ウィードエッジのスモールマウスバス

2018年1月15日

ウィードエッジのスモールマウスバス

Photo by hooknlook.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Hook n’ Look Splash #15 – Down-Imaging and Side-Imaging a Weed Edge”という動画をご紹介いたします。

引用先:hooknlook.com/splash-15-down-imaging-and-side-imaging-a-weed-edge/(海外サイトです)

ウィードとスモールマウスバス。皆さんにとって、興味のあるテーマでございますしょうか。

野尻湖でスモールを釣ってらっしゃる方々にとってはそれほど関わりがないかもしれませんが、桧原湖と木崎湖にはウィードがあるため、無視できない要素なのではないかと思います。

ご存知の通り、ウィードというものは魚や色々な生物にとっての共同アパートのようなもので、おそらくかなり快適なのでしょう、季節にもよりますが、ウィードがあるのとないのとでは魚影の濃さが違いますよね。

しかも、我々人間から見ても、いえ、見るといいますか、魚探を掛けてみても、ウィードがあるフィールドというのは魚探掛けの時、ウィードが邪魔をしてなかなかはっきりとした画像を得ることができません。そういう意味でも、ウィードは魚にとって都合のいい存在なのでしょうね。そんな苦労を魚は知る由もありませんが(笑)

さてここにひとつの動画をご紹介いたします。

アメリカの「Hook’nLook」(フックアンドルック、略してフックンルック)というテレビ番組の持っているYouTubeチャンネルからの引用ですが、ここでレイクシャンプレーンのウィードエッジに付くスモールマウスバスの映像を公開してくれていました。

ハミンバードのダウンスキャンとサイドスキャンを使った魚探映像と、水中カメラによる実際の映像が比較されています。

まずは動画の方をご覧ください。

どうでしょう、魚探に映る画面と実際に見えている風景を検証できるなんてかなりエキサイティングなのではないでしょうか?

動画内の水中の会話が字幕で出されていたのでちょっと抜き出してみますと、(間違ってたらすみません)

alright,I’m coming down dad.

よっしゃ、潜ったよ父さん。

Let’s see if we can find all those perch.

じゃあ魚探に映ったのがパーチかどうか探してみよう。

Just like we saw

思った通りだ

on the side imaging dale,right here at the edge not only there smallmouth , but there is a bunch of perch.

デールさん、サイドイメージの通りこのウィードエッジにはスモールマウスだけでなくパーチの群れもいるよ。

perch hangers right edge the weeds?

パーチはウィードエッジ沿いにいるか?

yeah,definitely school is hanging on the edge.

ああ、間違いなく群れはウィードエッジ沿いにいるよ。

it looks just like it did on the screen.

魚探の画面で見たとおりだね。

thousand.

大量にいる。

I got me a smallmouth right in front of me. Just came to me.

ちょうど私の真正面にスモールマウスが来たよ。すぐそこだ。

Beautiful smallmouth too!

スモールマウス美しすぎるよ!

He’s probably coming back to me cause that’s where the food’s at.

またここに戻ってくるんだろうね、食べ物があるからね。

Man there’s a lot of perch here!

ここにはたくさんのパーチがいるからね!

Dale,the smallmouths are definitely off the edge here.

(場面が変わって)デールさん、このスモールマウスは明らかにエッジに付いていないよ。

are there smallmouth,around the perch on their to the operations?

そのスモールマウスはパーチを追っかけてるだけじゃないのか?

that’s a good question.

いや、ちょっと待って…

They’re going right down the same edge.

やっぱりうまいこと同じようにエッジ沿いにいるようだ。

the smallmouth are here because of those perch,there’s no question.

スモールはパーチがいるからここにいるんだね、間違いないよ。

という感じでしょうか。

バス釣りをしていれば、ウィードの存在はいつも無視できない存在ですが、ウィードエリア全体を釣るのではなく、ウィードのエッジを釣っていくのが効率がいいということがこの短い動画を見るだけでイメージできますよね。

本当にいい動画だと思います。

ぜひ、こういう動画でイメージを膨らませて、自身の釣りに活かしていきましょう!

他の動画も見てみたい方はこちらへどうぞ。

フックンルックのYoutubeチャンネルはこちら

さて、このHook’n Lookというテレビ番組ですが、アメリカには日本のような無料の「民放」というようなテレビ局はほぼなく、ほとんどの家庭が有料のケーブルTVやCS放送でテレビを見ているみたいなんです。

日本にもケーブルテレビやCS放送はありますのでご存知かと思いますが、有料テレビにはさまざまな専門チャンネルが存在していて、それだけを24時間観ることができます。

アメリカではそういった有料チャンネルの集合体が多くあり、その中のひとつに「ディッシュネットワーク」という放送サービスがあるのですが、そこに「アウトドアチャンネル」というチャンネルがあり、その中に今回ご紹介した「Hook’nLook」の番組があります。ディッシュネットワークサービスが日本で観ることができるかどうかは、申し訳ありませんが、よくわかりません。

このフックンルックという番組はどんな内容のものが多いかといいますと、出演者はアメリカバスマスターやFLWを20年に渡ってトレイルしていたプロアングラーのキム・ストリッカー氏とその息子のダニー、それからプロダイバーらによって、ハイテク魚探と水中カメラを使って様々なゲームフィッシュの生態を明らかにしていき、そこから釣果につなげていくというもの。

つまり、調べて(LOOK)そして(and)釣るよ(HOOK)というタイトル通りの内容なんですね。

キム・ストリッカーもダイバーの免許を持っているようで、プロアングラーを引退してから地元の湖で数百時間以上もバスや他のゲームフィッシュを水中カメラで撮っているそうです。そういう経験による観点から生まれた番組なのでしょうか。

良い番組だと思います。日本の釣り番組ではこういう切り口ではなかなかヒットしないのかもしれませんが、バスの生態に関連した釣り番組があったらぜひ観たいものです。

ちなみに、この番組のMCであるキム・ストリッカー氏の出身はミシガン州ということで、五大湖のほど近くですから、番組内でもスモールマウスバスを特集したものが多いようです。

そしてホームページ内ではオンデマンド配信もされており、過去の番組がダウンロード可能です。

興味のある方は番組ホームページ内のダウンロードページにて、過去の映像をゲットしてみてはいかがでしょうか。

ちなみにわたくし、「スモールマウスネイバーフッドのVol.1(50分)とVol.2(55分)をダウンロードしてしまいました(1本$9.95)。

Hook’nLookのホームページへ行く

※2022年1月8日追記…このリンクにアクセスできなくなってしまいました。残念です。

リンク先の「VIDEO SHOWCASE」というタブをオンマウスするとドロップダウンボックスが現れ、その一番下に「Smallmouth negihborhood Vol.1とVol.2」がありますので選択、そのページにダウンロードボタンがありますのでクリック、そこでクレジットカードかペイパルの情報を入力すれば完了です。640×360ほどのサイズで小さいのですが、2006年ごろの映像ですので仕方ありませんね…。

しかし、こういう映像を見ると、もう少し英語の勉強を真面目に取り組んでおけばよかったなあと、いつも思ってしまいます・・・。

早く、動画を見ながらリアルタイムで翻訳の字幕が出るアプリなどが開発されませんかね(笑)

それでは、また。

毎度ありがとうございます!