シャロークランクでバスを釣る時期が来た!

2019年3月8日

シャロークランクでバスを釣る時期が来た!

Photo by BASSMASTER.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”It’s time for shallow cranking”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com ”It’s time for shallow cranking”by Jake Whitaker February 19, 2019

 

シャロークランクというルアー、皆さんはよく使われますでしょうか。

私の場合クランクで釣るのは大好きなのですが、使うのは主にディープダイバーなんです。あまり大きな意味はないのですが、ボトムを叩けば叩くほど釣れる気がしているだけかもしれません。

中層のクランクに不安があるといいますか、そんな感じです。

それでも最近は少しずつシャロークランクやサブサーフェスクランク等も使うようになり、その手返しの良さでバスを探して釣っていく楽しさがなんとなくわかるようになって来たかな、という感じです。

ルアーフィッシングというのは不思議なもので、これまで不安に感じて半分は食わず嫌いのように避けてきたルアーでも、何本か釣れるようになってくると「釣れるルアー」の認識になってしまうんですよね。当たり前と言えば当たり前なんですけど、自分はなんて調子のいい性格なんだろうと思いつつ、自分の釣りの幅が広がることに喜びを感じるものです。

もしみなさんの中に私と同じようにシャロークランクというルアーに不安を感じている方がいらっしゃるようであれば、恐らくですけど、それほど釣果もあがっていないのではないでしょうか。それはつまり、使いどころや使い方にもうひとつ自信が持てないということなのではないかと思います。

この記事は、アメリカバスマスターサイトのコラム記事で、エリートプロのジェイク・ウィテカー氏が春のシャロークランクについて語ってくれています。

ジェイク・ウィテカーは25才で学生チャンピオンになってからエリートに昇格し、シャロークランクやジグをメインに戦い2018年6月のサビーンリバー戦ではパラニュークの7位、スキートリースの8位、深江真一選手の9位などをおさえ、堂々の5位に入賞した選手です。

これまで苦手だった方も、読めばきっとシャロークランクを巻きたくなる内容だと思います。

ぜひ読んでみてください。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

シャロークランクを巻く季節です

The bass are beginning to move toward their spawning areas in the South, and they will be doing so throughout the rest of the country in the coming weeks and months. That means it’s time to get serious about shallow water cranking.

Whenever the water creeps up over 50 degrees, I’ll be casting shallow crankbaits. I’ve caught bass on shallow cranks in water under 50 degrees, but the 50-degree mark is when the action really picks up.

Four shallow 6th Sense crankbaits keep a bow in my line throughout this prespawn migration. The water temperature tells me which of these baits I need to be casting.

I start with the 6th Sense Curve 55 when the water temperature is in the low 50s. That bait has a round bill and gets 5 to 9 feet deep. An internal weight swings left and right and makes the Curve 55 swim with an unpredictable hunting motion, kind of like a Wiggle Wart. It’s a great search bait.

I throw it on 45-degree banks and channel swing banks from the mouths of creeks to about halfway back. Any bank with chunk rock is good. I want that bait to get down there and really beat on those rocks. The more things you can bounce it off of the better. I give it a steady retrieve. Not slow, but not fast either.

The bait color varies depending on the water’s color. I like red, orange or a crawfish pattern in lakes where I live in North Carolina because the water is usually stained at this time of year. I go with a shad color if the water is clear. That applies to all my shallow prespawn crankbait fishing.

When the water warms to the middle 50s I switch to the 6th Sense Crush Flat 75X. This flat-sided crankbait has a tight wiggle and dives 4 to 6 feet deep. It’s kind of unique because it has a square bill and is awesome at coming through cover. Most flat crankbaits have round bills and tend to snag in cover.

I’m still fishing rocky banks and digging the bottom, but I’m starting half way back in a creek and working farther into it. I also increase the retrieve speed.

The bass become much more active and aggressive when the water warms to the upper 50s. That’s when I go with the 6th Sense 50X Squarebill. This buoyant 3/8-ounce bait runs 2 to 5 feet deep. It has a great hunting action and plows through and over cover without snagging.

By this time the bass are making their way into spawning areas in the backs of creeks. I concentrate on the last channel swing bank in the back of a creek, the last boat docks in a creek and whatever cover the bass might relate to on spawning flats. If there’s any riprap present, I never pass it up.

I cast all three of these baits with a glass 7-foot, medium-heavy ALX IKOS Hustler crankbait rod. I pair it with a Lew’s Team Lite 6:8.1 gear ratio reel and 12-pound P-Line Tactical Fluorocarbon. I go up to 15-pound when I’m grinding the 50X square bill over rough rock or wood.

I use another rod when I’m casting the fourth shallow crankbait in my prespawn arsenal, the lipless 1/2-ounce, 6th Sense Quake Thud70. I’m often making long casts over flats with this crankbait, so I need a little more power for setting the hook. The 7-foot, 1-inch, graphite ALX Zolo medium-heavy Deputy casting rod gets the job done. I match it with the same reel and line as with my other three shallow cranking lures.

The Thud does what its name implies. An internal knocker makes an intense single knocking thud. I believe that sound appeals to big bass.

The Thud is more of an open water bait. I retrieve it over flats and flat points near the backs of creeks and in ditches lined with stumps. I reel it fast or yo-yo it over the bottom.

With these four shallow crankbaits I can keep pace with the bass wherever they happen to be throughout this prespawn phase.

