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来るか、エレキエンジン

   

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Photo by scout.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Electric Outboards Coming to Fishing Boats Soon”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:scout.com”Electric Outboards Coming to Fishing Boats Soon”By JASON SEALOCK 03/22/2017(海外サイトです)

 

5~6年ほど前のことでしょうか、ボートのエンジンをガソリンを使わない電気モーターにしようということで、エレクトリックエンジン(呼び方は適当ですよ)が出てきたのですが、皆さんはご存知でしたでしょうか。

日本でも特に2011年の震災後から、節電・エコの流れが大きくなり始め、車でも低燃費車やハイブリット車をはじめとする電気自動車が台頭してきました。

電気モーターの耐久性を含む走行性能は、多分当時から充分なレベルに達していたと思いますが、どちらかというとバッテリーの問題で、高出力・高持久力が活かされず、普及が遅れたような記憶があります。

これがレジャーボートの世界でも起きているようです。これもおそらく、バッテリーの高性能化が進んだために実用化が現実的になったと思いますし、普及も進んでいくと思います。

日本ではどういう動きになるかは分かりませんが、この記事では、そんな最先端のエレキエンジンのことが解説されていますので、興味のある方はお読みいただければと思います。

 

間もなく、フィッシングボートは電気船外機になるだろう

The US Energy Information Administration estimates there are roughly 370,000 all electric cars and light duty trucks driven by consumers in 2017. That number is projected to be 5.75 million vehicles in 2027. So it was inevitable that an all electric outboard motor would be designed for fishing boats sooner rather than later.
Pure Watercraft is the first company bringing the electric outboard propulsion system to boats in bigger way, and anglers like Troy Lindner are already proving their merit in the early seeding of these new technologies. Lindner recently won a National Bass West team tournament on San Vincente Reservoir in Southern California with his team partner Derrek Stewart with five bass that weighed 24.96. They fished out of a Lund 1600 Fury tricked out with a Pure Watercraft Electric Outboard. They also had big bass for the event. All the other competitors were running big gas-powered outboards on fiberglass or aluminum fishing boats.

米国エネルギー情報局(US Energy Information Administration)は、2017年に普及した電気自動車および軽量トラックがおよそ37万台であると推定している。そしてその数は2027年には575万台になると予測されています。 これは、遅かれ早くフィッシングボートの船外機も電気モーターになっていくことが不可避であるということでしょう。
Pure Watercraft社は電気船外機をボートに導入した最初の会社であり、アングラーのトロイ・リンドナー氏はすでにこれらの新技術の早期投入をしメリットを証明しています。 リンドナーは最近、南カリフォルニアのサン・ヴィンセント・リザーバーでナショナルバス・ウエストチームのトーナメントで優勝し、チームパートナーのデレク・スチュワートと共に、5本で約11キロの重量のバスを獲得しました。 彼らは、Lund 1600 Furyにウォータークラフト社の電気船外機のみで釣りをしました。 彼らはその試合でビッグバスを釣りました。 他のすべての参加者は、FRPまたはアルミボートにガソリンで走る大きなエンジンで走っていました。

Photo by scout.com

Lindner saw an article on TechCrunch.com that piqued his interest and catered to his passion for cleaner waters and better care for fisheries in the future. The article talked about Pure Watercraft’s Pure Outboard that was a 100% electric outboard motor for boats. Lindner reached out to the company in 2016 and wanted to be one of the first testers for fishing applications in southern California.
He outfitted a Lund 1600 Fury with a Pure Outboard this past winter and has been loving the looks he gets and the fishing he has seen out of the rig.
“People hear a noise of rushing water, but don’t hear a motor so they always have a look of shock when they look up and see a boat racing by them,” Lindner said. “It’s already exceeded my expectations. The quietness I’m convinced is an advantage to fishermen fishing clear water and pressured fish. But the zero maintenance, immediately on nature of the system and the incredible hole shot have been so pleasing to fish. You can’t even believe how easy it is to jump from spot to spot and just cover water in an area with this type of system.”

