プリスポーンバスのためのシンプル3ルアー

2017年3月1日

プリスポーンバスのためのシンプル3ルアー

Photo by outdoorlife.com/David A. Brown

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Three Top Baits For Pre-Spawn Bass(Keep it simple when targeting early spring fish)”

という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:outdoorlife.com”Three Top Baits For Pre-Spawn Bass(Keep it simple when targeting early spring fish)”BY DAVID A. BROWN FEBRUARY 17, 2017(海外サイトです)

 

生物はみんな、繁殖したいという本能があるようです。詳しいことはわかりませんが。

バスの場合は、メスのバスが産卵したくなる時期を察知して、オスバスがスポーニングベッドをこしらえて迎え入れ、いざ産卵、ということなんですが、このメスのバスが産卵したくなる時期の前段階のことをプリスポーンと呼ぶんですね。

状況的には、冬にディープエリアで越冬兼捕食行動をしていたバスが、産卵を意識してシャローへ上がってきた、というあたりのバスたちのことを指しているようです。

冬のディープにはベイトフィッシュがたくさんいるという「オイシイ状況」を手放してまでシャローへ行くということは、産卵を優先するために食欲がなくなってしまうのでしょうか?

きっとそうです、私のように、「プリスポーンはビッグバスがボコボコ釣れるんでしょ?」などと甘い考えで釣りをしていると見事に裏切られ、小バスすら釣れないというパターンになりがちなのは、そう、食欲がなくなっているんでしょうね。

違うんですか(笑)??

この記事を書いたデビッド・ブラウンによると、どうやら違うようです。たしかにシャローに適応するまでは一時的にエサをとれない状況はあるようですが、状況に合わせてあげればいいみたいですね。

それではその3つのシンプルプランを読んでみましょう。

 

小型のスイムベイト

During a recent Cost FLW Series Western Division event on Lake Havasu, fifth-place finisher, Marty Lawrence tried three sizes of Keitech swimbaits — 4.8-, 3.8- and 2.8-inch — and found the smallest of those to be the most effective. Slow, methodical retrieves are the ticket here.

最近(2017/2/9)、レイクハヴァスで行われたFLWのウエスタンディビジョンを5位でフィニッシュしたマーティ・ローランス氏は、ケイテックの4.8インチ、3.8インチ、2.8インチの3サイズのスイムベイトを試し、一番小さなものが最も効果的であると判断しました。スローに、丁寧にリトリーブすることがここでは近道だったのです。

 

ネッドリグ

When tournament winner Joe Uribe Jr. found more aggressive fish that were farther along in their transition, he caught them on a 7-inch swimbaits. But for babying the ones that were still on their way up, he used this simple, yet effective, bait named for Ned Kehde, the midwest outdoor writer/angler credited with promoting it.
Using a 3/16-ounce mushroom style jig with a 4-inch Yamamoto Senko cut down to 3 inches, Uribe painstakingly walked the Ned Rig across the sloping edges of gravel bars. Frequent pauses with light rod tip wiggles gave the impression of a baitfish, maybe a crawdad, feeding along the hard bottom.

そのトーナメントで優勝したジョー・ウリベ・ジュニアは、さらにスポーニングに移行しつつあるアグレッシブな魚を見つけることができたので、それについては7インチのスイムベイトでキャッチしました。しかし、まだ移行途中である個体のために、Ned Kehde(ネッドリグの開発者の名前)と名づけられたこのシンプルかつ効果的なリグを使用しました。
ウリベは4インチのヤマセンコーを3インチにカットし、3/16オンスのマッシュルームジグヘッドを使って、そのネッドリグを砂利の斜面のエッジを横切るように慎重に這わせていきました。ライトロッドのティップを小刻みに震わせてポーズ、これをすることでハードボトムに沿ってエサを食っているベイトフィッシュ、おそらくザリガニの印象を与えたのでしょう。

 

ダウンショットリグ

Dependable in any tough scenario, you form this versatile rig by securing a hook with a Palomar knot, leaving a foot or so on the tag end and passing that tag back through the hook eye top-to-bottom so the hook stands perpendicular to the line, with a leader holding a weight below.
Thin worms or baitfish imitating forms hooked through the nose offer easily-captured meals for adjusting prespawners that’ll more likely nibble the appetizers until they’re comfortable enough to commence the seasonal gorge-fest.

どんなタフな状況でも信頼できるこのバーサタイルなリグは、フックをパロマーノットで結び、30センチほど残したラインをフックアイの上から下へ通し、リーダーの下にシンカーを留めることでフックが垂直に立つように作ります。

春の荒食いを始めるのに充分快適な状態になるまでは、細身のワームやベイトフィッシュを模したものを鼻先から通すことで、プリスポーナーがより口を使おうかと興味を持たせる、簡単に捕食できるであろうエサのように調整します。


 

いかがでしたか。

私がひとつ勘違いしていたことは、「プリスポーン=春の荒喰い」ではないんですね(笑)

プリスポーンは小さめシルエットでスローにスローに丁寧に丁寧に攻めてビッグバス、なんですね。

この記事の内容はアメリカ西海岸寄りの北緯35度あたりの温暖な地域(日本で言うと名古屋から伊豆あたり?)で2月に行われたトーナメントの結果から書かれたものですので、その辺も加味していただきつつですが、自分としては暖かくなってきたからと言って派手なことをしないで、もっと丁寧にやってみようと思いました。

 

ちなみに記事に書かれていた商品はこちらです。

プリスポーンバスのためのシンプル3ルアー

ケイテック スイングインパクト 2インチ の売場へ行く

2インチはさすがに小さすぎるかもしれませんがスモール相手なら…

 

プリスポーンバスのためのシンプル3ルアー

G-MAN・ネッドリグ関係の売場へ行く

安定のネッドリグです

 

身も心も踊るプリスポーンの時期、気持ちばかり先走らないで、しっかり丁寧に釣って、ビッグバスをゲットしましょう!

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!