スイムベイト・シャッドテールワームの使い方の基本

スイムベイト・シャッドテールワームの使い方の基本

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Paddle Tail Swimbaits: When, Where, And How To Rig Them”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com”Paddle Tail Swimbaits: When, Where, And How To Rig Them”This Post Guest Written By: Clayton Davis(海外サイトです)

 

スイムベイトとシャッドテールワーム。似ているようで、違うようで、同じです。なんとなく大きいものがスイムベイトで、小さいのがシャッドテールワームと呼んでいるイメージはありますが、基準はないと思います。アメリカでは、どれもスイムベイトと呼ばれています。

でも、日本では大きいのをシャッドテールワームとは言わない気もするので、なにか呼び方の変わる境目でもあるのでしょうかね…よくわかりません。

このスイムベイト、あらゆるルアー・ワームがある中で、1年を通して出番の多いルアーのひとつではないかと思います。

見た目は完全に魚そのもののリアルな感じですし、波動が弱めなのでバスがスレずらいですし、リグによっては非常に根がかりづらいセッティングができますし、巻いて使えばサーチベイトとして広いエリアを素早くチェックすることができるなど、とても万能というかバーサタイルなのがその理由ではないかと思います。

そして、実際によく釣れるというのも大きな魅力ですよね。

しかしこのスイムベイト、いつでもどこでもどう使ってもいいのかと言えば、そうでもないようです。どんな優秀なルアーでも、出しどころを間違えたら能力は発揮できないものですもんね。

では、どう使ったらいいのでしょうか。

この記事は、アメリカのタックルショップ「MYSTERY TACKLE BOX」がブログで共有してくれたもので、スイムベイトの基本を解説してくれています。

スイムベイトの特徴を正しく理解して、使いどころを間違えないようにしたいものです。早速読んでみましょう。

 

スイムベイトのリギング

There are three main ways to rig a paddle tail swimbait; exposed top hook, weedless, and bottom treble hook. Most swimbaits come pre-rigged and have an exposed top hook. To rig this style yourself, simply slide the hook into the nose of the bait and poke the hook through the back so the base of the hook lays against the nose of the bait. Rigging a paddle tail swimbait weedless is very similar, but instead you want to slide the hook in the bait deep enough so the point of the hook lays against the back of the swimbait. This is very similar to your classic Texas rig. The last style is normally used as an add on to the exposed top hook rig. When using a treble hook on a paddle tail swimbait, you can use a screw-lock to place the treble on the bottom of the bait, however it is still strongly advised to use a top hook. Another way is to use a through line technique to thread the line through the swimbait from the nose to the bottom and attach the hook there.

スイムベイトのリグには主に3つの方法があります。 背中のオープンフック、ウィードレスフック、ボトムトレブルフックです。 スイムベイトの中にはあらかじめ背中のオープンフックがリギングされているものもあります。 このスタイルを自分でセットするには、フックをルアーの鼻の方から差し込み、フックの根元がルアーの鼻に当たるころでフックを背中から出すだけです。 スイムベイトのウィードレスリギングはこれに非常によく似ていますが、フックポイントがスイムベイトの背中に来るように、フックを充分深い位置からスライドさせるようになります。 テキサスリグに非常に似たような感じです。 最後のスタイルは、背中のオープンフックと併用して使用されます。 スイムベイトでトレブルフックを使用する場合は、スクリューロック式のものを使用してトレブルフックをルアーの腹部に付けますが、やはり背中のフックを使用することを強くお勧めします。 もう一つの方法は、スイムベイトの中に鼻からお腹へとラインを通し、フックをそこに取り付けるというものです。

スイムベイト・シャッドテールワームの使い方の基本

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スイムベイトにベストなカラー

The main purpose of paddle tail swimbaits is to mimic a baitfish swimming through the water, a very natural presentation. Matching the hatch or using a color of bait that matches the color of the natural baitfish, is key when using swimbaits. If you have no idea what the natural baitfish are in the body of water you are fishing, white is always a good starting point. White is an excellent natural shad color that fish are almost always willing to eat. If white is too boring for you, go with a half white, half gold swim bait as many types of baitfish have this in their colorations.