リンドナー氏はTechCrunch.comの記事を見て、彼の関心を掻き立て、将来的にはクリアウォーターレイクでアドバンテージになると感じました。この記事では、Pure Watercraft社の船外機(商品名はピュアアウトボード)について説明しています。 リンドナー氏は2016年にカリフォルニア南部での最初のフィールドテスターの1人になりたいと考え、同社に連絡しました。
彼は過去の冬にこの船外機をLund1600Fury(16フィートのアルミボート)に装備し、見た目と釣りのしやすさからすっかり気に入ってしまいました。
「みんなは急いで移動するときに騒音を鳴らしていますが、モーターは静かなので、他の船の方が私のボートとレースになると、みんな常にショックを受けるのです」とリンドナー氏は話す。 「その時点ですでに私の期待を上回っています。静かさは、アングラーがクリアウォーターの魚にプレッシャーを与えないという利点になると確信しています。それでいてゼロメンテナンスのため、このシステムの特性と信じられないほどの有効性はすぐに快適な釣りをもたらします。このシステムでのポイントからポイントへの移動と、エリアをカバーするのがどれほど簡単かは信じられないほどです。」

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The Pure Outboard has a host of features that will make it attractive to anglers fishing on smaller waters where stealth can be all the advantage in fishing. The all-electric motor makes almost no sound. There is literally no maintenance for 10 years. You don’t have to buy gas, oil or do routine service on the motor. And it’s instantly on. No button. You push the throttle down, and it jumps on pad.
It can run on a single lithium battery or multiple batteries that they also develop specifically for this outboard. It can be throttled from 9.9 hp up to equivalent 40 hp gas motors. So if you have horsepower restriction lakes, you can adjust on the fly but still have the 40hp option when you want it. And it can be charged in a matter of hours with their standard charger or 8 times faster on a pro model charger they are developing.

その船外機には、小規模なフィールドで静かに釣りをするアングラーにとってのメリットがいっぱいです。 電動モーターはほとんど音が出ません。 文字通り10年間のメンテナンスもありません。ガソリンやオイルを購入する必要はなく、ディーラーで定期的な点検を受ける必要もありません。 そしてそれは即座にオンになります。 ボタンなし。 スロットルを押し下げれば、動き出します。
これは、この船外機のために特別に開発されたリチウムバッテリーひとつまたは複数のバッテリーで動かすことができます。そして、エンジンで言うところの9.9馬力から40馬力までラインナップされています。 あなたが馬力制限のある湖で釣りをしているならば、その通りにしか選択肢はありませんが、40馬力までは揃っています。 また、標準の充電器では数時間で、または開発中のプロモデルの充電器では8倍高速で充電できます。

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“I have had my boat close to 30 mph, but most of the time I run about half that so I can run longer on my dual battery setup,” Lindner said. “Used to, I would shut down the big motor, then run the trolling motor a long way into my area I planned to fish on these clear California reservoirs. Now I just run right up to the spot and start fishing. And I can jump around in an area so much faster because there is no starting, stopping, etc. I just leave my trolling motor down and hop spot to spot quickly and quietly.”
Pure Watercraft just made it through the first round of investor seeding, and they should start production soon. The battery technology will have to catch up to get to higher speeds and longer runs but right now this could be a solid option for anglers who fish smaller bodies of water. It will definitely be fun to watch how this progresses.

「私はボートを時速40㎞近くでも走りますが、ほとんどの場合、私はその約半分の速度で走らせていますので、2連バッテリーにすることでもっと長く動かすことができます。以前はカリフォルニアのクリアリザーバーではエンジンを止めて、エレキでポイントまで遠くから入って釣ったものです。今ではもうそのポイントまで走り、釣りを始められます。スタート、ストップなどがないことで、非常に速くエリア内を飛び回ることができます。エレキを上げれば、ポイントからポイントを素早く静かに移動できます。」

Pure Watercraft社は投資家によりテストの第1段階を通過したので、すぐに生産を開始する必要があると思います。バッテリーの技術的には、速いスピードと長時間の走行に追いつく必要がありますが、今はこれが小規模なフィールドのアングラーにとっては堅実な選択肢になります。これが今後どう進歩していくかを見ることが楽みです。

 

この船外機の仕様

Here are some specifications on the new all electric option for fishing boats and you can learn more at PureWatercraft.com and their FAQ.

ここでは、フィッシングボートのための新製品である電気船外機に関するいくつかの仕様があります。詳細は、PureWatercraft.comのFAQで知ることができます。

 

SYSTEM
Propulsion: equal to that of a 40 HP gas outboard
Range: in our test hull (a 27' catamaran style launch) with two battery packs: 31 miles at 9-12 MPH. Can be extended with more battery packs.
Top speed:
- 25 MPH in a 16' aluminum fishing boat with 2-3 people aboard,
- 21 MPH in a 27' catamaran style launch with 2 people aboard
Low speed control: can go less than 1 MPH if desired, without the use of a second trolling motor
Cost: about $12K for a one-pack system, $18K for a two-pack system ($6K motor, $6K per battery pack) but you won't have gas or oil to buy for 10 years.
Maintenance: zero
Noise: minimal
Weight: 281 lbs (Motor 95 pounds, and each battery is 93 pounds -- about equal to that of a 40 HP gas outboard with starter battery and filled 5 gallon gas can)

