ケビンバンダム:秋のスモールは柔軟に

2017年10月17日

ケビンバンダム:秋のスモールは柔軟に

Photo by bassmaster.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Magical time for big smallmouth”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com”Magical time for big smallmouth”By Kevin VanDam October 13, 2017(海外サイトです)

 

秋のスモールマウスバス。私にとっては鬼門のひとつで、これまで春、夏とコンスタントに釣ってきたやり方が全く通用しなくなる、わけのわからない季節です。そして、それこそが本来のスモールマウスバスフィッシングのような気がして、難しさを楽しんでいる部分もあります(笑)

そんなドMな皆さんも、実は多いのではないでしょうか(笑)

この難解な季節を何とかしてモノにしようと、たとえば野尻湖のガイドさんのブログや他の方のSNSなどを穴が開くほど読んでみたり、釣れてる写真の場所を突き止めようとしてみたりしています。

そうするとなんとなく見えてくるのが、人によって釣り方が微妙に違うということ。

ボイル撃ちがうまくいったり、シューティングが良かったり、ここぞというところでの放置が良かったりと、人によっても場所によってもタイミングによっても釣り方があるんだな、ということです。

秋には秋の引き出しの多さみたいなものが必要なんですね。

この記事は、ご存知ケビンバンダム氏が、秋のスモールマウスバスについての基本的なレクチャーをしてくれているのですが、それだけではないという部分も示してくれています。

もしかしたらいい引き出しが増えるかもしれません。読んでみましょう。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

秋のスモールマウスバス

There are several things I like about the fall, but nothing tops my list more than fishing for big smallmouth in northern Michigan.

The month of October, especially when the water cools down, is the prime time for fishing for big ones. Obviously, we always fish for big ones, but they become more accessible when they are moving shallower and gearing up for the winter.

The bite for numbers of smallmouth can be nothing short of spectacular, but the quality is what makes it so special this time of year.

During the summer, the fish spend their time deep on most lakes where they feed on perch, gobies and other baitfish. The bass move around, capitalizing on the bait that lives deep.

Once the water temp moves into the low 60s, they start moving shallower and by the time it hits the 50s, the shallower rocky areas become smallmouth magnets.

And while they are feeding on available baitfish, crawfish become equally important forage. The cooler weather gets the crawfish more active around rocks and sand grass, and the bass are keying on them.

That’s why I pay close attention to the fish I catch. If they are spitting up crawfish, or their bellies are bulging and hard, that’s a good sign to throw crawfish imitators.

One big difference in lure presentations is you don’t have to work a bait so erratically; you don’t have to burn a spinnerbait or get a crankbait to move wildly. Use a medium retrieve and they will crunch it.

Indeed, finesse presentations work, especially on those calm, sunny days when a wacky rig, tube or drop shot might produce better. But on most days and when there is wind, you can power fish with spinnerbaits, crankbaits, jerkbaits and swimbaits and not have to pick up a finesse bait.

However, I’ve been really successful on “finesse” days by fishing a jerkbait for smallmouth. I recently had a day like that when it was sunny and calm and I blasted them on a jerkbait.

My clue was when I saw a lot of gulls circling looking for bait. Even though they weren’t diving, that told me the bait was up and that I needed to fish a lure higher in the water column.

The jerkbait was the perfect fit.

You hear a lot of people say that they want sunshine for smallmouth fishing, but I’ve found that the nastiest weather produces the best big smallmouth days. Give me a 15 mph west wind, rain or a mixture of sun and clouds, and I know the fish are biting. Sure, the wind makes it tough for boat control, but it also gets the bass real active.

I realize the smallmouth fishing gets better later for southern anglers, but it happens this month over the entire Great Lakes Region. We can catch smallmouth until the ice covers the lake but now is the magical window when you can fish your favorite technique and be successful.

