チューブワームでのスモールマウスバス釣り

2018年6月30日

チューブワームでのスモールマウスバス釣り

Photo by midwestoutdoors.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”TAKING BASS ON TERRIFIC TUBES ”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:midwestoutdoors.com”TAKING BASS ON TERRIFIC TUBES ”by John Bennett , AUG 20, 2017(海外サイトです)

 

本場アメリカ国内ではスモールマウスバスキラーとして非常に名高いルアーのひとつがチューブワームです。

アメリカではスモールマウス用として人気ながら、日本ではスモールマウスバスの攻略アイテムとして発売されているチューブワームはほとんどありませんが、チューブワームで釣れるのは何もスモールマウスバスばかりではありません。

河口湖などでワーム禁止になる以前の1990年代に有名になったミニチューのジグヘッドは驚異的に釣れていたようで、トーナメントでも多くの実績を残していたはずです。

その頃はチューブを1/16ozの軽量ジグヘッドにセットするとスパイラルフォールをするのがアフターの縦ストラクチャーに着くサスペンドバスに効いたようでしたが、ダウンショットリグなど新たなサスペンドバス対策のリグが登場することで、徐々にチューブワームは姿を消していったように思います。ただ、その頃はバス雑誌などちゃんと読んでいませんでしたので、これに関しては全く記憶違いかもしれません。昔は流行っていた、ラージもよく釣れたんですよという程度に聞いておいてください(笑)

 

現在、日本ではチューブワームといっても普通の、いわゆるツルンとした普通のチューブワームはほぼ作られていません。しかし過去の実績を知るアングラーの皆さんからは今も一定の支持があるようで、中古ショップなどで安く売られているチューブワームを買い集めている方も少なくないようです。

ただスモールマウスバスレイクである野尻湖や桧原湖でチューブワームで釣っているという情報はかなり少なく、やはりスモールマウス用としてはほとんど使われていないか、隠れて使われているかのどちらかだと思います。

正直なところは不明のままですが、もし、いまだにその実力が本物であるというなら、ぜひマスターしてみたいですよね。

 

この記事は、アメリカ中西部を中心とした総合アウトドアメディア「Midwest Outdoors」の記事で、アメリカFLWのトーナメントにも出場経験のあるジョン・ベネット氏が、チューブワームでのスモールマウスバスの釣り方を解説してくれています。

まずは本場アメリカ式のチューブワームの使い方を理解し、日本でも試してみてはいかがでしょうか。ちょっと読んでみましょう。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

奇妙なチューブワームでバスを釣る

One of the most productive and versatile lures in an angler’s tackle bag is the tube. Until about 20 years ago, I was among those who had never heard of this terrific lure. It wasn’t until I began to compete in bass tournaments that I found out how effective they can be.

With a hollow body and a tail of tentacles, the tube at first glance seems to resemble nothing in the food chain. But when fished correctly, it mimics the actions of crawdads, shad, round gobies and other aquatic creatures. I discovered this the first time I dragged a tube across some of Lake Erie’s reefs and shoals. Rigged on a lead-head tube jig and hopped or dragged behind a drifting bass boat, it produced some very hefty, leaping smallmouths.

There is no doubt that color can make a difference in Lake Erie and other bodies of water. That day I was using a salt- impregnated dark-green tube with blue flecks that has proven its worth. Green pumpkin, avocado/gold flake, gobi, smoke and other colors have had their days in the sun and still produce limits of fish.

One of the greatest joys in my life is to hook a hefty smallmouth in one of the rivers of northwest Ohio. For the Auglaize, Blanchard or the Ottawa rivers, my usual rig consists of a 2 1/2- or 3-inch tube Texas rigged on a 4 or 6 Gamakatsu offset worm hook behind a 1/32-ounce slip sinker. The lighter the weight the better. In fact, if the current is not too strong on a given day, I’ll tie on a tube at various weights and allow them to tumble through the riffles and pools where hungry smallmouths are likely to be waiting.

My fishing partners and I always make our casts upstream since this is the direction the fish will be facing and waiting for morsels to be washed down by the flowing current. Any rocky points, submerged boulders, logs, laydowns or weed beds are likely targets and we’ll drag or hop our tubes past, below, or into all of them. Since a tube in the current mimics a dislodged, tumbling crawdad, we never overlook any shale bed, which is a natural place of refuge for these crustaceans. Good river colors have been a bluegill color, shad, smoke/blue glitter, green pumpkin and purple June bug.

The popularity in soft plastics definitely has benefited the largemouth fishermen who have added tubes to their arsenals. My success in lakes and farm ponds has increased exponentially since I began fishing them for bucketmouths. A Texas-rigged tube on an offset 1/0 or 2/0 worm hook below a 1/16- or a 1/8-ounce slip sinker that’s dragged or hopped very slowly across the bottom has saved more than one trip from becoming a complete washout.

Again, color does seem to make a difference with largemouths and smallmouths. Black neon, purple June bug, green pumpkin, watermelon seed and red shad, have all been producing some good catches. Often, the fish just want something different, and a small modification can make a difference. When the fish seem to be in a reluctant mood and are nipping at the tentacles of a tube, I’ve provoked hefty strikes by merely taking a pocketknife and reducing the length of the tail by about half an inch. Or, I just switch colors and again shorten the tail.

