スイミングジグとフットボールジグ

スイミングジグとフットボールジグ

Photo by shopkarls.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Football Jig Vs. Swim Jig: When To Throw Each”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:shopkarls.com”Football Jig Vs. Swim Jig: When To Throw Each”(海外サイトです)

 

ラバージグの釣りといいますと、ヘビータックルでややこしいカバーの中に撃ちこんでいく最強クラスにストロングな釣りというイメージが私にはあります。

皆さんのイメージはどうでしょうか。

しかし、実際のところは以前このブログで紹介させていただいた記事のように、ラバージグというルアーは人気カテゴリのひとつで、その用途は多義にわたっています。

https://nojiriko-fishing.net/6%E7%A8%AE%E9%A1%9E%E3%81%AE%E3%83%A9%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%82%B0/

特に最近注目されているラバージグと言えば、カバー撃ちというよりはむしろ、オープンエリアで使うスイミングやリフト&フォールという使い方がされるジグやその釣り方だったりしますよね。

ラバージグの細分化が進んだ今、メディアが扱うのが単にカバーに撃ちこめばいいという分かりやすい情報よりも、オープンなエリアでは使い方次第で釣果が分かれるといった部分の情報にフォーカスされることが自然と多くなり、それがまたユーザーへの興味を引いているということもあると思います。

この記事は、アメリカのタックルショップ「MYSTERY TACKLE BOX」のブログで、まさにスイミングジグとフットボールジグの使いどころと使い方について解説されたものです。

短い記事ですが、ジグへの理解を深めていきたい方にとってはいいものだと思います。ぜひ読んでみて下さい。

 

スイミングジグ

スイミングジグとフットボールジグ

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どこで使うか

Shallow areas 5-8 feet of water or less – around any available cover like grass, wood, docks, and pads. These types of jigs can also be used effectively in open water situations when bass are actively schooling.

ウィード、木、桟橋、リリーパッドなどのカバーの周りで水深1.5~2.4メートル以下のシャローエリア。 このタイプのジグは、(カバーの中だけでなく)バスが積極的にスクーリング(群れでベイトを追っている状態)しているようなオープンウォーターの状況でも効果的に使用できます。

 

いつ使うか

Swim jigs are effective pretty much all year in some parts of the country, as long as the water temperatures are in the upper 40’s or warmer, you can probably find a bass that will bite a swim jig.

スイミングジグは、ほとんどの地域において年間を通して効果的です。水温が4.4℃以上あるかそこまで上昇しているようであれば、スイミングジグにバイトしてくるバスを見つけることができます。

 

どう使うか

The ultimate in versatility, there are almost as many ways to fish a swim jig as there are places to throw one. Start out with long casts to cover, and slowly wind the bait back on a steady retrieve. If that doesn’t work – mix in some twitches, pauses, and shakes of the rod tip to induce strikes. Try killing the bait for a split second when you clear or bump cover. This makes the skirt flare and can be a major trigger.

その場所でひとつしか投げないとすれば、スイミングジグで釣るしかないというほど、かなりの汎用性があります。 まずはカバーへ向かってロングキャストし、ゆっくりとしたステディリトリーブで巻いていきます。 バイトがなければ、ロッドティップを使ってトゥイッチ、ポーズ、シェイクなどを織り交ぜ、バイトを誘発してみます。 カバーを抜けた瞬間や当たって跳ねたときにルアーをほんの数秒止めてみて下さい。 これによりスカートがフレアし、バイトの大きなきっかけになる可能性があります。

 

フットボールジグ

スイミングジグとフットボールジグ

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どこで使うか

The football jig is a bottom dragging specialist, so you want to throw it in places where bass hang out on the bottom. Rocks, points, shoals, wing dams, humps, and ledges are all dynamite places to throw a football jig.

