ケビン・バンダムのダウンショットリグ

2017年8月17日

ケビン・バンダムのダウンショットリグ

Photo by bassmaster.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Rigging considerations for drop shotting”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:bassmaster.com”Rigging considerations for drop shotting”August 11, 2017(海外サイトです)

 

アメリカのB.A.S.Sエリートシリーズも残り1戦とチャンピオンシップを残し、ケビンバンダムはAOY争いで93ポイント差の7位と、不運にもトップになるのはさすがに厳しい状況になりました。

このブログでも時々登場するケビンバンダム。個人的に特別好きというわけではないのですが、とにかく強い選手であることと、スモールマウスバスが得意であることに加え、たくさんのヒントを共有してくれるのです。

今回も、AOY争いから脱落したこともあってか、ダウンショットリグについてのコラムを掲載してくれました。

過去最強のトーナメンターがダウンショットリグについてどういう風に考えているのか、気になりますよね。

ぜひ読んでみてください。

 

 気になるところだけ読んでもOKです 

ダウンショットリグの考慮事項

The power of the drop-shot rig is no secret to any serious basser.

It has played everywhere the Bassmaster Elite Series has gone, from the California Delta to Florida’s Lake Okeechobee to the northern Great Lakes.

I’ve used it for largemouth and smallmouth, in dirty and clear water and shallow and deep.

What makes it so effective is you can keep a bait off the bottom and imitate whatever the bass are feeding on.

But to be totally effective, you have to consider rigging techniques that give you the best chance of fooling bass in various situations.

Water depth and cover are keys to determining the leader distance between my hook and weight and how I rig the lure.

The distance between the sinker and hook is determined by how far off the bottom the fish are positioned and whether I’m fishing vertically or casting the rig.

When casting a drop shot, especially in deeper water, remember that the angle of the line entering the water will affect how far the bait is off bottom. For example, if you have an 18-inch leader and casting into 10 feet of water, your bait is only 4 or 5 inches off the bottom.

Also, when bass in northern lakes are keying on crawfish, I use a very short leader because the fish are feeding near the bottom. The bait still has good action there because of tension I maintain as the sinker moves on the bottom.

When casting for smallmouth in real clear water, I may use a longer leader to get the bait higher where it’s visible to more fish. That was real important for me when I won on the St. Lawrence River this year.

Bait styles matter, too. I generally prefer baits without a lot of swimming legs or appendages, like the Strike King Dream Shot. It’s very soft with a flat side and a unique tail that imparts a lot of quiver and action with very subtle movements. There are times you don’t have to shake or move it; the natural currents in the water will make the bait undulate and trigger neutral bass into striking.

I prefer to nose hook it with a drop-shot hook, but it can be deadly by wacky rigging it in the middle of the bait. If I have snaggy cover around, I will rig it weedless with a 1/0 or 2/0 Mustad Grip Pin Hook.

The Half Shell is another choice. It’s a smaller lure with similar characteristics except has a beefy, stiffer body so that it swims and darts when you hop or shake it.

Weight size and style is another consideration. When fishing hard or clean bottoms, I like the Strike King Tungsten weight because I can feel it better and the density of tungsten will “click” when bouncing over rocks or shells. That can attract fish. It also allows me to use a smaller sinker and still get an ideal sink rate.

When fishing vegetation, I prefer the pencil-style drop-shot weights that come through grass better.

When choosing weight size, use enough to gain good tension but not so much it hangs up in cover or feels like a bowling ball rolling on the bottom. That was important at the St. Lawrence River, where I kept adjusting the weight until I found one that drifted naturally and tickled the bottom.

Like most anglers, I use small diameter braid and a fluorocarbon leader for drop shotting, but not always. When fishing super clear water and in vertical presentations, I prefer straight fluorocarbon because of the line’s limited visibility. One exception would be in heavy current, where the smaller braid creates less drag.

In most cases, I use 8-pound Bass Pro Shops XPS fluorocarbon as a main line or as a leader. To reduce line twist, I add a Mustad No. 12 black barrel swivel about 2 or 3 feet between the main line and the leader. It makes a huge difference.

And finally, don’t be afraid to fish heavier line and bigger baits when fishing shallow cover. I’ve used 20-pound line and big plastics for flipping which offers a different presentation than those anglers who are using more traditional flipping techniques.

