秋の野尻湖”魚探に映るベイトの良し悪し”

2016年11月7日

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こんにちは!店長の小山です!

11月に入り、野尻湖のバスの釣り方が大きく分けて「沖のベイトパターン」と「バンクのエビパターン」という感じになってきました。

本日は沖のワカサギパターン狙いの時に大切な「魚探の画像」をご紹介したいと思います。

秋のワカサギパターンはまず魚探でワカサギの群れを探すのですが、群れさえ見つけたら釣れるというものでもなく、釣れそうな映り方と釣れなさそうな映り方があります。

(これらはすべて私の経験上のものになりますので、当然、別の意見もあるとは思いますが、僭越ながらご紹介させていただきます)

画像はローランス エリート7HDI、振動子の周波数は83KHzのもので、ホンデックス魚探をお使いの方やレンタル船のものとは映り方に違いがあると思うのですが、こちらの画像を参考に、現場でお役に立てば幸いです。

ご紹介する画像の映った場所は松ヶ崎寄りの菅川沖、約15m前後です。

釣れないパターン1:ベイトの群れが巨大すぎる

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水深15mのボトムから水面下3mまでベイトがぎっしり映っている状態です。左の方にバスが群れに突っ込んで群れの形が崩れたような感じになっています。

一見するとテンションが上がる画像なのですが、こういう場合はどんなルアーを通しても見向きもされないことが多いです。あまりにもベイトが多いため、ルアーに気付かないのかもしれません。

釣れないパターン2:襲っているのがバスじゃない

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かなり密度の濃いベイトの群れにかなりの数の魚が追っている感じです。

これはヒメマスに追われていると思われます。バスも交じっているかもしれませんがバスの群れはこんなにたくさんにはならないと思われます。

バスが少ないので当然、釣れないことが多いです。

釣れないパターン3:ベイトしか映っていない

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この画像はほぼベイトのみで回遊している感じで、平和で綺麗な形といった感じです。

群れの大きさ、規模はいい感じなのですが、バスが映っていないようだとルアーを通すのも時間の無駄のような気がします。

釣れないパターンは以上です。

釣れるパターン

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ベイトの規模が小規模で、バスも数匹写っているのをとらえた画像です。

ワカサギの量が少なめなのでバスがワカサギを追いかけて食べるのに少し苦労することでバスが危機感を持っていること、仲間でありライバルである他のバスがいるので危機感や競争心を持っていることが釣れる理由かと思います。

そうはいっても、このベストな状態が魚探に映ってもイージーに釣れるという訳でもありません。

むしろここから先が大変で、どんなワームで、どんなカラーで、どんなリグで、どんなスピードで、どんなアクションで釣れるのかを突き止めなければなりません。

こういう釣りに慣れた方ならそれほど難しくないのかもしれませんが、私などではなかなか釣りきれないのが現実です。

だからこそ、私の場合は面白くてつい野尻湖に通ってしまうのですけれどもね(笑)

 

いかがでしょうか。秋のワカサギパターン。魚探掛けの後のバス攻略…いかにもバス釣りって感じで楽しそうだと思いませんか?

実際にこのやりかたで釣れると、釣った時の充実感がすごく大きんです。ヨッシャー!ってなります♪

まだ秋のワカサギパターンを経験されたことがない方、どういう風に立ち回ればいいのかわからない方、少しは参考になったでしょうか。こういう中で釣ることが自身のスキルアップにつながりますので、色々な意味でおすすめします♪

まだ禁漁までもうすこしありますので、今からでも挑戦してみてはいかがでしょうか!

 

毎度ありがとうございます!