting water temps, and nothing can duplicate lethargic forage like a hair jig.”

That being said, the professional jig tier admits “not all hairs are created equal,” and that understanding the specific characteristics of the different styles of hair is critical in order to match the hatch on anglers’ local waters. Here is his take on how different hair moves and works.

間もなく冬を迎えるであろう晩秋から早春に氷が融けてくるまでのあいだは、ヘアジグが本当に輝く時です。春や秋、表水面の温度は約4℃〜12℃です。釣り人は、冷たい水の中で動きが鈍くなったベイトフィッシュを完璧に模倣するため、ナチュラルで繊細なアクションを戦略に取り入れようとします。

「水の中で水を吸ったヘアジグは、釣り人によるほんのわずかな動作で、まるで呼吸でもしているかのようなアクションをすることを可能にします。 水中でのヘアジグのナチュラルな波動は、釣り人がロッドを動かしたりリールを巻いてアクションさせることよりも効果的なため、水が冷たい状況でヘアジグはより効果的になるということです。バスやベイトの代謝率は、水温が急激に低下するにつれて落ち、ヘアジグと無気力なベイトを見分けることができません。

そうは言っても、プロのジグ使い達は「すべてのヘアジグが同じように作られているわけではない。」と認めており、そのアングラーの地元のフィールドでマッチザベイトさせるため、さまざまな毛の特徴を理解することが重要です。ここで彼が言う毛のアクションとはたらきを理解していきましょう。

 



バックテール(鹿の尾と体毛の)

Buck tail jigs are a popular choice for everything from panfish to large saltwater species. However, the material achieves the least amount of movement of all commonly used animal hairs. This material lays flat against the hook, resulting in a rapid rate of fall that can draw reaction strikes from slightly more aggressive bass. For this reason, Wilson elects to hold off on throwing straight buck tails until surface temps surpass the 50 degree mark. In order to slow the fall rate in extreme cold water scenarios, Wilson adds deer body hair to the front of his buck tails, which is a more cellular material than tail hair. A cellular material will absorb more water and when added to jigs tied with a moisture wicking hair, such as buck tail, will allow for a slower descent and increased flare.

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バックテールジグは、ブルーギルから大きな海の魚まで、あらゆる種に人気のある選択肢です。 しかし素材としては、一般的に動物の毛を使われている中では一番アクションが少ないものです。 この素材はフックに対して平行に付けられ、数少ないアグレッシブなバスからリアクションバイトを引き出すための急速なフォールスピードもたらします。 この理由からウィルソンは、水面の温度が10℃を切ったあたりで、このバックテールジグを投げるのを止めます。 極端に冷たい水の状況ではフォールスピードを遅くするために、ウィルソンは、鹿の体毛をバックテールジグのフロント部分に加えます。 そしてそれはテールよりも目が粗いものです。目が粗い素材はより多くの水を吸収し、バックテールのような水分をはじく素材が結ばれたジグに追加することで、より遅いフォールおよびフレアの増加を可能にするのです。

 

フォックス(キツネ)

Wilson refers to fox hair as the “happy medium” due to its well balanced action. Though quite cellular, the material does not undulate in the water as readily as some animal furs and falls at a moderate rate, making it the perfect material to have tied on in any cold water situation. The professional guide notes that fox hair works particularly well on water bodies with a healthy baitfish population, such as his home waters of Candlewood Lake in southern Connecticut.

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ウィルソンは、キツネの毛のことをアクションのバランスが「ちょうどいい感じ」と言っています。 かなり目の粗い方で、素材としては水中で容易に揺れず、他の動物の毛と比べて中くらいの速度でフォールするため、あらゆる冷水温の状態で使うのに最適な素材になります。 コネチカット州南部のキャンドルレイクをホームとするプロガイドによると、キツネの毛は、キャンドルレイクのような健康なベイトフィッシュがいるフィールドでよく効くとのことです。

 



ラビット(うさぎ)

Who would’ve thought that the Easter Bunny could make for a killer jig. Rabbit hair often comes in strips of fur, and when tied by a skillful professional such as Wilson, these strips can be manipulated to effortlessly simulate the pinchers of a fleeing crawfish. Likewise, utilizing a single strip of rabbit fur on a jig can mimic the movements of a distressed leech. When saturated, rabbit hair flares, pulsates, and even slightly lifts off of the bottom. This very responsive material will yield greater results when fished just prior to the spawn when water temps have risen into the 55 to 60-degree range.

