クランクにはナイロンか、フロロか?

2017年12月6日

クランクにはナイロンか、フロロか?

Photo by scout.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Fluorocarbon vs. Monofilament for Crankbait Fishing”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:scout.com”Fluorocarbon vs. Monofilament for Crankbait Fishing”By Walker Smith – Nov 28,2017(海外サイトです)

 

みなさんは、クランクを使うとき、どんなラインを使っていますでしょうか?ひとまず思いつくところでは、ナイロンか、フロロか、PEだと思うのですが・・・。

私は、クランクベイトというルアーが大好きで、ラージマウスを狙って釣りに出かけるときはほぼ必ずボックスに入っています。釣れなくても、投げて巻きたいんです。

そんな私ですから、この話題については日ごろからまあまあ気にしていました。色々なプロの意見をDVDや雑誌などであさってみては、好きなプロの使っているラインを試してみたりしたものです。

そして、最近になってようやく、一つの結論に達したのです!でもちょっと恥ずかしいですし皆さんにとって私の意見はどうでもいいはずですのであとでお話ししますが(笑)、この記事は、アメリカの釣りメディア「Wired2Fish」の記者でありベテランアングラーであるウォーカー・スミス氏が、クランクベイトにオススメするラインについて語ってくれています。

クランクのラインに限らず、いろんな面で参考になる話だと思います。

ちょっと読んでみて下さい。

 

ナイロンラインをおすすめする場合

I think the fishing (and hunting) industry too often overlooks the common man. Yes, there are videos and television shows that show a bunch of anglers in shiny bass boats with 15 fishing rods laid across the front deck. There’s nothing wrong with that, but we can’t forget about the guys who have just a handful of rods.

If you’re part of the latter group and only have a few fishing rods at your disposal, I’d be more inclined to recommend monofilament line for crankbait fishing.

Lots of anglers use medium-heavy action rods for cranking and they’ll certainly do the job, but certain brands and/or models often lack the slower taper needed for a higher hookup percentage. This means that the tip of your rod will almost be too stiff.

When you’re cranking, you need some sort of shock absorption. Crankbaits are designed to collide with cover and dig the bottom, so if you’re using a stiffer rod, there’s not as much forgiveness; your plug will knock into a branch and before you know it, you’re snagged and you just broke off an expensive lure.

This is when monofilament can save the day.

Monofilament fishing line has a lot more stretch than modern fluorocarbon, so it can help compensate for the lack of “give” in your cranking setup. If your rod is a bit too stiff, you’ll actually feel your bites too quickly, in my opinion, which often results in a premature hookset before the bass has a chance to get the hooks in its mouth. Monofilament line will give you that very important split-second delay that’s needed for suitable hook penetration.

In addition, bass will often swipe at crankbaits out of pure reaction; many times their mouth won’t even be open. Again, monofilament will give you more forgiveness in this situation.

To avoid these problems without a specialized crankbait rod, I’d recommend monofilament line. I use 12-pound for flat-sided plugs and smaller squarebills, 15-pound for larger squarebills and 10-pound for most deep-diving crankbaits.

私は、釣り業界は、しばしば一般アングラーのことを見過ごしていると思います。そう、DVDやテレビ番組では、ピカピカのバスボートに15本ものロッドがデッキに置かれているのを見ることができます。それ自体は別に問題はありませんが、1本のロッドしか持っていない人だっていることを忘れてはいけません。

あなたが後者のグループの1人で、釣り竿を少ししか持っていないのであれば、クランクベイトの釣りにはナイロンラインを推奨したいと思います。

多くの釣り人はクランキングにミディアムヘビーアクションロッドを使用し、よく使いこなしていますが、特定のブランドやモデルでは、より高いフッキング率のためにスローテーパーであることがよくあります。これは、ロッドティップが硬すぎることを意味します。

クランキングするときは、ある種の衝撃吸収を必要とします。クランクベイトは、カバーにぶつけたり、ボトムをノックするように設計されているので、硬いロッドを使用している場合、ルアーが枝に当たったのに気付いてから引っ掛かってしまうまでの時間にそれほど多くの余裕がありません。それでは高価なルアーを失くしてしまいます。