MOTOR
Continuous power: 20 kW (note: requires at least 2 battery packs to provide more than 12 kW)
Weight of outboard: 95 lbs
Propeller diameter: 16"
Mount: standard ABYC bolt pattern
Voltage: 350V nominal
Water resistance rating: IP67
Battery requirement: only the Pure Watercraft battery pack can be used, to ensure safety

BATTERY
Energy: 6 kWh
Weight: 93 lbs
Cycle life: 1500+ full cycles (for example, a half charge/discharge 3000 times)
Water resistance rating: IP67
Thermal management: active, able to keep the battery within a safe and cycle life preserving temperature range, even when environmental temperatures are very hot or very cold.
Cell type: Lithium Ion cells, 18650 form factor
Can be combined to provide larger capacity. For example, two battery packs can be connected to make a 12 kWh battery bank, or three for an 18 kWh bank.

CHARGER
Charge type: DC charging, off board
Maximum charge rate: 1.4 kW / 10 kW (depending on model)
A single charger can charge multiple boats

CONNECTOR
Plug type: proprietary single plug for all connections (from battery to battery, from battery to outboard motor, and from charger to battery).
Water resistance rating: IP67

システム
推進力:40 馬力のガソリン船外機と同等
範囲:2連バッテリーパックのテストボート(27フィート・カタマランボート):時速14㎞から22㎞で50㎞。より多くのバッテリーを積むこともできます。
最高速度:
- 16フィートのアルミボートで時速40㎞、2〜3人乗り
- 2人乗りの27フィートカタマランボートで時速33㎞
最低速度:フロントのエレキを使用せずに時速1.6㎞未満にすることができます
コスト:1パックシステムでは約120万円、2パックシステムでは約180万円(モーター約60万円、バッテリーパック1台あたり約60万円)ですが、10年間にわたってガソリン代やオイル代がかかりません。
メンテナンス:ゼロ
ノイズ:最小
重量:約127㎏(モーター43㎏、各バッテリーは42㎏で、スターターバッテリーと19リットルのガソリンが充填された40馬力のガソリンエンジンとほぼ同じです)

モーター
連続電力:20kW(注:12kW以上を供給するには少なくとも2つの電池パックが必要です)
船外機の重量:約43㎏
プロペラ直径:16 "
マウント:標準のABYCボルトパターン
電圧:実質350V
耐水性評価:IP67
バッテリー:安全を確保するために、Pure Watercraftバッテリパックのみを使用できます。

バッテリー
エネルギー:6kWh
重量:約42㎏
サイクル寿命:1500サイクル以上(半分の放充電なら3000サイクル)
耐水性評価:IP67
温度耐性:環境温度が非常に暑いまたは非常に寒いときでも、電池を安全かつサイクル寿命の温度範囲内に保つことができます。
セルタイプ:リチウムイオン電池、18650フォームファクタ
より大きな容量を提供するために組み合わせることができます。たとえば、2つのバッテリパックを接続して12 kWhのバッテリバンクにするか、3つを18 kWhのバンクにすることができます。

チャージャー
充電タイプ:DC充電、オフボード
最大充電率:1.4 kW / 10 kW(機種によって異なる)
1台の充電器で複数のボートを充電できます

コネクター
プラグタイプ:すべての接続(バッテリからバッテリへ、バッテリから船外機へ、および充電器からバッテリへ)の専用プラグです。
耐水性評価:IP67


 

いかがでしたか。

写真を見る限り、エレキエンジンは非常にコンパクトで、船の外に出ている部分が少なく、サイドキャストでも誤ってエンジンにロッドを当ててしまようなこともなさそうです。

ここで、この会社の製品ではない(と思う)のですが、エレキエンジンの動画を貼っておきます。

これが2013年に公開されたものです。この動画でスピードと静かさが伝わってくると思います。

非常に快適そうですよね。

 

日本の会社が開発しているのかどうかはわかりませんが、このピュアウォータークラフト社の製品は現時点ではアメリカ国内でしか買えないようです。その後、ヨーロッパにも進出予定だそうです。

野尻湖とか、それより小さいくらいの規模の湖であれば40馬力あればまあ充分です。他にも馬力規制やエンジン規制のあるフィールドはいっぱいあると思いますので、私の勝手な希望ですが、レンタルボート店でこういうボートが増えたらいいなあ、と思います。

そのうち70馬力、100馬力、もっと大きな船外機ができたり、ボート内に設置したソーラーパネルだけで走れるくらいの電力が生み出せるようになったら、バッテリーもいらなくなって最高ですよね。

そんな未来が見てみたいものですね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!

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