アメリカ南部のバスから順に、産卵場所に向かって動き始めています、そして今後数週間から数ヶ月をかけて国内の多くの地域がそうなっていくでしょう。それはシャロークランキングに真剣に取り組む時が来たことを意味します。

水温が10℃を超えると、シャロークランクベイトを投げます。10℃以下でもシャロークランクでバスを釣ったことはありますが、10℃以上になると本当に釣れるようになります。

こういったプリスポーンの移行期間は、6th Sense社の4つのシャロークランクベイトが私のラインに結ばれています。この中から何を投げればいいかは、水温が教えてくれます。

シャロークランクでバスを釣る時期が来た!

水温が10℃をわずかに超えたようなとき、6th Sense・Curve 55から投げ始めます。このルアーはラウンドリップが付いており、1.5~2.7メートルレンジを通せます。内部のウェイトが左右に揺れて、ウィグルワートのような予測不能なハンティングモーションをCurve 55の泳ぎに与えます。これは素晴らしいサーチベイトです。

これをクリークの入口から上流の途中までにあるチャンネルスイングバンク(チャンネルが岸に寄っているバンク)に対し45度の角度でキャストしていきます。こぼれ岩があればどんなバンクでもいいです。こういうところではルアーを潜らせてそれらの岩にガンガン当てていくようにします。当たった時の跳ね返りが大きいほど良いのです。このときはステディリトリーブをしていきます。遅くもなく、早くもないスピードです。

ルアーのカラーは水の色によって異なります。私はノースカロライナ州に住んでおり、この時期の湖はややステインであるため、赤、オレンジ、ザリガニカラーが好きです。クリアウォーターであればシャッドカラーで行きます。これは私のプリスポーン時におけるすべてのシャロークランクベイトの釣りに当てはまります。

水温が10℃台半ばまで温まると、6th Sense・Crush Flat 75Xに切り替えます。このフラットサイドクランクベイトはタイトなウィグルを持ち、1.2~1.8メートルレンジまで潜ります。これにはスクエアビルが付いており、カバーに投げてこそ素晴らしい威力を発揮する個性的なものです。ほとんどのフラットサイドクランクベイトはラウンドビルが付いており、カバーには弱い傾向があります。

ここでもまだ岩の多いバンクを釣り、ボトムを叩いていますが、クリークのもう少し上流から始めて行きます。リトリーブスピードもやや早くなります。

水温が10℃台半ばを越えてくると、バスはかなりアクティブでアグレッシブになります。こうなると6th Sense・50X Squarebillの出番です。この浮力のある3/8オンスのルアーは0.6~1.5メートルのレンジを通ります。これは素晴らしいハンティングアクションを持ちつつ、カバーを切り開いて引っかからずに通り抜けてきます。

この頃には、バスはクリークの奥の産卵場所に入っています。このとき私はクリークの最上流にあるチャンネルスイングバンク、クリーク最上流にあるボート桟橋、スポーニングフラットエリアに絡むあらゆるカバーに注目します。もしそこにリップラップがあれば、私は絶対に見逃しません。

私はこれら3つのルアーについてはすべて7フィートのグラスのミディアムヘビーであるALX IKOS Hustlerクランクベイトロッドで投げています。リールはLew’sのギア比6.8:1のTeam LiteリールにP-Line Tactical フロロカーボン12ポンドを組み合わせます。 50Xスクエアビルを岩場やウッドカバーに投げる場合は最大15ポンドまで上げます。

私はもう1本のロッドを使用しています。プリスポーンに使う4つ目のシャロークランクベイトである、6th Sense・Quake Thud70バイブレーション1/2オンスです。このリップレスクランクベイトはフラットエリアでロングキャストをすることが多いので、フッキングにはもう少しパワーが必要です。 7フィート1インチのミディアムヘビーでグラファイトロッドのALX Zoloがいい仕事をします。リールやラインは他の3つのシャロークランキングルアーと同じです。

「Thud(地響き)」とはその名の通り、内部ノッカーによる激しいシングルノッキングサッドを引き起こします。私はその音がビッグバスに効いていると信じています。

Thudはオープンウォーター用ルアーと言っていいと思います。私はクリークの最上流のフラットエリアや平らな岬、チャンネルに沿って並んでいるスタンプなどでリトリーブしています。スピードは早巻きか、あるいはボトムでのリフト&フォールです。

この4つのシャロークランクベイトがあれば、プリスポーン段階にあるバスがどこにいようと、そのバスに歩調を合わせることができます。


 

ジェイク・ウィテカーのプリスポーンのシャロークランキングはいかがだったでしょうか。

記事としてはリザーバーのクリークアームを舞台にしている感じでしたが、ナチュラルレイクのワンドとして考えても融通が利くのではないでしょうか。

かなり具体的な水温、水の色、スピード、そしてエリアまで書いてありましたのでイメージしやすかったと思います。なんだか私にも釣れそうな感じがしてきてしまいました。

 

このブログを書いている今は3月に入ったばかりなのですが、どうやら全国各地では水温が10℃を超えてくるところが多くなってきたようです。

この記事にも水温10℃になると良くなると書かれていましたが、水温10℃というのはバスの気分がガラッと変わる魔法の水温として有名なようですね。

この時期の釣行の際にはぜひ水温計を持って行って、それぞれのポイントの水温の変化を計るクセを付けておくといいのではないでしょうか。水温を計る釣行を重ねることで、そのフィールドではどこへどのタイミングで入るかという立ち回りが上手になっていくのではないかと思います。

 

個人的には野尻湖のスモールマウスもクランクで釣りたくて挑戦しているのですが、なかなか釣れてくれません。

今年はどうなるのでしょうか、楽しみです。

 

それではまた。

 

毎度ありがとうございます!