スイムベイトの主な目的は、非常にナチュラルなプレゼンテーションであり、水中を泳ぐベイトフィッシュを模倣することです。 マッチザベイトだったり、そこに生息するベイトの色とルアーの色を一致させることがスイムベイトを使用するときは重要です。 あなたが釣っている水の中にどんな自然のベイトフィッシュがいるのか分からないのであれば、白から始めるのがいいと思います。 白は、ほとんどのバスが食べているナチュラルシャッドの色合いです。 もし白がつまらないというのであれば、多くの種類のベイトフィッシュが持つ色である、半分は白、半分はゴールドのスイムベイトにしてみてください。

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スイムベイトをいつ使うか

The paddle tail swimbait is a lure that will work all year round, however it reigns king during certain times of the year. Since a swimbait is a lure which can be worked as fast or as slow as the fisherman sees fit, the paddle tail swimbait shines during late winter through early spring months. Fish are actively feeding during this time, especially as the pre-spawn/spawn nears. These fish are willing to chase down bait and will easily mistake your swimbait for a slow-moving baitfish.

スイムベイトは1年中使用できるルアーですが、年間の特定の時期に特に有効です。 スイムベイトは、アングラーのお好きなように速くも遅くも使えるルアーであるため、晩冬から早春までの期間に実力を発揮します。 魚はこの時期、積極的にフィーディングしますが、特にプリスポーンからスポーンが近づいているときです。 この時期の魚は餌を追いまわしているため、ゆっくり動くベイトフィッシュとスイムベイトを間違えてしまうでしょう。

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スイムベイトを投げる場所

Paddle tail swimbaits is very adaptable and can work just about anywhere you will be fishing. Deep, shallow, on points, open water, and even on structure, the swimbait is one of the best moving baits you can use. A paddle tail swimbait works best during three main times; when bass are feeding on schooling baitfish, schooled up in open water, and when on points. When the bass are feeding on baitfish, there is no better bait to use than a bait that mimics their food. If the bass are schooled up in open water, they are searching for baitfish to feed on and when they see a paddle tail swimbait stroll on by, they cannot resist the easy meal.

スイムベイトは非常に適応性があり、どこでも釣りができます。 ディープ、シャロー、岬、オープンウォーター、地形変化に対してさえ、スイムベイトは巻きモノとして使うことができる最高のルアーの一つです。 スイムベイトは主に3つの時期に最も効果的です。 バスがベイトフィッシュの群れをフィーディングしている時、オープンウォーターで群れているとき、岬についている時です。 バスがベイトフィッシュをフィーディングしている時、その獲物をこれほどうまく模倣しているルアーはありません。 バスがオープンウォーターで群れている場合、彼らはフィーディングするベイトフィッシュを探しています。スイムベイトが通りかかるのを見つけたら、簡単に食えそうという衝動に抵抗することはできません。

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スイムベイトをどのように使うか

The best aspect of a paddle tail swimbait is that it can be fished however you please. You can slow roll the bait on the bottom, pop the bait as you reel it in, and even burn the bait across the top of the water in shallow areas. A paddle tail swimbait is very versatile, but works best when slow rolled near the bottom. While it is common to see baitfish at the top of the water, most of the time they stick to the bottom.

スイムベイトの素晴らしい点のひとつは、あなたが望むいかようにも釣ることができることです。 ボトムでスローロールすることができますし、リーリングからのジャーク的な使い方もできますし、シャローのトップウォーターでバジング的な使い方もできます。 スイムベイトは非常に汎用性がありますが、ボトム付近でのスローロールが最も効果的です。 水上からベイトフィッシュを見つけることもありますが、ほとんどの時間、ベイトフィッシュはボトム付近にいます。

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いかがでしたか。

基本的にスイムベイト系はせっかくなのでナチュラルな使い方にこだわった方がいいという感じでしょうか。

アピール系カラーなんかを使うなら、他のルアーにした方がいいのかもしれません…。しかし、スイムベイトにもアピール系カラーや、ベイトフィッシュには似つかないようなまっ黒カラー的なものも多く発売されているということは、基本ができてきたらこういうカラーの有効な使い方も分かってくるのだと思います。

 

私がスモールマウスバス相手にこの手のワームを使う場合、ワカサギ系カラーをメインにするのが一番多いのですが、チャートも多く使います。

ではチャートの使いどころはどこかと言えば、そういうのは全くなく、何も考えずに同じ条件でやってみたときに反応がいい方を使うといった感じです。スモールはなぜか、チャートにやたら反応がいい日があるんです。

これは応用とか使い分けというたいそうなものではなく、スモールさんのご機嫌をお伺いして、お気に召すものを使う感じです。どうです、簡単でしょう(笑)?

使うときはノーシンカースイミングでも、ジグヘッドでも、アラバマリグでも、どんな使い方でも大丈夫だと思いますので、野尻湖にお越しの際はチャート系スイミングワームを試してみて下さいね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!