フットボールジグはボトムのスペシャリストですので、バスがボトムを意識しているような場所で投げていきたいと考えます。 岩場、岬、ベイトの群れ、ダム(堰)、ハンプ、レッジ(段差)などはすべてフットボールジグを投げるのに適した場所です。

 

いつ使うか

Similar to swim jigs, football jigs can be effective just about all year. They really shine when bass are on offshore structure, though, so the only time they may play second fiddle is when all the bass in the lake are up shallow spawning.

スイミングジグと同様に、フットボールジグは一年中有効です。 しかしこれは、バスが沖の地形変化に付いている状況で本領を発揮するものです。ですので、唯一、有効でない時があるとすれば、スポーニングのためにバスがみんなシャローへ上がってしまったときでしょう。

 

どう使うか

Make long casts past, or to, the intended structure, and free spool the bait all the way to the bottom. Once on bottom, slowly drag the bait back across the structure. If you feel a bite, make sure and really wind up – as it can be tough to bury the hook with a bunch of line out. Experiment with drag speeds, hops, twitches, or even large jumps off the bottom – at times the bass want a slightly different look.

ロングキャストで狙ったストラクチャーかその向こうへ投げ、ルアーをフリーフォールでボトムに着けます。 まずはボトムをゆっくりとズル引きで地形変化全体を通していきます。バイトを感じたら巻き合わせをしてください。これはいくつかの理由から、フッキングが難しい場合があるためです。 ズル引きのスピード、ホップ、トゥイッチ、また大きくボトムから跳ねさせてみてください。バスはこういった小さな変化もよく見ています。


 

いかがでしたか。

 

それぞれのジグの使いどころなどがシンプルにわかりやすく書かれていたのではないかと思います。

しかし、ここからまた頭を悩ますものに、「トレーラー」ろいうものがあります。どんなワームをトレーラーにするかによって、アクションなど全く別物になってしまったりしますものね。

そういう部分もまた、経験が必要になってくるところなんでしょうけども、色々試してみて、なにが良かったかを見つけていくのが楽しい部分かと思います。

 

フットボールジグはここ数年でさらに細分化され、「スコーンリグ」という巻く使い方もされるようになってきました。

フットボールヘッドの形状が巻いたときに水の抵抗を受け、いい感じにロールやウォブリングが入ったりするのだそうです。

この場合も、スイミングジグの項目にも書いてあった通り、ステディリトリーブが有効となるようです。

ステディリトリーブとは、一定のスピードで安定したリーリングのことを言いますが、この一定のスピードというのがなかなかの曲者で、意外と難しいものです。

リップやブレードのついたブルブル感が強いルアーは割とやりやすいのですが、ジグにたとえばスイムベイトを付けたようなブルブル感の弱いルアーの場合は難しくなります。

よくゴルフをする方がやっているように、自分のリーリングをビデオに撮って見てみると、意外と自分にはクセがあることに気付くかと思います。その点、プロのリーリングは非常になめらかです。この「一定スピード」という部分が釣果に直結しますので、ぜひ練習してみて下さい。

ちなみに、ハイギアのリールになるほど、一定スピードで巻くのは難しく、巻きムラが出やすいので注意してくださいね。巻きモノでもハイギアでやるプロの方もいらっしゃいますが、あれはまさに熟練のプロレベルにあるからですので…。

と、私はとあるプロのアドバイスをいただいたのでした(笑)

 

野尻湖のスモールマウスにもフットボールジグは有効タイミングがありますが、使い手によってズル引き派、リフト&フォール派と別れるようです。非常に興味深いのですが、これも色々試してみるといいのだと思います。

おすすめのフットボールジグはこちら

スモールマウスにはフック小さめのキャリラバはおすすめ

スイミングジグとフットボールジグ

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スイミングやカーブフォールメインで使うならナカタジグ

スイミングジグとフットボールジグ

ジャッカル・ナカタジグの売場へ行く

 

奥深きラバージグの世界、ぜひ皆様もいろいろと楽んでみてください。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!