ヘビーカバーをどう釣るか?

ヘビーカバーをどう釣るか?

Photo by luckytacklebox.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”HOW TO FISH HEAVY COVER BETTER”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:luckytacklebox.com”HOW TO FISH HEAVY COVER BETTER”Written by Andrew Schadegg(海外サイトです)

 

バスにとってのカバーとは何でしょうか。

人間と同じように、バスも住居には好き嫌いがあって、安全で、利便性の良い場所に住みたくなるようです。悪い環境や外敵から身を守ることができつつ、エサが多く、その気になればすぐに食べることができる…その場所が、カバーということなんですね。

カバーの濃さは、濃くなればなるほど、ややこしくなればなるほど、バスにとっての条件が良くなります。いわゆるヘビーカバーと呼ばれるものです。人間でいうところの、都会に当たるのでしょうか。条件がいいので、家賃も高くなるのでしょうか(笑)

ヘビーカバーというと、濃いウィードマット、枝ぶりのいいレイダウン、複雑に絡まりあったオダなどでしょうか。バスになった気持ちで想像してみると確かに、シェードもあって、隠れ家として良さそうです。しかし、釣り人としてそれらに向かい合った時、これほどややこしいものはありませんよね…

この記事では、そんなヘビーカバーをどう釣っていくか、ということが書かれています。

もしかしたら、ヘビーカバーの釣りが得意だという方も、見落としていることがあるかもしれません。

ぜひ読んでみてください。

 

近寄らない

One of the biggest mistakes that angler’s make when fishing weed edges, brush or heavy mats is they get too close. They run their boat and trolling motor right along the outside of the cover, bumping it or disturbing it. There is no quicker way to shut down a group of fish, then letting them know your right outside their door.

Pull back off the cover as far as you can, while still being able to make accurate casts. This will keep any boat disturbance from spooking those fish. Even if you’re bank fishing, stay as far away as you can when making your casts to cover.

ウィードエッジ、オダ、ウィードマットを釣るときに釣り人がする最大の間違いの一つは、ボートポジションが近すぎるということです。 ボートで近づき、カバーの外側に沿ってエレキを操作することで、ぶつけたり、邪魔がったりします。 それにより魚の群れはシャッターを下ろし、あなたはドアの外にポツンと残されたようです。

正確にキャストができるギリギリのところまで、カバーから離れてください。 これにより、ボートの存在によって魚を怯えさせるのを防ぎます。 オカッパリの釣りであっても、カバーへキャストができるギリギリまで遠くにいてください。

 

外側から攻める

Another really common mistake, is to toss your bait right into the heart of the cover first or go right to the bank. A certain piece of cover, whether it’s a brush pile, laydown or big area of matted grass, might hold 2 or 3 or even a half dozen fish. If you toss into the middle of that cover and catch a fish, you’ve eliminated any chance of catching another one.

Work the edges and the outside first. If you catch a fish on the outside, there’s a good chance you haven’t disturbed the rest of the fish. Continue to work from the outside in and you might be able to turn one fish into multiple.

もう一つのよくある間違いとして、最初からルアーをそのカバーの核心部分に入れたり、岸際から攻めてしまうことです。 オダ、レイダウンまたは広いウィードマットの特定の部分には、2匹から3匹、もっと多くの魚がいる可能性があります。 そのカバーの真ん中に投げ込んで魚を釣ってしまったら、あとの魚が釣れる可能性が下がってしまいます。

カバーのエッジと外側から最初に攻めていきます。 外側で魚を捕まえれば、残りの魚に警戒心を与えていない可能性があります。 外から攻めていけば、1匹で終わってしまった魚が複数に変わるかもしれません。

 

特においしい場所

Every piece of cover has a sweet spot. Sometimes it can be overwhelming to pull up to a giant grass flat, with a ton of cheese on the surface. Where do you start? It all looks so good, it can be hard to pick apart the best of the best.

The key is to find those little things, like a stump or a tree or anything within that mat that looks a little different. Even within a big expansive area, there will always be a “spot on the spot” that will hold more fish than other areas. Maybe it’s a transition on the bank or a slight depth change. Find that spot and you’ll definitely maximize your effectiveness in heavy cover.

すべてのカバーにはスイートスポットというものがあります。 時には、巨大なウィードマットが目の前に広がり、圧倒されます。しかもそのすべてがおいしそうに見えます。 どこから始めればいいのでしょう? すべてがとてもよく見えますので、なかでも最高の場所を選ぶのは難しいかもしれません。

重要なのはちょっとしたこと、スタンプや木のような、マット内でも他とは少し違うものを見つけることです。 広大なエリアであっても、他のエリアよりも多くの魚を寄せる「ポイントの中のポイント」が常に存在します。 バンク(ショアライン)の変化や地形のわずかな変化かもしれません。 そのスポットを見つければ、ヘビーカバーで効果を最大限に引き出すことは間違いありません。


 

いかがでしたか。

おいしそうなカバーを見つけて、いきなり一番おいしそうなところを撃つのはもったいないことだったんですね。

たしかに、よくプロの動画なんかを見てみると、カバーの周りをまずはスピナベなんかの巻物を通してみて、出なければ中へジグなどを入れていくなんていうことをなんとなくやっているように見ていましたが、巻き物で釣りたいからやっているだけではなくて、あわよくば複数のバスを釣りたいからという意味もあったんですね。

それから「ポイントの中のポイント」という言葉ですが、これは私もよく言うことなのですが、バスは逆説的な魚で、「あるところでは、無いところに居る。無いところでは、あるところに居る」ということが言えると思います。

たとえば、

  • 水温が高い時には、低いところ。水温が低い時には、暖かいところ
  • 水が濁ったら、クリアなところ。クリアなところでは、濁ったところ
  • 流れのあるフィールドでは、流れがないところ。流れの無いフィールドでは、流れがあるところ
  • ウィードがあるところでは、生えてないところ。ウィードがないところでは、ウィードがあるところ

こんな風に、バスの狙いどころを決めることができると思いますが、もっと視野を狭くして、ヘビーカバーの中でも、何かあるところ。という考えでもいいのだと思いました。

 

かなりシンプルですが、いいところを突いた記事だと思います。

ぜひヘビーカバー攻略にお役立て下さい。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!