ドロップショットリグの力についてはバサーにとってもはやシークレットなどではありません。

カリフォルニア・デルタからフロリダのレイク・オケチョビー(Lake Okeechobee)、北部の五大湖(Great Lakes)まで、バスマスター・エリートシリーズが行われたあらゆる場所で使われています。

私はラージマウスにもスモールマウスにも、マッディでもクリアでも、シャローでもディープでも使用しました。

それが効果的なのは、ルアーが常に底を切っていることと、バスが食べている餌になら何にでも似せられるということです。

しかし、完全なる効果を得るには、様々な状況下でバスを騙すための最大限の技術と、リグについてよく考える必要があります。

水深とカバーは、フックとシンカーの間のリーダーの長さを決めるための鍵となります。

シンカーとフックの間の距離は、魚がボトムからどれだけ離れているか、真下を釣っているのか、キャストして釣っているのかによって決まります。

ダウンショットをキャストして使っている場合、特にディープに投げ込むとき、水に入るラインの角度によってワームがボトムからどのくらい離れるかに影響されることに注意してください。たとえば、45センチのリーダーで、水深3メートルの場所にキャスティングしている場合、ワームはボトムからわずか10~14センチです。

また、北部の湖沼のバスがザリガニをキーにしているとき、私は非常に短いリーダーで使っています。シンカーがボトムを動いたときも私がテンションを維持しているので、ワームは良いアクションをしています。

スモールマウスを釣るために本当にクリアな水中へキャストするとき、多くの魚が見えているのであれば、リーダーをより長くしてワームを高い位置にするかもしれません。今年、セントローレンス川で優勝したとき、それが私にとって本当に重要なことでした。

ワームの種類も重要です。私は普段、ストライクキング・ドリームショットのような動く足や多くの付属物のないワームを好みます。それはフラットサイドで非常に柔らかく、非常に微妙な動きで多くの震えとアクションを与えるユニークなテールを持ちます。シェイクしたり、アクションさせる必要がない時もあります。水中の自然な流れがワームをうねらせ、ニュートラルなバスに効くときがあります。

私はダウンショット用のフックで先端にセットすることを好みますが、ワームの真ん中でワッキー掛けにすることによってさらに効果的になる可能性もあります。もし私が根がかりやすいカバー周りで釣るなら、1/0または2/0の Mustad Grip Pin Hookのウィードレスフックを使います。

ハーフシェルは別の選択肢です。ホップさせたりシェイクしたときにダートしやすくなるように丈夫で硬いボディであることを除いて、同じような特徴を持つより小さなルアーです。

シンカーの大きさと形状は別の考慮事項です。ハードボトムで釣りをするときは、ストライクキングのタングステンシンカーを使います。感度がよく、高密度のタングステンは岩や貝の上でバウンドしたときに “カチカチ"という音がするからす。それにより魚を引き付けることができます。また、シンカーをより小さくできるため、理想的な沈下スピードを得ることができます。

ウィードエリアで釣るときは、すり抜けの良いペンシルスタイルのダウンショットシンカーを好みます。

シンカーの大きさを選ぶときは、充分なテンションを得るだけの重量を使用しますが、カバーにひっ掛かったり、ボウリングのボールを転がすほど重たく感じないようにしてください。これもセントローレンス川で重要でした。私はボトムをキープしつつナチュラルドリフトする程度にウェイトを調整し続けました。

ほとんどの選手がそうするように、私は細いPEラインとフロロカーボンのリーダーをダウンショットに使用しますが、必ずしもそうとは限りません。超クリアウォーターで真下へのプレゼンテーションで釣るときは、ラインが見切られにくいフロロカーボンを好みます。 1つの例外は大きなカレントであり、細いPEラインは抵抗が小さくなります。

ほとんどの場合、私は8ポンドのフロロカーボンをメインラインまたはリーダーとして使用します。ラインのねじれを減らすために、フックの上約60~90センチのところに#12スイベルを追加します。それは大きな違いをもたらします。

最後に、ダウンショットでシャローエリアを釣るときにヘビーラインや大きなワームを使うことを恐れないでください。フリッピングで釣っている選手とは異なるプレゼンテーションを提供するため、私は20ポンドのラインと大きなワームを使っています。


 

いかがでしたか。

意外と言っては失礼なのですが、シンカーの重さ、リーダーの長さなど、細かいことに気を使ってセッティングしていることがよく分かりますね。

どこでも使えるリグだけど、状況に応じてセッティングは全く違うという感じです。

私は非常に面倒臭がりなので、釣れていなくてもダウンショットのリーダーの長さを変えたりすることができません(笑)

それで、魚探にワカサギやバスが映るところを何往復もするのですが、これではいけないのですね。あたりまえですかね(笑)

もうちょっとバスの好みに合うように、こちらから調節していこうと思います。

でも、リーダーを短くするのはすぐできますけど、リーダーを思い切って長くするのはスイベルからフックから何から全部リグり直しなので、面倒ですよね…

でも、どうせ釣れない時間が長くなるなら、時間を使ってでもやった方がいいですよね…

よし、面倒くさくてもやってみます(笑)

 

みなさんはこんな私のような面倒臭がりな部分はないかと思いますが、何か参考になることがあったら、試してみてはいかがでしょうか。

ちなみにストライクキングのハーフシェル、当店にちょっと在庫がございますのでよろしければチェックしてみてくださいね。

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それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!