チューブワームに5つのリグ

2018年5月22日

チューブワームに5つのリグ

 

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Fishing Tube Baits: 5 Ways To Rig a Tube”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com”Fishing Tube Baits: 5 Ways To Rig a Tube”(海外サイトです)

 

皆さんはチューブワームはお使いになりますでしょうか。

私は個人的にチューブワームが大好きでして、特に理由らしい理由もないのですが、釣り人としてもっともらしい理由を言えば、「釣れそうな気がする。」これだけで充分なのではないかと思います(笑)

しかし、これまで使ってきたチューブワームがどれほど多いかと言えば、まったく多いなんてことはなく、それはなぜかと言えば、チューブワームは日本ではなかなか売っていないからに他なりません。

昔はなにかしらのチューブがありましたのでひとまず買うのには困りませんでした。しかしもうほとんどが廃盤になり、探すとしても最近はなかなか売っていませんが、そんな中でも10FEET UNDERのチューブワームが欲しかったのですが、人気があるのか、それはそれで売っていないという。でもさすが、チューブワームをラインナップするあたり、アメリカで釣りをする伊豫部さんだと思います。やっぱりチューブワーム釣れるんですよ、たぶん。

今の仕事を始めてからはアメリカから物を買うのが面倒ではなくなったので、アメリカにある色々なチューブワームを使いたいところですが、お金の使い道としてまずは釣れる道具をお客さんに提供するということを優先に考えると、結局なかなか手を出せずにいます(笑)

個人的な話が長くなってしまいました。

 

私が好きなチューブワームが、なぜ、あまり広まらないのか。色々な理由は考えられるのですが、ひとつには「リグが変なジグヘッドしかない」ということがあると思います。

ジグヘッドをワームの中に頭から刺し込み、突き当たったところでラインアイを表面に突き破って出し、そこへラインを結ぶという超独特なリギング。そしてそれをどう使っていいのか、どの雑誌を見ても書いていないのでわからないというのがあって、特にそれで釣れているという情報もないし、今これを買わなくてもいいかな、と思ってしまうのも無理はありません。

しかし本当に、チューブワームはその使い方しかないのでしょうか。

この記事は、アメリカのタックルショップ「Mystery Tackle Shop」のブログ記事で、チューブワームの使い道を、例の専用ジグヘッドを含めて5つ、紹介してくれています。

ここでぜひ、覚えていっていただきたいと思います。

 

専用ジグヘッド

Arguably the most popular and effective way to rig a tube is with a internal tube jig. Tube jig heads typically have a bulbous weight at the top, sitting just below the hook eye. The weight provides a natural fall on descent, and realistic hopping action upon retrieval. Start by wetting your jig head and sliding it up your tube until the eyelet reaches the very top of the tube. Then, push the linetie through the plastic, exposing the eyelet. Next, find your hook point and push it through the bottom of the tube so it’s exposed. If rigged correctly, the tube will be completely straight. It will have a hook eye coming out of the top of the tube, followed by a hook point protruding from the bottom of the tube.

This rig works well fishing tube baits in open water, or when fished offshore. You can swim it, hop it, or drag it. Each technique has caught fish in the past and should work in the future. I like to use the lightest weight I can get away with, while still maintaining bottom contact. If you’re continually getting snagged up, try moving down a weight, or using a tube jig with a weed guard.

おそらく、最も一般的で効果的なチューブのリギング方法は、インターナルチューブジグとして(チューブにジグを挿入して)使用することです。チューブジグヘッドは通常、先端に球根状のシンカーが付き、そのすぐ上にラインアイがあります。シンカー部はフォール時にナチュラルフォール、リトリーブ時はリアルなホッピング動作を提供します。まずジグヘッドを濡らし、ラインアイがチューブの最先端に達するまでチューブの上にスライドさせます。次に、ワームをラインアイの辺りで押してラインアイを露出させます。次に、フックポイントが露出するようにチューブを奥の方まで押し込みます。正しく取り付けられると、チューブはまっすぐになります。チューブの上部からフックのラインアイが出て、チューブの尻からフックポイントが出ています。

