バスプロとしてトーナメントに勝つための3つのカギ!:アーロン・マーティンス

2017年5月5日

バスプロとしてトーナメントに勝つための3つのカギ!:アーロン・マーティンス

Photo by 1source.basspro.com

こんにちは!店長の小山です!

本日は海外サイトより、”Talking Bass Fishing Essentials With Aaron Martens”という記事を引用してご紹介いたします。

引用先:1source.basspro.com”Talking Bass Fishing Essentials With Aaron Martens”Posted by Pros4- 1Source July 22, 2016(海外サイトです)

※上記サイトは現在表示できないようです…

 

皆さんは、トーナメントアングラーのことについて考えられたことはありますでしょうか。

または、将来バスプロになって、トーナメントを戦いながら生計を立てていくことを目標としている方はいらっしゃいますでしょうか。

日本のトーナメントは賞金が低いと嘆かれていますが、アメリカのトーナメントは優勝賞金こそ高いものの、それまでにかかるコストも労力も競争率も日本とは比べ物にならず、その嘆きは結局のところ日本とあまり変わらないことでしょう。

しかし純粋に、大会ですので、勝ちたいものです。

こんな過酷な環境に身体ひとつで乗り込んでくるツワモノ揃いの中で、どうやって成功を収めていくというのでしょうか。

まず、釣りのトーナメントですから、釣りの腕がないと勝つことは難しいですよね。

他にはなんでしょう。

ルアーを無制限に持っていること?高級なロッドとリールを使っていること?高性能はバスボートとエンジンを積んでいること?それともそれ全部が必要なのでしょうか?

この記事は、これまでに約3億円を稼ぎ出したB.A.S.Sツアープロのアーロンマーティンス氏に、トーナメントで成功するための条件をインタビューされたものです。

彼は多くの必要条件があるとしながらも、最も大切な3つの要素を共有してくれました。

気になるその3つとは…ぜひ読んでみてください。

 

よく食べ、よく飲むこと

“You’ve got to eat right," said Martens. “Seriously, hunger messes with your mind. I eat a lot of food. It’s almost all very healthy. Along with that, a lot of fluids. You need to stay properly hydrated and fueled, otherwise your mind wanders and you can’t focus on the tournament."

「ちゃんと食べることですよ」と、マーティンス氏は言いました。「まじめな話、空腹は心をダメにします。私は食べ物をたくさん食べます。それは健康であることのほとんどすべてです。加えて、たくさん飲むこと。きちんと水分補給と燃料補給をすることです。さもなければ、あなたの心は混乱し、トーナメントに集中することができません。」

 

身体を鍛える

“I know that being physically fit is completely essential to my success," said Martens. “Off-season, I work out daily. During the tournaments, I work out when I can.

“Having the physical ability to stand and fish hard all day without wearing down makes it easier to concentrate and focus on fishing. If you are out of shape, you get tired easier and you wear down. The better shape I’m in, the better I fish."

「身体を鍛えることが、成功に絶対に不可欠であることは分かっています。オフシーズン、私は毎日トレーニングしています。トーナメント期間中でも、できる限りトレーニングをしています。」

「身体能力があれば、一日中疲れずに一生懸命釣ることができ、立って激しい釣りに集中するのが簡単になります。体型が整っていないと疲れやすくなり、消耗してしまいます。 「健全な精神(釣り)は健全な肉体に宿る」です。

 

魚探を使いこなす

“I rely heavily on my Humminbird," said Martens. “I study the lake thoroughly with it. It really allows me to learn as much as possible about a body of water in as little time as possible.

“I usually go into a tournament without much information about the lake. Using my graph during practice allows me to figure things out. It’s really essential to my success."

「私はHumminbird(ハミンバード魚探)に大きく依存しています。私は湖を徹底的に調べているので、可能な限り少ない時間内にボディウォーターの多くのことをできるだけ知りたいのです。」

「私は通常、湖についての多くの情報なしでトーナメントに入ります。プラクティス中に魚探を使用すると、物事を理解することができ、成功するのには本当に必要なことです。」


 

いかがでしょうか。さすがはアーロンマーティンス。大事な3つのうち2つは体のことなんですね。

もう一つは、ロッドでもリールでもルアーでもなく、魚探から得られる情報なんですね。

私がプロのアングラーを見ていていてさすがだな、と思うのは、例えばフィッシングショーやトーナメントでもそうですが、大勢の人が集まる中にいる機会が多いのに、風邪をうつされたりしないことです。

太陽の下で活動しますので、体内のメラニン色素が多くなり、免疫力が高まる、なんていうこともあるのでしょうが、やはり体調管理をしっかりしないと生き残れないという危機感のようなものがあるのでしょうね。

それと、情報処理能力というのでしょうか、水中で起きていることを頭の中で映像化する能力がすごく高いんです。

私なんかは、自分が投げたルアーが今どの辺にあるかということさえわからなくなることがあるというのに、その間にプロは水深、ウィードの長さ、ボトムの質の変化などを3Dでスキャンするかのように映像化していくんですね。

そして自分の位置と投げた方向も周りの景色などの情報から覚えているので、後になってもビデオを再生するかのように再現するんです。

魚探のできることが増えれば、そういうプロの強さにより磨きがかかることは想像しやすいことですね。

もしプロを目指すという方がいらっしゃったら、参考になさってください。

 

私のようなサンデーアングラーの方はそこまでする必要はありません。むしろ逆に、日々の忙しい日常に対して、あるいはいつも対人的な仕事だから、釣りという自分だけの時間が流れ、人ごみから抜け出すことで、健全な肉体と精神を保てるということもあるでしょう。

心・技・体という健康は大切にしながら、魚との戦いを楽しめればと思います。

 

釣りのいいところは、釣りというひとつのことに対し、そんな両極端な人たちがいるというのに、誰もが「釣りは楽しい」と思っていることですよね。

他人に流されすぎず(流されることも良いことですが)、自分の楽しみ方で続けてくださいね。

 

それでは、また。

 

毎度ありがとうございます!