バスがクランクにバイトする4つのきっかけ

バスがクランクにバイトする4つのきっかけ

Photo by scout.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”4 Tips to Trigger Bass with a Crankbait”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:scout.com”4 Tips to Trigger Bass with a Crankbait”By JASON SEALOCK 05/21/2011(海外サイトです)

 

クランクベイトは、個人的にバス釣りの中でもかなり好きなルアーのひとつで、「ここには魚がいる!」と確信しているところで使うのも好きですし、「このあたりにいそうだ…」と思われる広いエリアで投げまくるみたいな使い方も好きです。

ここ最近は、いまひとつ出番のないルアーになってしまっていますが、ボトムをこするようにリトリーブしてきて硬いものに当たった時にボンと跳ねた瞬間にひったくられるあの感触が忘れられず、どこかで使う機会をうかがっています(笑)

この記事には、アメリカバスマスター・エリートシリーズのプロ、ベン・パーカー氏の、主に沖でのディープダイビングクランクにバイトさせるべく解説されたヒントが4つ掲載されています。

どんなことが書かれているのでしょうか。

 

ライトライン

“I crank with 8-pound P-line monofilament,” Parker said. “I don’t know why they say it’s 8-pound line. Because I know it’s breaking strength is greater than that on a crankbait rod. For me the most important thing with deep diving crankbaits is distance. I can launch a crankbait with lighter line. If you’re only casting a deep diving crankbait 30 feet, you might as well fish something else because you’re not getting the maximum effect from the bait.”

On this afternoon, Parker was getting casts 40 yards or more with a long cranking stick and the light line. This puts the crankbait down in a strike zone a lot longer.

「私はP-LINE(メーカー)の8ポンドのナイロンラインを使用しています。 私にはみなさんがなぜ8ポンドのラインを使わないのかが分かりません。 なぜなら、クランクベイトロッドを使うことでかなりラインブレイクしずらいということが分かっているからです。 私にとってディープクランクで最も重要なことは、飛距離です。 ライトラインでクランクベイトを投げること。 水深9メートルでディープクランクをキャストしたき、そのルアーの持つ最大の効果を発揮できていなければ、目的以外の魚を釣り上げてしまうかもしれません。」

その日の午後、パーカーはロングクランキングロッドとライトラインで36メートル以上のキャストをしていました。 これで、クランクベイトをストライクゾーンに長い間維持することになります。

 

高速巻き

“You can catch bass on a crankbait being pulled behind your boat at 3 mph. You can’t wind one that fast so in my experience you can’t reel one in fast enough when they are schooled up and feeding.”

Parker fished a Lew’s Tournament Pro reel with the 5.4:1 gear ratio and burned the reel handle as he worked a Bomber Fat Free Shad over a long bar on Kentucky Lake. Bass after bass bit, cast after cast. The bait is flying into the strike zone and the bass has only a fraction of a second to react to it and hits the bait out of impulse.

「時速約5㎞のボートの後方へクランクを投げても、バスを釣ることができます。あなたには巻きスピードが足りておらず、バスが群れを作ってフィーディングしているとき、私の経験においては十分な速さで巻かないと、バスは食ってきません。」

パーカー氏はLew’sのギア比5.4:1のトーナメントプロリールを使ってケンタッキーレイクの水中島でボーマー・ファットフリーシャッドを投げ、ハンドルを高速で巻きました。キャストというキャストにバスというバスがバイトしてきます。ルアーがストライクゾーンを通ると、バスは数分の1秒で反応し、衝動的にルアーにヒットしてしまうのです。

 

サイレント

Part of the effectiveness of cranking fast comes from the element of surprise. The bass doesn’t know the crankbait is coming until it’s within its circle of influence and it only has a fraction of a second to react to it before it’s gone. That fast fleeing action is the trigger. But it won’t work all the time with baits that make a lot of noise.

“I think people overlook the silent baits,” Parker said. “If you’re up there in the boat parking lot and I’m on the other end and I want to come surprise you real quick, I run towards you as quietly as I can and try to scare you. But if I come running across the parking lot with a tamborine in my hand, you’re going to turn and see me and be ready for me. The same thing with rattling crankbaits. The more noise they make, the more the bass turns and sees them and has time to think about it. Now in stained and dirty water it’s what you need.

クランキングの有効性のひとつに、「びっくりする」要素があります。 バスはクランクベイトが自分のテリトリーに入ってくるまで来ていることに気付かず、通り過ぎる前に反応するにはほんの数秒しかありません。 その速く逃げていく行動がきっかけとなるのです。 しかし、ラトルが多く入った騒がしいクランクではこうは行きません。

「人々はサイレントクランクを見落としていると思います。 例えば自分がボートの駐車場にいて、反対側にいるあなたのことを驚かせたいと思ったとます。私はできる限り静かにあなたに向かって走り、あなたを怖がらせようとします。 しかし、もし私がタンバリンを手に持って駐車場を横切って走ってきたら、あなたは私を見つけて、身構えてしています。 クランクベイトも同じことです。 ルアーが作る騒音が増えるほど、バスは変わり、それを見て、それについて考える時間ができてしまいます。 ラトルの騒音はマッディウォーターなどで、必要とされるものです。」

 

カラー

“I have seen where the color really matters as much as the sound,” Parker said. “On the lower ends of the fishery where the water is a lot clearer, it’s important to use more natural colors. I love the Citrus shad color, but on the lower end of Kentucky Lake, it’s not as effective as other more natural shad colors.”

The clearer the water, the more the bait should flash like a real baitfish.

「私は、カラーが音と同じくらい重要であるという場面を見てきました。 かなりクリアウォーターなフィールドのボトムを叩くときは、よりナチュラルカラーを使用することが重要です。 私はシトラス系の色合いが好きなのですが、ケンタッキーレイクのボトムでは他のナチュラルカラーと比べると効果的ではないのです。」

水がよりクリアになればなるほど、ルアーはリアルなベイトフィッシュのようにフラッシングするはずです。

バスがクランクにバイトする4つのきっかけ

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いかがでしたか。

このベン・パーカーというプロは、他の選手がクランクで釣ってこなかった試合でも、クランクを使って上位に入ってきた選手で有名になりました。

そんなプロが解説したこの記事、やはりどこか、他の人を出し抜くような内容になっていますよね。

シンプルですが、見落としている部分というか。

 

フィールドによって、ライトラインが使えない(巻かれる)ですとかはあると思うのですが、もしこの中に、自分があまり意識していなかったようなことがあるならば、試してみる価値がありそうですよね!

それから、時速5㎞という速さ。これはやや早歩きくらいのスピードです。言葉にするとあまりよくわかりませんが、こんな動画を見つけました…。

ソース:ozawa ikakikai様

この動画は時速6㎞ですが、歩く速さというよりその下のベルトを見てください。まあまあの速さで動いていますよね。

このスピードをクランクのリーリングで再現すると、結構な早巻きになる気がします。

こんな速さでリーリングしてバイトが来たらたまらないですね(笑)

ぜひ、いろいろなフィールドで試してみてください。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!