ソフトジャークベイトルアーにひと工夫

ソフトジャークベイトルアーにひと工夫

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Jerkbait Mods: Rigs And Tips For Soft Jerkbaits”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com”Jerkbait Mods: Rigs And Tips For Soft Jerkbaits”(海外サイトです)

 

ソフトジャークベイトといいますと、日本ではあまり人気があるジャンルではないのではないかと思われます。ここ最近で日本のソフトジャークベイトといいますとデプスのサカマタシャッド、OSPのドライブスティック、ゲーリーヤマモトのトリプルディーシャッドなどが人気ワームとして挙げられるかと思いますが、それほどソフトジャークベイトというジャンルや使い方として全国的に定番化しているという感じは、私としてはあまり感じておりません。

アメリカではソフトジャークベイトは非常に人気のあるジャンルのひとつで、代表的なZOOMのフルークシリーズをはじめ、数多くのメーカーが「目指せフルーク」と言わんばかりに優秀なソフトジャークベイトを開発し、アメリカ国内で広く使われているようです。

さてこのソフトジャークベイトというジャンルのワーム、基本的にはノーシンカーで使って、オープンウォーターでフィーディングしているバスやカバー周りでベイトを待っているバス、何もない場所でぽけーっとサスペンドしているバスなどにスイッチを入れ、食わせる力を持っています。

長年にわたってアメリカで親しまれてきたジャンルですから、ベテランアングラーさんの中ではいろいろな工夫がされ、更なる効率的、合理的な使われ方をされている方も多いようです。

この記事は、アメリカのタックルショップ「karl’s shop」さんのブログ記事で、そんなソフトジャークベイトの使い方にひと工夫がされたものが紹介されています。

たとえ本当に日本ではいまいち人気がないジャンルだとしても、廃盤にならずに根強く残る製品も多いことから、使う方はいい思いをしていて、ずっと買い続けているのかもしれません。そんなマニアックなアングラーさんはもちろんのこと、これからソフトジャークベイトに挑戦しようとしている方も、ひとつ読んでみてはいかがでしょうか。

 

シンカーを挿す場所

You can work a soft jerkbait different ways by placing nail weights in three locations. Stick the nail through the jerkbait’s cavity near the front of the lure if you want the lure to fall slowly nose first. For a faster retrieve, add a second nail to the rear of the lure. Insert a nail into the rear of the lure to make it sink tail first and then it will jump out of the water when you jerk the rod.

ネイルシンカーを挿す場所を3つに使い分けることによって、ソフトジャークベイトをさまざまな方法で扱うことができます。 ルアーを鼻先からゆっくりとフォールさせたい場合は、ルアーの前方にあるジャークベイトの空洞部分にネイルシンカーを挿してください。 より速くリトリーブするには、ルアーの後ろの方にネイルシンカーをもうひとつ追加します。 ルアーの後部にネイルシンカーを挿入すると、テールをから先に沈んで行き、ロッドをジャークしたときに水面から飛び出してきます。

 

スイベルを使う

Inserting a nail weight into a Fluke tends to inhibit the lure’s action. So, instead tie a barrel swivel on your main line and attach a leader line of 6-pound test/30-pound strength Spiderwire to the swivel and Fluke. The swivel serves a dual purpose of weighing down the lure and eliminating line twist caused by the bait’s zigzagging action.

When fishing open water, impale a number one octopus hook through the nose of the Fluke to get more action out of the lure. Exposing the hook this way increases your hookup ratio.

フルークにネイルシンカーを挿入すると、ルアーアクションが悪くなる傾向があります。 そうならないように、メインラインにスイベルを結び、6ポンドのリーダーか30ポンドのPEラインをリーダーにしてその先にスイベルとフルークを取り付けます。 スイベルは、ルアーの沈下を促し、ワームのダートアクションによって引き起こされるラインのヨレを排除するという二重の目的を果たします。

オープンウォーターで釣るときは、マスバリをフルークの先端に掛けて、ルアーがより多くのアクションをするようにしましょう。 フックポイントが出ているフックを使うことでフッキング率も高くなります。

ソフトジャークベイトルアーにひと工夫

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アシストフックを付ける

If you keep missing bass on a soft jerkbait, add a trailer hook to the lure. After rigging the lure with the hook you normally use, create a stinger by pinching an open eye siwash bait hook onto the larger hook and adding a piece of plastic tubing to hold the stinger in place. Then insert both hooks into the lure’s cavity and back.

ソフトジャークベイトにバスがミスバイトしている場合は、トレーラーフックをルアーに追加します。 通常使しているフックでルアーをリギングした後、オープンアイを持つ大きめのsiwashフックをフックに通し、アシストフックを所定の位置に保持するためのゴム管をはめ、オープンアイを閉じ、スティンガーフックを作成します。 その後、両方のフックをルアーの空洞と背中に挿入します。

ソフトジャークベイトルアーにひと工夫

 

音を追加する

Although it’s considered a quiet, subtle bait for clear water, the soft jerkbait can be productive in stained water by adding sound to its repertoire. You can create a noisy soft jerkbait by inserting a rattle in the lure’s body.

ソフトジャークベイトはクリアウォーター用のサイレントかつフィネスなルアーと考えられていますが、この能力に音を加えることでステインウォーターでも有効なものになります。 ルアーのボディにラトル(ネイルラトラー等)を挿入することで、ノイズの多いソフトジャークベイトを作り出すことができます。

ソフトジャークベイトルアーにひと工夫

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スピナーベイトトレーラーとして

A soft jerkbait can also be used as a spinnerbait trailer when bass are chasing larger baitfish. The trailer gives the spinnerbait a larger profile and its quivering tail mimics the swimming action of a shad.

バスが大きなベイトフィッシュを追いかけているときはソフトジャークベイトをスピナーベイトトレーラーとして使用することもできます。 トレーラーによりスピナーベイトのシルエットは大きくなり、テールが震えることでシャッドのスイミングアクションを模倣します。


 

いかがでしたか。

先日、私も琵琶湖へ出掛けた時にたまたまソフトジャークベイトで釣ることができたのですが、ノーシンカーでは沈みが遅すぎるのとアクションさせた時の浮き上がりが早すぎて使いづらかったため、ネイルシンカーを入れました。

最初は鼻先の方に入れましたが、なんとなくいまいちだったのでセンター付近にネイルシンカーを入れたところ、早い動きもフォールスピードもいい感じになり、ヒットが連発しました。

試しに同じ重量のジグヘッドリグにしましたが、まったく追っても来ませんでした。

やはりソフトジャークベイトの持つ不規則な動きがバスにスイッチを入れる、そういうのがいいという場面もあるのでしょうね。

 

ソフトジャークベイトはハードルアーでは厳しいカバー付近で使えるジャークベイトという位置付けでもあるようですが、それも確かにそうなのですが、この記事にもあった通り、クリアウォーターのバスにアプローチするための静かでフィネスなルアーでもあります。

ボイル撃ちにも有効だという方もいます。

おそらく、静かなアプローチができるため魚がスレにくいという特徴があるのでしょう。

これから野尻湖や木崎湖はエビパターンからベイトフィッシュパターンに移行していく時期になっていきます。ワームの中でも横の動きで比較的展開の早い釣りになるソフトジャークベイトが有効になる時期でもあります。

同じようにスモールマウスだけでなくラージマウスにも有効なソフトジャークベイト、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

ソフトジャークベイトルアーにひと工夫

ZOOM フルークシリーズの売場へ行く

 

そして反応を見て、この記事のような工夫をしてみて、それが実を結んだら、それは最高に楽しい瞬間ですね!

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!