As long as they are made, I never will be without at least a few tube lures for bass fishing.

アングラーのタックルボックスの中で最もよく釣れて汎用性の高いルアーの1つがチューブワームです。約20年前まで、私はこの素晴らしいワームのことを耳にしたことのない人々のうちの1人でした。それがどれほど効果的かということをバストーナメントに出るまで知らなかったのです。

中空の本体とテールの触手、一見するとチューブは食物連鎖の点において何にも似ているとは思えません。しかし、正しい使い方をしたとき、ザリガニ、シャッド、ゴビー、また他の水生生物のアクションを模倣します。私はエリー湖の岩礁帯や砂地エリアをズル引いてまわったときにそれを実感しました。リードヘッドチューブジグに結び、バスボートを流す後方でホップさせたりズル引いていると、非常に重く素早いスモールマウスがよく釣れたものです。

エリー湖と他のフィールドで有効なカラーが変わるとは思うのですが、その日私は、実績のある塩入りのダークグリーンにブルーフレーク入りのチューブを使用していました。グリーンパンプキン、アボカド/ゴールドフレーク、ゴビー、スモークなどの色は太陽が出ている日がよく、リミットメイクに成功しています。

私の生活の中での大きな喜びの1つに、オハイオ州北西部の川で大きなスモールマウスバスを釣ることがあります。オーグレイズリバー、ブランチャードリバー、オタワリバーでの私の通常のリグは、2.5~3インチのチューブワームに1/32オンスのスリップシンカー、がまかつフック#4か#6のオフセットフックで構成されたテキサスリグです。シンカーは軽いほど良いです。実際、その日の流れが強くないようなら、空腹のスモールマウスが待ち伏せしてそうな瀬や淵を様々なウエイトを結んで通してみます。

私と連れが釣る時は常に上流にキャストをします。なぜならそれは魚が向いている方向であり、流れによってごちそうが流されてくるのを待っているからです。岩場、水中の岩、木、レイダウン、ウィードベッドなどがターゲットである可能性が高いので、私たちはチューブをその上流、下流、またはそのすべてでズル引いたりホップさせます。流れの中のチューブは押し流されて転げまわるザリガニを模しているので、これら甲殻類の避難所となる自然のシェールロック(頁岩)は見落としません。川で有効なカラーは、ブルーギルカラー、シャッド、スモーク/ブルーラメ、グリーンパンプキン、ジュンバグでした。

チューブワームでのスモールマウスバス釣り

シェールロック:頁岩(けつがん)の例

チューブワームがラージマウスフィッシャーマンにも武器として追加されたことで利益をもたらし、ワームの人気は確かなものになりました。私もバス釣りを始めて以来、これにより湖や池での成功は急激に増加しています。 1/16または1/8オンスのバレットシンカーに1/0または2/0のオフセットフックをつけたテキサスリグのチューブをボトムに沿ってゆっくりズル引いたりホップさせることで、数々のピンチから救ってくれたのです。

ここでもまた、ラージマウスとスモールマウスとではカラーに違いを生むようです。ブラックネオン、ジュンバグ、グリーンパンプキン、ウォーターメロンシード、レッドシャッドは、いずれも良い感じに釣れています。魚はちょくちょく別のものを欲していることがあり、わずかなチューニングが違いを生むことがあります。どうやら魚が触手の長さを嫌っているようだと感じた場合は、ハサミを使ってテールの触手の長さを約1センチだけ短くすることで、ビッグバイトを引き起こしました。それでもだめなら、カラーを変えて、またテールを切ってみるだけです。

これらが生産されている限り、私のバス釣りにはチューブワームなしには決して語れません。


 

いかがでしたか。

チューブワームの最大の欠点は、何を模しているのかよくわからないことではなかったでしょうか。

ただ「釣れるから使ってみな」と言われて使うのも悪くはないのですが、できれば、このワームは何のイメージで使うのかというのが分かった方が使いやすいということはあると思います。

結局、あらゆるものに見えるのが良いということでしたので、それが欠点でもあり、長所でもあったんですね(笑)

使い方もひとまずズル引きで良さそうですし、根掛かりそうになったらポンと外す感じでいいのでしょう。

リグもチューブ専用ジグヘッドというものがありますが、それにこだわる必要はなく、テキサスリグでも全然釣れるようですね。ただしシンカーのウエイトは色々試す必要がありそうです。

本当に汎用性の高い、用途の広いワームなんですね。

しかし、何にでも見えるワームであるからこそだと思うのですが、カラーは重要なようです。記事の中には数回にわたり、カラーのことが書かれていました。

ちょっと使ってみてダメなようなら、カラーを変えてみるのが重要なようですね。

伝統的なスモールマウス攻略のひとつ、チューブワームを、ぜひお試しください。

チューブワームでのスモールマウスバス釣り

Z-MAN・EZTubeZ 4インチの売場へ行く

 

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チューブワームでのスモールマウスバス釣り

Bass Pro Shops・ティーザーチューブ 2.75インチの売場へ行く

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!