もう、バスをバラさない!

もう、バスをバラさない!

Photo by fieldandstream.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Never Lose Another Largemouth Bass”という記事を引用してご紹介いたします♪

引用先:fieldandstream.com”Never Lose Another Largemouth Bass”BY JOE CERMELE MARCH 22, 2016(海外サイトです)

 

皆さんはバスをバラしたことはありますか?

私は…そうですね、たくさんバラしたことがあります!ですからバラしたことがある方の気持ちは痛いほどわかります。特にそれが今までにないほど大型だった場合はその日寝るまでヘコんでしまったり、いえ、数日間も引きずってしまうかもしれませんよね。

残念ながらそのヘコんでしまう原因はすべて自分にあります。それは身にしみて分かっていることだと思いますが、アメリカ・ノースキャロライナのバスプロ、ワーロックが課題と対策について語ってくれています。

ここでもう一度、おさらいしておきましょう。

 

課題1:結び直す

“I’ve heard so many guys say, ‘I’m using braid. I don’t have to check it or retie,’” Wolak says. “But I don’t care what line you’re using. You can’t make 500 casts without ever retying your lure. It doesn’t take much to weaken your line just a little, yet many anglers don’t want to be bothered retying, especially if the action is good. Then when a big fish hits, that one little nick hurts.”

「多くの人がこういいます『PEラインを使っているから結び直すかどうかチェックする必要はない』とね」ワーロックは言います「あなたが何のラインを使っているかどうかは問題ではない。ラインを結び直すことなくルアーを500回もキャストできるわけじゃないのです。時間の経過とともにラインが少しずつ弱くなっていきますが、多くのアングラーは、特に調子よく釣れている時に限って結び直すことに気が回らなくなります。そして、ビッグフィッシュがヒットした時にその小さな傷によってヘコまされるのです。」

修正:60cmをチェックする

“Every single time I retrieve a lure, I’ll quickly slide my fingers down the first 2 feet of line before I recast. Do this until it becomes second ­nature. You won’t even think about it; you just sort of work the motion right into your cast. If I feel anything I don’t like, no matter how slight, I retie right away. I’m such a freak about retying that there are always surgical scissors in my back pocket.”

「私がルアーをリトリーブするたびに、次のキャストをする前にラインの先端から60㎝まで素早く指を滑らせます。これをラインの質の低下がわかるまで行います。それを深く意識するというわけではなく、ある程度キャストの動作の一部とするのです。私は何か少しでも嫌な感じがしたら、すぐに結び直します。私は常にバックポケットにハサミがあるので結び直すことなどは衝動的にできるのです」

 

課題2:強く合わせすぎる

“Bass guys love to swing hard when they set, and when you’re used to hitting 2-pound squirts all the time, you can get away with it. Big fish are different. When you swing on a true trophy bass, very often it doesn’t move. It just feels like you’re setting against a rock, and snap goes the line. Because of that, many anglers lose big fish before they even knew they had them.”

「バスマンは強く合わせを入れるのが大好きです、1キロクラスの魚が連発して釣れてきている時にはもう慣れていて、水面から飛びだすほどの勢いでやってのけることもできます。ビッグフィッシュは異なります。本当のトロフィーバスに合わせを入れても、ピクリとも動かないのです。まるで岩にでもぶつかって掛かってしまったのかと感じた時には、合わせ切れを起こします。こうして、多くのアングラーはビッグフィッシュが掛かったことさえ気づかずに、それを失うのです。」

修正:ドラグを調節する

“If you’re fishing where you know there’s a chance of tying into a big bass, your drag has to be set properly ahead of time. If you pull it by hand and nothing pays out, it’s too tight. When you hook a big fish, you want the drag to slip just a little. This acts like a buffer between your own strength and fish that may not budge.”