このチューブワームをこのリグで釣る時は、オープンウォーターまたはオフショアで有効です。スイミング、ホップ、ズル引きなどで使います。それぞれのテクニックは昔から魚をキャッチしており、これからも機能するはずです。私はできるだけ軽いシンカーを使用して、ボトムを取り続ける使い方が好きです。もしあなたが絶えず根掛かりしてしまうようなら、ウエイトを下げてみるか、またはウィードガード付きのチューブジグを使ってみてください。

 

ウォブルヘッドジグ

Wobble heads have really made an impact the past few years, and for good reason. Designed with an articulating head, this setup provides both functionality and a unique action. The free swinging head has a wobbling movement that almost dances as it pops off rocks and structure. The swinging weight also increases landing percentage, and is less likely to get snagged than other bottom contact baits. The movement from the swing head will work against a fish when it shakes its head which decreases the fishes leverage and therefore increases your landing percentage.

To fish tube baits on a wobble head, make longs casts to rocks, humps, saddles, shell beds, or other structure and let your bait fall directly to bottom on a slack-line. Start slowly dragging it back to you while your bait deflects of cover and structure. Bottom contact is crucial so make sure you’re using the correct weight for the conditions. If you’re not feeling bottom, move up a weight and if you’re constantly getting snagged, move down. Bites may be light so play close attention. Grab a wobble head and pair it with your favorite tube and get to work, drag it, hop it or just give it a slow retrieve and you’re bound to get bit.

ウォブルヘッドは、ここ数年でかなり大きな影響を与えました。関節がある形でデザインされたこのジグは、機能性と独特なアクションの両方を提供します。自由度の高いヘッドによって、岩などのストラクチャーから離れた時にダンスを踊るようなウォブリングアクションをします。自由度のあるシンカー部はまた、ランディング率を増加させ、他のボトムコンタクト系リグよりも根掛かりしにくくなっています。スイングヘッドの動きによって、魚が頭を振ったときに魚の動きに追随し、魚の力を殺すため、ランディング率が上がります。

チューブワームをウォブルヘッドで釣るには、岩やハンプ、馬の背、シェルベッド、その他の地形変化に対してロングキャストを行い、ラインスラックを出したままフォールさせます。ルアーをカバーやストラクチャーから逸れていくようにゆっくりとズル引いて下さい。ボトムコンタクトが非常に重要ですので、適切なウエイトを使用していることを確認してください。ボトムを感じない場合は、ウエイトを上げてください。すぐに根掛かりしてしまう場合は、ウエイトを下げてください。バイトは小さいので細心の注意を払います。ウォブルヘッドを手にしたら、あなたの好きなチューブとペアにして使い、ズル引き、ホップ、またスローリトリーブで使ってみると、バイトがあるはずです。

チューブワームに5つのリグ

 

テキサスリグ

Texas rigging a tube is a technique that catches fish in natural lakes way up north to giant man made reservoirs down south. A tube resembles a variety of forage and when it’s rigged Texas style, it allows you to throw your tube just about anywhere without worrying about getting hung up.

To fish, grab a 3/0 or 4/0 aught wide gap hook, bullet weights and some bobber stops. Rig it up like your standard Texas Rig. I like to use ⅛-⅜ oz bullet weights, they will cover you in most situations but add or remove weight depending on conditions you’re facing. In the Spring of the year, I like to Texas rig a craw colored tube, as the season progresses I’ll switch up to colors more resembling bait fish. Figure out what the fish are feeding on in your area and find the color that closest resembles that forage type. Fish around flooded timber, laydowns brush piles, docks, points or transition areas.

テキサスリグによるチューブワームは、北部のナチュラルレイクでよく釣られていたテクニックで、それが改良されて巨大な人工リザーバーへ北上し、南部へと広がりました。チューブは様々なベイトに似ています。テキサスリグにすると根掛かりの心配もなく、どこでもチューブを投げることができます。

釣りかたは、3/0から4/0のワイドゲイプフック、バレットシンカーをペグ留めします。 ようするに普通のテキサスリグのようにリグアップします。 私は1/8〜3/8オンスのバレットシンカーを使用するのが好きです。これでほとんどの状況に対応できますが、今ある状況に合わせてウエイトを重くしたり軽くします。 春の時期は、ザリガニ系カラーのチューブが好きです。季節が進むにつれて、魚系カラーに切り替えていきます。 バスがそのフィールドで何を食べているのかを把握し、そのベイトに最も近いカラーを見つけてください。 沈む立木、レイダウン、オダ、桟橋、岬周りなど回遊しそうな場所を釣ります。

 

ダウンショット

There aren’t many drop shot baits better at imitating a baitfish than a tube. Tubes have a fishy profile and that resemble anything from bluegills to goby. Throwing a tube on a drop shot will help keep your bait off bottom away from weeds or hang ups and it’ll present a very natural look. Drop shotting a tube can help you break down water efficiently.