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誰がかわいいウサギの毛でジグを作ろうと思ったのでしょうか。 一般的に、ウサギの毛は細長い毛皮の状態で手に入りますが、ウイルソンのようなベテランプロによってこれが巧みにフックに巻かれると(Vの字に巻かれる)、逃げるザリガニのハサミを簡単にシミュレートすることができます。 同様に、ジグにウサギの細い毛皮1本になるように巻くと、逃げ惑うリーチ(ヒル)の動きを模倣することができます。 水を含むと、ウサギの髪の毛が開き、波動を出し、さらにはボトムからわずかに持ち上がります。 この非常に敏感な素材は、プリスポーンの水温が約13℃〜16℃に上昇したときに釣りをすると大きな結果を生み出します。

 

マラブー(アフリカのマラブーという鳥の羽)

The material which possesses the greatest rippling effect is unquestionably marabou, which billows underwater with the slightest movement of the rod tip. Unlike other materials, marabou’s overwhelming sensitivity and flare make it a very versatile option. When tight lipped bass want a bait that is sitting in one place, anglers can leave the jig on the bottom and, without moving the bait at all, still achieve a life like undulating motion in the hair itself. This presentation is a dead ringer for a baitfish feeding on the bottom in very cold water. Marabou can also be scooted along the bottom as the water begins to warm into the mid to upper 50’s, offering a unique finesse alternative to the popular suspending jerkbait.

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最大のゆらめき効果のある素材といえば間違いなくマラブーであり、ロッドティップのわずかな動きで水中に波動を出します。 他のマテリアルとは違って、マラブーの圧倒的な感度とフレアは非常にバーサタイル性の高いものです。口を閉ざしたバスが1つの場所に止まってエサを欲している時、釣り人はボトムにジグを放置することで、ジグをまったく動かさなくても、ヘアーそのものがうねりのような動きを出し続けます。 このプレゼンテーションは、非常に冷たい水底で餌をついばむベイトフィッシュにそっくりなのです。 マラブーはまた、水温が10℃から13℃くらいまで暖まってきたとき、人気のサスペンドジャークベイトに替わる個性的なフィネスルアーのような人気のあるルアーの代わりに独特のフィネスルアーとしてボトムに沿って急いで這わすこともできます。

 



化学繊維

Synthetic hairs differ drastically in consistency and composition, and jigs tied with these materials can vary in motion and rates of fall. Wilson relies mostly on Punisher’s synthetic hair when tying his Flip Fly Tie specials, but emphasizes that each synthetic hair will have its own unique motion and anglers will need to experiment in order to determine the proper applications for hair manufactured by different distributors.

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化学繊維の毛は硬さや素材によって大きく異なり、違う素材を組み合わせることでジグはアクションやフォールスピードも異なります。 ウィルソンは、フリップフライ・タイペシャルを作る際にはパニッシャールアー社の化学繊維を主に使用していますが、それぞれの繊維が独自の動きを持ちつため、メーカーごとに異なる製造方法で売られている毛がどんな用途に適しているかを見極めるため、アングラーは実験をする必要があることを強調します。

 

岩場

No matter the material, concentrating on rocky areas is absolutely key.

“If you’re not getting snagged up on the bottom and losing jigs occassionally, you’re likely not fishing in a productive area,” Wilson said.
In late fall and winter, Wilson beefs up the weight on his jigs to a ¼-ounce or greater as to better probe the rocky depths of wintering areas in 25 to 40 feet of water. During the prespawn, Wilson targets shallow rocky flats that are close to deeper water, picking off hungry bass on their migration to spawning grounds, typically with an 1/8-ounce hair jig.

Whether fishing a hair jig shallow for prespawn bass or on deep ledges and offshore structure for wintering fish, the presence of rock is essential, and a slow drag is the best retrieve for persuading inactive bass. Anglers should never head out on a mission for cold water bass without a solid stock of fur balls on hand.

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素材に関係なく、岩場に集中することは絶対に重要です。

「ボトムに引っ掛かったりジグを失ったりする心配がなければ、こんな重要なエリアで釣りをしないわけはありません。」ウィルソンは言います。
晩秋から冬には、ウイルソンは水深7.5〜12メートルの冬場のディープの岩場をよりよく探るため、ジグの重量を1/4オンス以上にします。 プリスポーンになると、ウィルソンは通常、1/8オンスのヘアジグを使用して、スポーンニングに移る空腹のバスを探し、ディープに近いシャローフラットの岩場をターゲットにしています。

プリスポーンバスに対しシャローでヘアジグの釣りをするか、冬の魚に対しディープの棚や沖の地形変化の釣りをするかにかかわらず、岩の存在は不可欠であり、ゆっくりと引くリトリーブは不活性なバスに口を使わせるのに最適です。 釣り人はヘアジグを持たずして冷たいボトムへ釣りに出かけてはいけません。

 

準備をする

In order to fish a hair jig properly, anglers must utilize light line and finesse tackle. Wilson relies on his Dobyn’s DX 742 SF medium-action spinning rod and Lew’s reel paired with 6-pound Gamma Edge fluorocarbon line to perfect his presentation. He insists that light fluorocarbon line is necessary in order to preserve hair jigs’ natural movement. The longer rod assists Wilson in covering more water and making longer casts to weary prespawn bass. Likewise, the parabolic bend of the medium-action rod assists in applying the perfect amount pressure when setting a light-wire hook.