「ビッグバスに繋がるチャンスがあることを知っているところで釣りをしているのであれば、ドラグは事前に適切に設定しておかなければなりません。手で引っ張って少しも出ないようならば、それはあまりにもキツ過ぎです。ビッグフィッシュを掛けたときは、ドラグがちょっと滑るするようにしてください。これはあなた自身の強さとピクリとも動かない魚の間に入る緩衝材のように働きます。

 

課題3:パニック状態

“An angler can be in total control of a big fish the entire fight, and then he finally sees it next to the boat and loses all composure. Suddenly he thinks because it’s big, he’s going to lose it, so he grabs the line and tries to lift it into the boat fast. Or guys play the fish too long because they’re nervous, that hole in its mouth gets wider, and with one jump the bass is gone.”

「アングラーはビッグフィッシュとのファイトを無事に全てコントロールしていたはずでした、そして最終的にボートのそばでそれを見たとき、すべての落ち着きを失います。突然にビッグフィッシュであることを知り、バラすことを恐れ、ラインをつかんで、ボートに速く持ち上げようとします。または、緊張してしまったため、魚をあまりにも長く遊ばせ過ぎてしまいます。口の(フックの刺さった)穴が広がってしまい、ジャンプすると同時にバスがバレてしまうのです。」

修正:ジャンプさせない

“You don’t want a big bass to jump next to the boat. I keep my rod tip submerged 10 to 12 inches when the fish is close. That keeps its head down and helps stop it from jumping. If I see the line rising, I’ll bury the rod even deeper to keep that head down. I’ll wait to make the grab when the bass is calm and rolls over on its side, or even better, wait for it to be moving toward me with its mouth wide open.”

「ビッグバスをボートの隣でジャンプさせるのは望ましくありません。魚が近くにいるときは、ロッドの先端を約30センチほど沈めておきます。それはバスの頭を下げ続けさせ、ジャンプを止めるのに役立ちます。ラインが上がってくるのが見えたら、ロッドを埋めるようにして、頭を下げさせます。バスが穏やかに横たわるまで、またあわよくば口を大きく開けて(観念して)自分の方に向かって寄ってくるまで、私は掴むのを待つようにします。」

 

巻き続ける

The lures, baits, and tactics used when trolling offshore for tuna, marlin, and wahoo may vary widely, but once these species strike, there’s one key element that gets them to the boat: Don’t stop reeling. It’s a big mistake to crank down and then start pumping the rod or resting. Early on, it’s your job to pick up as much slack as possible between you and the fish. Because of the boat’s forward momentum, these fish tend to dump 100 or more yards of line after the hit. With that much line out, even slowing for a few seconds can cost you a trophy, because if it swims toward the boat, you may not be able to regain that slack fast enough to stay tight. You can pump and rest once the fish gets closer to the boat, which is good because you’ll be tired from all that hard reeling.

マグロ、カジキなどのために沖合で釣りをするときに使用されるルアー、餌、および戦術と比べるのは間違っているかもしれませんが、これらの種がヒットしたときにキャッチするための重要な要素が1つあります。リーリングを止めないことなのです。巻くのを緩めてロッドをポンピングしたり止めたりするのは大きな間違いです。早いうちにできるだけ多くのラインを巻き取るのはあなたの仕事です。ボートが前に進んでいるために、これらの魚にはヒットした後に90メートル以上のラインを出される傾向があります。そのような多くのラインがあると、数秒間の減速さえもトロフィーを犠牲にすることがあります。なぜなら、それがボートに向かって泳いで来た場合、そのスラックを充分に速く回収することができないからです。魚がボートに近づいて来て初めて、ポンピングやそのままの状態にするすることができます。このような、これまでハードリーリングしていたために疲れてしまっている場合なら話は別です。


 

いかがでしたか。思い当たる節はありましたか?

私には耳が痛いお話です(笑)

簡単に言うと、ラインチェック、合わせ切れ、パニクるな、巻き続けろとこういうことなんですね。

まあ最後のマグロカジキの例はたしかにちょっと大げさかもしれませんが、初めの3つはホントにその通りですよね。

こういうことが意識せずとも自然にできるようになれば、そのときはバラしもかなり減っているのかもしれません。

意識しなくてもできるようになったらなったで、その時はなぜバラさないようになったのかも気付かないかもしれませんけどもね(笑)

そんなバカデカいモンスター級は一生にそう何度もないだろうからこそ、大事にしたいことですよね♪

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!