I like to start off fishing tube baits with long leaders while securing my hook with a palomar knot and my weight with a standard overhand knot. This way if my weight gets snagged and I break off, I’ll keep my hook and my leader will be long enough to simply just retie the weight.

他のワームと比べても、チューブほどダウンショットに向いているワームはありません。 チューブはゴビィ(ハゼ系)やブルーギルなどの魚のようなシルエットを持っています。 ダウンショットでチューブを投げることは、根掛かりしそうなボトムやウィードからワームを遠ざける役割を果たしつつ、とてもナチュラルな見た目にもなります。 チューブをダウンショットで使うと、水中をとても効率よく探れます。

私の場合はロングリーダーが好きで、フックをパロマーノットで、シンカーをコブ結びで引っかけて固定しています。 こうするともしウエイトが根掛かりして引っ張ってラインが切れても、フックはまだあるので、残ったリーダーにシンカーを結び直すだけで済みます。

 

ノーシンカー

While it may sound unusual, a weightless tube is a great way to target fish, whether they’re pushed up shallow close to the bank or if they’re suspended over deeper water a weightless tube can trigger a bite. Similar to a fluke or senko style bait, a weightless tube has a unique shimmy falling action which looks delicious to a hungry bass. With quick twitches to your rod tip you can get your tube to have a underwater ‘walk the dog’ action. This technique will cover water and can call in fish, it’s also something different so if the fish have seen a ton of senkos or flukes, the tube should do the trick.

ちょっと珍しいかもしれませんが、ノーシンカーチューブは魚を狙うのに素晴らしい方法なのです。バスがシャローに上がってバンクの方を向いていようが、ディープでサスペンドしていようが、ノーシンカーチューブがバイトのきっかけとなることがあります。 フルークやセンコーなどのワームのように、ノーシンカーチューブは、お腹を空かせたバスにとって魅力的な独特のシミーフォールアクションを見せます。 ロッドティップをトゥイッチして、チューブを水中でドッグウォークさせます。 このテクニックは魚を寄せることができるため広いエリアをカバーでき、フルークやセンコーを多く見たことがある魚にとってそれはまた別のものであるため、チューブが有効になるということです。


 

いかがでしたか。

これはつまり、他のワームでやれることをチューブワームでやると見たことのない動きになりますよと、そう言っているような気がします。結局のところ、何でもいいのではないでしょうか。

昔は、チューブワームの中に発泡スチロールを詰めてマスバリを刺したものをキャロライナリグ(シンカーにはガラスビーズを組み合わせる)で使うというものがありました。ウィードエリアでシンカーは沈んでもワームだけがウィードから顔を出しているというのが売りのリグですが、やっぱり面倒なリグでした。

なんかこう、変な形のワームだと使い方も変にこってしまって、逆に難しくしてしまっているかもしれません。

シンプルにいつも通りのリグで使ってみてこそ、何か新しい発見があるのかもしれませんね。

 

ところで、ここには私のお気に入りのチューブワームのジグトレーラー使いが出てきませんでしたね…。ラバージグのトレーラーに使うと、ダブルスカートっぽくなって非常にいい感じです。よく釣れるのでぜひ試してみていただきたいなと思います。

 

当店で扱うチューブワームは以下の通りです。

チューブワームに5つのリグ

バスプロショップス・ティーザーチューブ 2.75インチの売場へ行く

 

チューブワームに5つのリグ

Z-MAN・EZチューブ 4インチの売場へ行く

 

チューブワームに5つのリグ

Z-MAN・TRDチューブ 2.75インチの売場へ行く

 

特にスモールマウスに効くとされているチューブワームですが、実際はクリアウォーターで効くという風に考えていいのではないかと思います。ラージも問題なく釣れますので、まだ使ったことのない方は、ぜひお試しくださいませ。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!