これを救ってくれるのがナイロンラインなのです。

ナイロンラインは、フロロカーボンよりもはるかに伸びがあります。そのため、クランクを使うタックルに「間」を与えるのに役立ちます。ロッドが硬めだと、たしかにバイトをよく感じるでしょう。しかし私の意見では、バスの口にフックが入る前に、早くフッキングの動作をしてしまうことがあります。ナイロンラインは、確実にフックを貫通させるために必要な非常に重要な「間」を与えてくれるのです。

加えて、バスはしばしば食性ではない反応でクランクへ当たってくることがあります。そのとき彼らの口はしっかり開くこともままなりません。この場合も、ナイロンはいい余裕を与えるでしょう。

クランクベイト専用ロッドを使用しないでこれらの問題を回避するならば、ナイロンラインをお勧めします。私はフラットサイドプラグと小型スクエアビルには12ポンド、大型のスクエアビルには15ポンド、ディープダイビングクランクベイトには10ポンドを使用します。

 

フロロカーボンをおすすめする場合

If you’re lucky enough to have a specialized crankbait rod with a softer tip, I’d recommend choosing a fluorocarbon line. I’ve been using the 7-foot, medium-action Team Lew’s Pro LFS-X5 this year and it’s just the way I like my cranking rods. It may feel like a wet noodle to some, but it gives me that shock absorption and delay I need to get those treble hooks buried.

I most often choose fluorocarbon because it’s more invisible in the water and in my experience, it’s more abrasion resistant than most monofilament lines. It does have very little stretch, but remember, my cranking rods have enough “give” in the tip to offset it.

In short, it’s a very clear give-and-take situation. If you’re working with just a few rods, don’t be afraid to grab some monofilament when you get the itch to crank. If you saved your money and bought a crankbait-specific rod, I think you’ll be happier with fluorocarbon.

幸いにもクランクベイト専用ロッドを使用することができる場合は、フロロカーボンラインをおすすめします。 私は今年から7フィートのミディアムアクションのTeam Lew’s Pro LFS-X5を使用しています。これは私のお気に入りのクランキングロッドです。 もしかしたら少し弱いのではないかと感じるかもしれませんが、それは私に衝撃吸収とトレブルフックを確実に貫通させるために必要な間を与えてくれます。

ほとんどの場合、フロロカーボンは水中では目立たず、私の経験ではほとんどのナイロンラインよりも耐摩耗性が高い理由で選択しています。 伸びはほとんどありませんが、クランキング専用ロッドはティップまで十分な 「間」があり、それを相殺しています。

要するに、これは非常に明確なギブ・アンド・テイクなのです。 数本のロッドのみで釣りをしているのにクランクを投げたくて仕方がない場合は、ナイロンラインを使うことを恐れないでください。 お金を貯めてクランクベイト専用のロッドを買ったなら、フロロカーボンラインを使うことでもっと幸せになれると思います。


 

いかがでしたか。

これはまさに私が達した結論とドンピシャだったのですよ…。

ちなみに今の私には、お金がありません。ロッドは昔から持ってる6本で、リールが8個。これで琵琶湖のロクマルから野尻湖のスモールマウスのライトリグまで想定して使いまわすということでやっていますので、クランクなどの巻きモノ系はナイロンラインにすることにしたのです。

ナイロンラインのメリットは、

  1. 安い(300m巻きで700円くらい)
  2. フロロより細くて軽いから同じ強さならよく飛ぶ
  3. 伸びがあるので根掛かりしづらい

ということがあると思っていますので、貧乏で非力な私にはぴったりだと思ったという理由です…まさにこの記事の通りです(笑)

この記事が言っているのは、ラインそのものの性能差で良し悪しを決定するのではなく、自分が今置かれている状況に合わせてみてもいいのではないかということだと思います。

まさにナイロンラインのような柔軟な考え方です(笑)

 

私はプロアングラーではありませんから、必要な時に必要な魚を釣ることを最優先する必要はありません。釣果は欲しいですが、それと同じくらい、楽しみたい。お金もないですし、ルアーもロストしたくないですから、楽しみを奪う要因を減らすことも優先したかったんです。

充分なお金を手に入れたら、クランク専用ロッドを買って、フロロカーボンを巻いてやってやりますが(笑)、そのときに他の方がナイロンラインを使っていても否定することはないでしょう。

この記事は私にとって、とても励みになるものでした。

 

しかし、ちょっと愚痴みたい内容になってしまってすみませんでした…!

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!