ヘアジグで適切に釣るには、釣り人は細いラインとフィネスタックルを使用しなければなりません。 ウィルソンは7’4”のミディアムアクションのスピニングロッドと6ポンドのフロロを巻いたリールでこのプレゼンテーションを完成させています。 彼はヘアジグのナチュラルアクションを保つために、フロロの細糸が必要であると主張します。 ロングロッドは疲れたプリスポーンバスに対し広いエリアをカバーし、ロングキャストするのに役立ちます。 同様に、ミディアムアクションロッドの描く放物線は、軽いフックでフッキングするときにしっかりと力を伝えるのを助けます。

 

何をやってもダメなとき

Fishing with hair jigs may not appeal as much to anglers as well as high tech hard baits, but they can produce phenomenal results in the winter months. When the water becomes too cold for moving baits to be productive, fur balls often entice the quality bites other methods fail to produce. Several large manufacturers such as Punisher offer quality hair jigs, but local tiers such as Wilson who possess a greater knowledge of region specific forage may offer better alternatives.

As temperatures drop in the early winter, keep hair jigs in mind for your cold water bass fishing excursions.

ヘアジグを使った釣りは、ハイテクルアーを使った釣りほどアングラーにとってあまり魅力はないかもしれませんが、冬には驚異的な結果を生む可能性があります。 巻きモノで釣るにはあまりにも寒いという状態になると、ヘアジグは他の方法では得ることのできなかったバイトを誘い出します。 パニッシャールアーズのような大手メーカーは高品質のヘアジグを発売していますが、その地域特有のベイトに関する知識が豊富なウィルソンなどの地方メーカーは、より良い選択肢となる可能性があります。

初冬ごろから気温が下がってくるにつれて、寒いフィールドに釣りに出掛けるときはヘアジグのことを思い出してください。

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いかがでしたか。

ひと口にヘアジグといってもその素材や重さなどで、フォール、スイミング、放置など様々な用途があるんですね。

さらにここには書いてませんが、ヘッド形状にもさまざまなパターンがあります。これによっても適材適所な使い方があるはずですから、使い分けることで楽しさも広がりますね。

 

さて、2018年2月現在、日本でもっとも有名(というか発売中)なヘアジグと言えばエバーグリーンの「リトルモンスター」が挙げられると思いますが、これは開発者の清水盛三プロがアメリカのトーナメントで他の選手がヘアジグでナイスフィッシュをバンバン釣ったのを目の当たりにしてしまったか、または知り合いに借りてやってみたところその威力を実感したかで、自社での開発に取り組んだのだと思います。

そうでなければ日本で不人気とわかっているルアーを大手メーカーがなかなか発売しませんよね。まさにアメリカの冬の試合で勝つためのルアーだという証明になるのではないでしょうか。アメリカに深く関わっていった清水盛三プロならではのアイテムですよね。

他にはメガバスからも数種類のヘアジグが発売されていましたが、残念ながらカタログ落ちしてしまいましたね…。

 

私の意見ですが、冬にバス釣りをするアングラーさんはここ数年で増えてきているんじゃないかと思っています。

すっかりブームという概念は去り、レジャーという要素も楽しみつつも、真摯にバスフィッシングに取り組むストイックなアングラーさんが増えたということではないかと思います。

SNSがあるせいで「寒いけどたまにはバス釣りしてる写真アップしなきゃ」みたいな動機もあるかもしれませんが(笑)、それはそれで充分楽しんでらっしゃるのではないかと思います。

そういうアングラーさんが冬に増えたのであれば、これからまたヘアジグが使われる可能性は充分あるような気がするんですが、こればっかりは何とも言えませんかね。できれば、いろんなメーカーから出してほしいんです…。

 

ちなみに当店では今のところ、超フィネスなヘアジグっぽいルアーがおひとつございます。

バスプロショップス・マラブースタンプジャンパージグベイトの売場へ行く

これはわずか1/16ozのスピナー付きマラブージグで、主にスイミングで使うクラッピー用ルアーなのですが、アメリカではこういうのを使ってスモールを狙うのも楽しまれています。

あまりブレードの回転を意識することなく、ブレードが回らないほどの超ゆっくりリトリーブでフワフワフワーと使えばOKです!

 

まだまだ未開発なルアーはあるはずですから、いろんなルアーで楽しんでいきましょうね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!

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