秋のバス釣りではお気に入りの釣りがいくつかありますが、ミシガン州北部のビッグスモールマウスバスの釣りを超えるものはありません。

特に水温が落ちてくる10月は、ビッグワンを釣るための最も重要な時期になります。もちろん私たちは、いつもビッグワンを狙っているのですが、バスが冬に向けて秋の荒食いのためにシャローへ動くと、より近づきやすくなるのです。

スモールマウスからのバイトは多くはなく、ショートバイトになるかもしれませんが、そのクオリティはこの時期にとてもすばらしいものになります。

夏の間、魚はほとんどの湖でディープで過ごし、そこではパーチやゴビー、その他のベイトフィッシュを食べています。バスはその周りを動き、ディープにいるベイトをフィーディングします。

水温が15℃を切ってくると、彼らはよりシャローへ動き始め、10℃に達する頃には、岩場のシャローがスモールマウスを引きつけます。

そして、彼らがベイトフィッシュを食べている間、ザリガニも重要なベイトになります。気候が涼しくなることは、ザリガニも岩や砂地の草の周りで活発にるため、バスにとってもそれがキーとなります。

そのため、私は釣った魚に細心の注意を払います。バスがザリガニを吐き出した場合、またはバスの腹の膨らみが激しい場合は、ザリガニを模したルアーを投げる良い兆候です。

ルアープレゼンテーションの大きな違いの1つは、ルアーアクションにあまり特別なことは必要ないということです。スピナーベイトのバーニングをする必要はありません。また、クランクベイトを激しく動かす必要もありません。ミディアムリトリーブをしていれば、バスは噛んできます。

確かに、晴れてベタ凪のような日にはワッキーリグやチューブワームのドロップショットなどフィネスなアプローチが効果的です。しかし、それ以外の日や風があるときには、スピナーベイト、クランクベイト、ジャークベイト、スイムベイトなどが効果的で、フィネスルアーを手に取る必要はありません。

しかし、本来ならスモールマウスにはフィネスの釣りが有効であろう日にジャークベイトで釣ることによって、本当に成功しました。最近ですが、晴れて穏やかな日に、ジャークベイトで爆釣した日があったのです。

その手掛かりは、たくさんのカモメが餌を探して旋回しているのを見たときでした。カモメは水中へダイブしているわけではありませんでしたが、これはベイトフィッシュが上ずっているから中層で釣るルアーを投げる必要があると私に教えてくれたのです。

ジャークベイトは完璧にハマりました。

また、秋のスモールマウスを釣るためには日差しが必要だということを聞くことが多いと思いますが、最も厄介な天気が一番大きいスモールマウスを釣ることができることがわかりました。風速6.6mの西風、晴れ時々雨または曇りだったときです。その状態でもバイトがありました。その風はボートコントロールを難し​​くしましたが、実際にはバスをアクティブにしました。

南北の地域によって時期に差はありますが、五大湖では10月に起こります。湖が凍ってしまうまでスモールマウスを捕まえることができますが、自分の好きなテクニックや手段でビッグフィッシュを釣ることができる季節です。


 

いかがでしたか。

さすがはケビンバンダム、自信満々な感じがしますよね…!どんな状況でもしっかり釣っている感じです。

これは、いろいろ言われていることを信じすぎず、自分の好きなことをやってくださいよ、と言っているのでしょうか…?

それでは引き出しが増えるどころか、引き出しの中が余計にぐちゃぐちゃになってしまった感じがしますが(笑)、たしかに、誰かのやり方をそのままやって釣るだけというよりも、そこからまたさらに自分なりに発展させていく方が面白いと思います。

まずはその湖でのセオリーや釣れている人の釣り方を真似してみて、釣れるようになってきたら他のやり方で新しい発見をするというのが理想的なのかもしれませんね。

私には時間のかかることのような気もしますが…ゆっくり楽しんで行こうと思います。

みなさまもぜひこの記事を参考にしてみてくださいね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!