トップで釣るスモールマウスバス
Photo by bassmaster.com
こんにちは!店長の小山です!
本日は海外サイトより、”Topwater smallies”という記事を引用してご紹介いたします。
引用先:bassmaster.com”Topwater smallies” by Paul Mueller April 6, 2018(海外サイトです)
トップウォーターでスモールマウスバスを釣るということ。
もしかしたら多くのアングラーさんの中には、スモールマウスバスを釣るイメージには「繊細な釣り」というのが真っ先に思いつくため、トップウォーターで釣る選択肢は少ないかもしれません。
実際、私がスモールマウスを釣りに行って水中にラインを入れるているうちのほとんどは、ラージの時に比べて細いラインに軽いシンカーという組み合わせで中層やボトムを攻めることが多いです。
ハードルアーでも7センチ以下の小さ目なミノーやシャッドを使うことがほとんどです。いわゆるフィネスフィッシング、フィネスプラッギングです。私の場合ですけどもね。
平均するとラージより深いレンジを探ることが多いものですから、感度や軽いリグの操作感というものを重視したタックルセレクトになり、静かで繊細な釣りになるというのは確かにイメージどおりなのではないかと思います。
しかし、トップウォーターで釣るという話になった場合、どちらかと言えばラージマウスよりもスモールマウスの方が釣りやすいのではないかと思います。
私には過去に数年間の「トッパ―時代」なるものがあり、ラージ・スモール問わずトップウォータープラグだけを投げていたころがありました。
この頃の経験も踏まえて考えてみても、トップに出やすいのはスモールマウスバスで、ラージの数倍は釣っています。
さて、本当でしょうか。私の話だけでは、いまいち信頼に欠けてしまいます(笑)
この記事は、アメリカバスマスターエリートプロであり、コネチカット州でスモールマウスのフィッシングガイドを行っているポール・ミュラーが書いたもので、スモールマウスバスをトップウォーターで釣るコツを共有してくれています。
半信半疑の方でもこれを読んでいただければ、野尻湖にお越しの際は、タックルボックスにトップウォータープラグを1つは入れて行こうと思っていただけるかもしれません。
ぜひ読んでみて下さい。
トップウォータースモールマウス
Let’s get one thing straight right off the bat — smallmouth bass can be caught on big topwater plugs. In fact, big topwater lures are often the most effective way to catch bigger smallies. I can cite my own experience as an example. My personal best smallie was caught on a large walking style lure, and when I landed her I found an 8-inch perch sticking out of her mouth. That’s a big baitfish, by any definition you want to use.
I’m going to mention the lures I fish with so that you know what I use in the Bassmaster Elite Series. They are not the only good lures around. They are, however, the ones that have the features that I believe are important.
With that out of the way, let’s start talking water temperature.
I live and guide in Connecticut. Most of my clients want to fish for smallies. We start on top whenever the water temperature gets to 55 degrees or above, and we don’t stop until the water goes above 72 degrees. I’d say that 65 degrees is the perfect temperature for the topwater bite around here, if there is a perfect temperature.
Walking baits are some of the most popular topwater plugs especially when there’s not a lot of light and the weather’s stable. I usually fish the biggest ones I can get away with, but that’s not just because they make a big profile. It’s because the ones I fish have a wide swing when they walk, and I can make a lot of noise with them. That noise is especially important. It’ll help pull smallies up from deep water.
My favorite is the ima Little Stik 135 Walking Bait, but don’t let the name fool you. This is not a small bait. It’s 5 1/2 inches long and weighs a full ounce. I use it a lot when the bass are deep over grass and when they’re aggressive. I try to match the hatch when it comes to color.
When I need to quiet things down a little, like when the weather’s unstable or it’s a little cool, I go with a popper or with a prop bait. Poppers are great because they make for a small strike zone, and you can fish them in open places around heavy cover. I like the ones that’ll walk and pop a little. I want less commotion than I get with my walking sticks, but I don’t want total quiet.
The thing about a prop bait is that you can get their attention with an even more subtle action. You can turn the blades slow or fast but not necessarily make a lot of noise. The trick to catching smallmouth on them is the pause. Every day is different, but I have the most success with long pauses, the kind that kill you while you wait.
My favorite small popper is the ima Finesse Popper. If I want to go big I tie on a Deps Pulsecod Popper, and if I’m going to fish a prop bait I go with the ima HeliPs Propbait. Translucent, natural-type colors work best. The bass can see them, but they don’t make a strong contrast.
There are probably a hundred other things I could say about topwater smallies but we don’t have the space here to do that. The things I suggest you keep in mind is that big topwater baits make for big smallies and subtle is OK if the conditions warrant it. But don’t ever think that’s what you should always be doing. It isn’t.
