早春のスモールマウスバス釣り

2017年4月27日

早春のスモールマウスバス釣り

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Fishing an early spring”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com”Fishing an early spring” BY Stephen Headrick February 10, 2012(海外サイトです)

 

早春のスモールマウスバス。野尻湖は冬の間、全面結氷とまではいきませんが、氷が張り、それが割れて漂っていることが多いのですが、日照時間が長くなってくる3月ごろでしょうか、氷が融け、段々と春っぽくなる予感がしてきます。

4月後半。世間的には桜も散り、ニュースではすっかり桜の話題にもならなくなった頃に、野尻湖はバス釣りが解禁します。しかし現場の木々はまだ葉も付いておらず、道路わきには除雪した雪が残り、気温はひとケタ。

すっかり春と思って家を出たのに、いざボートを出そうとすると、このギャップにやられて、釣りを見失い、厳しい展開になるようです。

ええ、私のことなんですけどね(笑)

 

この難しい早春のスモールマウスバスをどうしたらいいのでしょうか。

この記事では、アメリカB.A.S.Sのツアープロ、ステファン・ヘッドリック氏が、その時期のスモールマウスバスの付き場や狙い方を解説してくれています。

もし私と同じようにこの時期のスモールマウスバスに苦労しているのであれば、読んでみてください。

 

早春のスモールマウスバスの居場所

Because of the mild winter, it looks like it’s going to be an early spring. That means we’d better change our tactics if we expect to catch them. I usually start wandering into the creeks and backwater areas with crankbaits and jerkbaits sometime around the first of March. I’ll start next week this year, just as soon as the water temperature hits 49 or 50 degrees.

At first I’ll stop at the first or second point inside the mouth of the creek. That’s usually the first place they stop to wait for more warmth. I fish those points carefully and make sure I cover all the water. At this time of year, smallmouth have a tendency to move in and out on the points and up and down in the water column.

One trick that I’ve used at times is to fish against the point. What I mean is that I put my boat up against the bank, right where the point hits it. I crank my baits back towards the shore. A lot of guys think that’s crazy but when they look in my livewell they think something else. It works.

As the weather gets warmer, the smallies can be found a little farther back in the creek on the second and third points, and a little farther in toward shallower water. That’ll be just before they move to the beds. This can be a great time to catch big ones.

穏やかな冬のせいで、まるで早い春が来たかのように思えます。それは、スモールマウスバスを釣りたければ、戦術を変えた方が良い時期が来たということです。私は通常3月1日頃からクランクベイトとジャークベイトを持って川やバックウォーターエリアをうろつき始めます。毎年水温が9.4℃から10℃になった次の週からスタートです。

最初は、小川の河口からひとつ目またはふたつ目の岬で停止します。それは通常、彼らがより多くの暖かさを待つために止まる最初の場所です。私はそれらの岬を慎重に釣り、そのあたりすべてを釣りきっています。この時期、スモールマウスは岬の中層を上下に移動する傾向があります。

私が時々使用した技法の1つは岬での釣りに対してのことです。私が意味することは、岬でキャストするときに、適切なボートポジションを岸側に置くことです。ルアーをショア側に巻いてくるのです。多くの人がそれはおかしいと思っていますが、彼らが私のライブウェルを見たとき、彼らは考えが変わります。

天候が暖かくなるにつれて、スモールマウスは小川の流れ込みから少し離れたふたつ目とみっつ目の岬の、少し離れたシャローで見つけることができます。それは彼らが産卵に入る直前です。これがビッグワンをキャッチするのに最適なときです。

 

この時期のルアー

My favorite lures during this movement are crankbaits and jerkbaits. It’s important that my crankbaits run deep and that they hold their action at slow speeds. There are several good ones on the market. Pick the one you have the most confidence in and go with it.

Jerkbaits are different. It’s hard to find ones that’ll run deep. Smithwick and Rapala both make ones that do, however. Some of the Rogues will run in the 8 to 12 foot range and do a pretty good job of suspending. I like them. Another super bait — maybe my favorite — is the Rapala X-Rap. It will cast easily and runs true out of the box. I like the XR 12. It only runs about 8 feet but it’s a fish catcher, to be sure.

No matter which bait I fish with, however, I always throw it on Berkley Trilene 100% Fluorocarbon line. I want the strength that it provides and I like the way it helps me pull down the bait to keep it working as deep as possible.

My colors are ordinary. If the water’s dark, stained or muddy, I throw something bright. If it’s clear with a lot of light penetration I go with natural looking, light colors. I suggest you do the same thing, at least until you find something that works better.

Don’t wait too long for the early prespawn females to start making their move. If you do, you might miss them and lose out on one of the best times of the year to go smallmouth fishing.

この期間中の私のお気に入りなのは、クランクベイトとジャークベイトです。クランクベイトはディープを通せつつ、スロースピードでもアクションするので重要です。市場には良いものがたくさんあります。自分が最も信頼しているものを選んで、それを持って行きましょう。

ジャークベイトは別です。ディープを通せるものを見つけるのは難しいです。しかしスミスウィックとラパラにはどちらもディープ用があります。ログのいくつかは2.4~3.6メートルの範囲を通せてサスペンドするので、かなり良い仕事をするでしょう。ほかには、ラパラのX-Rapが良いルアーで、私のお気に入りと言ってもいいでしょう。簡単にキャストでき、箱から出した状態でまっすぐに泳ぎます。私はXR 12が好きです。それは約2.4メートルまでしか通せませんが、間違いなく釣れるものです。

ただし、どのルアーで釣るにしても、私は常にBerkley Trilene 100%フロロカーボンラインで投げます。このラインの持つ強さが必要なのと、ディープでもしっかりアクションさせ続けられるため、魚を呼んでくるに役立つところが好きなのです。

使う色はいたって普通です。水が暗く、汚れている、マッディなら、明るいものを投げます。明らかにクリアウォーターであれば、ナチュラルな明るい色になります。みなさんも同じことをすることをお勧めします。

初期のプリスポーンのメスが動き始めるのをあまりに長く待たないでください(早い時期から行動してください)。そうしてしまうと、それらを見逃してしまう可能性があり、スモールマウスを釣るための最も良い時のひとつを失ってしまうかもしれません。

早春のスモールマウスバス釣り


 

いかがでしょう。

アメリカの大規模な湖やリザーバーを想定した解説のような感じがしますので、日本の湖にそのまま当てはめるのは難しいかもしれませんが、いいヒントがありますよね。

この時期のスモールは岬にいること、ボートポジションを岸寄りにすること…

使うルアーはディープ(2.4mくらい)をゆっくり通せるもの…

これだけのことなのかもしれませんが、私からすると意外な感じで、野尻湖でもやってみる価値ありな気がします。

水温が9℃から10℃っていうのは、その年によってなんですけども、すぐに通り過ぎて上がってしまうか、逆にそこからなかなか上がらない水温なんですよね、具体的な水温が書かれているのがすごく助かる記事ですよね。

春の野尻湖は水温チェック、もし10℃前後なら、こういう感じで試してみたらいいかもしれません。ちょっと厳しいと言われる解禁直後の野尻湖ですが、ぜひチャレンジしにお越しくださいね♪

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!