まず、ひとつだけハッキリさせておきましょう。スモールマウスバスは、大きなトップウォータープラグでキャッチすることができます。実際、大きなトップウォータールアーは、よくビッグスモールを捕まえる最も効果的な方法となります。私は自分の経験を例として挙げることができます。私の自己最高記録のスモールは、大きなペンシルベイトで釣りました。私がそれをランディングさせたとき、口から24センチのパーチが突き出ていました。これはどんなものさしで測ったとしても、大きなベイトフィッシュであるはずです。
私がそう言ったとしても、みなさんはBassmaster Eliteシリーズで私がどんなルアーを使用しているかをご存知でしょう。そうなんです。トップが数ある中で唯一、最高のルアーというわけではありません。しかし、それは私が重要だと信じている機能を持っているのです。
では、水温の話から始めましょう。
私はコネチカット州に住み、ガイドをしています。クライアントのほとんどは、スモールマウスを釣りに来られます。水温が13℃以上になるとトップウォーターを投げ始め、22℃を超えるまでやめることはありません。パーフェクトな水温をあげるとすれば、18℃の水温がこのあたりでは完璧な水温ではないかと私は思います。
ペンシルベイトは、特に光量が多くなく、天候が安定しているときに、最も人気のあるトップウォータープラグです。私はだいたいそれで最大級のスモールを釣っていますが、それはシルエットが大きいからというだけではありません。私が釣ったものは、ドッグウォークのときに広くスイングをしているので、同時に多くの音を出すことができるのです。その音が特に重要です。ディープからスモールを浮かせてくるのに役立つのです。
私のお気に入りはアイマ・リトルスティック135ウォーキングベイトですが、その名前にだまされてはいけません。これはリトルなんかではありません。これは長さ5.5インチで、重さは1オンスです。バスがディープのウィードの上にいてアグレッシブなときにはたくさん使います。カラーはマッチザベイトを心掛けています。
もう少し静かにさせたいときや、天気が不安定になったり、水温が少し下がった時などは、ポッパーやプロップベイトにします。ポッパーはストライクゾーンが小さなときに有効ですし、ヘビーカバー周辺のオープンエリアで使うことができます。私は動かした時に小さくポップするものが好きです。ペンシルベイトより静かな方がいいですが、完全に鳴らないのがいいわけでもありません。
プロップベイトについてはさらに微妙なアクションで注意を引き付けることができるということです。ブレードは早くもゆっくりでも回転させることはできますが、必ずしも多くのノイズを発生させる必要はありません。これでスモールをキャッチするコツはポーズにあるからです。これは日によって違うのですが、一番うまくいくのはロングポーズをさせた時で、じらすほどに効果があります。
私の好きな小さなポッパーはアイマ・フィネスポッパーです。もっと大きくしたいなというときは、Deps・パルスコッドを結びます。またプロップベイトにしたいときは、アイマ・ヘリプスプロップベイトです。半透明なナチュラルカラーがよく効きます。バスからは良く見えますが、わざとらしい色合いになりません。
私はトップウォータースモールについては何百と言いたいことがあるのですが、限られたスペースでは言うことができません。大切なのは、ビッグスモールはビッグトップウォータールアーにやってくるということを心にとめておくことだと私は思います。プロップベイトも条件が整えばOKです。しかし、それがいつでもどこでもやるべきだとは思わないでください。そこまでとは言いません。
いかがでしたか。
自分で読んでみても、私が先に「トップウォーターに出る」といった話のイメージよりもはるかに大きいスケールでびっくりしましたが、実際、大きなトップウォータールアーに出るスモールほどでかいという傾向はあると思います。
この記事には5.5インチのペンシル(約14センチ)がメインとして書かれていて、私はそんなに大きなペンシルで釣ったことはないのですが、たとえば、メガバス・コアユスライドシンカーとジャイアントドッグxは両方ともスモールの実績が高いのですが、ジャイアントドッグXの方が釣れればデカいですし、虫パターンでもメガバス・タイニーシグレよりもグランドシグレの方が平均してでかいスモールが出ています。
デカバスパターンとしてはそれでアリなのですが、数はやはり小さめプラグの方が出ますし、数が出ると言っても小バスではなく、トップに出るバスは平均して大きく、釣れるスモールが40センチか45センチかという違いですので、どちらでも嬉しいと思います(笑)
それよりもやはり、それくらいスモールはトップへの反応がいいですよということを覚えておいていただいて、思いついたときに投げてみるのはいかがでしょうか。
春と秋は突発的なボイルに備えて遠投の効くトッププラグ、初夏は虫ルアーという感じで、ほとんど年間を通してトップの出番はありますので、なにかしらトップルアーを結んでおいてもいいと思います。
ラージとは違い、群れで長い距離を追って来てのスピーディーなトップでのバイト(虫パターンは別)、なかなか病み付きになります。でも、ミュラーさんも言っていますが、それだけだとなかなかやりきれませんので、ほどほどに…ですかね(笑)
まだお試しになっていない方はぜひ、チャレンジしてみて下さい。
それでは、また。
毎度ありがとうございます!